03.6.7
日記に間が開いてしまったのです。
金曜日に会社の1つ先輩の方々と、
1つ後輩の方々とお酒を飲みましたのです。
楽しく過ごしておりましたら、
すぐに終電の時刻になってしまいました。
しかし、とても大人数でしたので、
まさか、全員が終電前に帰っていなくなる
なんてことはないだろうと、
きっと朝までの残る方も大勢いるに違いないと思いまして、
帰らなくてもいいか、と
僕は帰らない派になることを心に決めて、
お酒を飲んでおりましたら、
皆さん、お帰りになるのですね。
見事に、いなくなっていました。
み、みんな、あんなに楽しそうだったのに……。
結局、帰らない派は、僕と同期の方1名。
別のお店に移り、やけに冷えた冷房のところで、
うとうとしながら、
「今度からは必ず家に帰ろう」
「まさか全員いなくなるとは思わなかった」
という反省会になったのです。
猛省なのです。
お酒を飲みつつ冷静な判断力を持っていた者と、
楽しさに判断力を失った者の差が
ここに浮き彫りになる。
へもいを通り越して、いたたまれない。
03.6.11
いつも行くお弁当やさんの
「のり弁当」が
200円
になっているのです。
このような特大フォント、初めて使いました。
3年以上日記を書き続けて、
初めて特大フォントを使って表現した言葉が
のり弁当の値段になろうとは。
僕は、のり弁当が200円になってから、
ほぼ毎日、のり弁当を食べました。
のり弁当が200円なのに、
のり弁当以外を買うなどということは
考えられません。
そこのお弁当屋さんには、ふたりのオバサンがいまして、
ひとりの中国風のオバサンは、
ものすごい手際のよさで、お客さんを
グングンさばいていくのです。
それに比べて、日本のオバサンは、
動きはとても早いのですが、
どうも空転気味でお客さんの列がなかなか減らないのです。
中国風のオバサンをじっくり観察すると、
彼女の動きには無駄な部分が
ほとんどないということに気が付きました。
人一倍忙しそうに見えるに、進まない日本のオバサンと、
冷静な表情で日本の約2倍の処理能力の
中国風のオバサン
こ、これは!
しかし、別にどうでもいいことでした、このような話は。
僕が思ったのは、二コレットという
タバコをやめるガムか何かのCMに出てくる
タバコの人形の人が、とても恐くて
思い出すだけで、夜ひとりで
トイレにいけないということなのです
(24才なのに!?)。
二コレットのタバコの人は、
恐くして恐いのでしょうけれども、
もっと恐いのは、マクドナルドのドナルド軍曹です。
いや、軍曹というのは間違いでした。
真っ赤なアフロヘアに、白塗りの顔。
あんなのが窓からひょっこり出てくる様子を想像しただけで、
いつか出てくるんじゃないかと、
昼でもひとりでトイレにいけません。
どうなるドナルド、ドッキドキとはよく言ったものだな。
これも、どうでもよい話でした。
03.6.13
NHKの大河ドラマ「武蔵」の
主人公の武蔵役の市川新之助さんの演技に
なんともいえない感じを持つのです。
市川新之助さんのセリフの言い方は、
常に180%の力が入っている感じでして、
なにもそんなに力まなくても、というくらい
顔を高潮させて筋を浮き上がらせながらセリフを言うのです。
なので、僕はテレビを見ては
新之助さんの血管が、力みすぎで切れてしまうのではないか
という心配ばかりをしてしまうのです。
相手を斬るのが先か、自らの血管が切れるのが先か
そこがドラマの山場となるのです。
どうでしょうか、どうでしょうかと聞かれても。
03.6.15
テレビとかを見ていて、
おもしろいと思ったことなどを
紙にメモしたりしてしまうのです。
先日、会社から家に帰ってくると、
自分の机の上にメモ帳が
開きっぱなしのまま置いてあったのです。
そこには、日付と
「バッハハーイ」
という文字だけがありました。
「バイバイ」でもなく、「バーイ」でもなく、
よりによって「バッハハーイ」。
一瞬、こんなこと書いたっけ!?
と思いましたが、
そういえば、この前見たビデオに
こんなセリフがあって、僕は笑ってしまったので、
「バッハハーイ」
とメモに書き残しておいたのでした。
なんだなんだ、とほっとしましたが
ここでふとある想像をしましたら
とても不安な気持ちに襲われました。
もし、僕が会社から帰ってくる途中で
行方不明になったりしたら。
捜索にあたることになった警察官は
僕の机にあるメモを見ることになるはず。
「バッハハーイ」
警察は、これを遺言的なものであると
勘違いしてしまうのではなかろうか。
捜査は打ち切られるだろう。
もしメモが「さようなら。」であれば
深い意味を感じ、早まってはダメだ
助けなくては、と心配もされるだろうが、
「バッハハーイ」には悲しみがない。
「おあいにくさま、ルパン」と言って
ヘリコプターから下がっている縄梯子に片手をかけた
迷彩服の峰不二子のような勝ち誇ったイメージが
そこにはある。
警察も助ける気持ちもなくなる。
むしろ怒りが湧いてくる。
いざというときに、メモが誤解を生まないように、
気をつけておこうと思います。
03.6.18
間違いが多いのです。
会社での作業なのですが、
もう、なんどやっても間違えるのです。
もう、だれか僕を止めてください。
うっかりミスという感じではないのです。
うっかりミスといえば、
水戸黄門の「うっかり八兵衛」でありますが、
八兵衛のうっかりの単位を、
ここで「八」であると規定するならば、
僕のうっかりは、ゆうに「百」を超えている。
なので、「うっかり百兵衛」ということができるのではなかろうか。
なかろうか、といわれても困ると思うのですが、
うっかり百兵衛の「うっかり」は
どのようなものなのだろう。
たとえば、八兵衛は道に迷ったりして、
迷った先で、のほほんと、お饅頭をほおばる程度。
うっかり百兵衛は、こんなものではない。
黄門様の印籠を、うっかり
印籠サイズの謎の毛の塊にすり替えてしまったり、
助さんの耳を、うっかり、ちぎってしまったり、
角さんの鼻を、うっかり、燃やしてしまったり、
下手をすると黄門様の命さえ
うっかりで奪ってしまう危うさを秘めている。
「うっかりしてました」
と後頭部をかいたとしても、
「百兵衛ったらっ。ははははは」
という雰囲気にはならない。
すでに百兵衛の両脇は
助さん・角さんにガッシリ持っていかれている。
八兵衛のような性格を
粗雑で漏れが多いことから「ざるのようである」
といいますが、ざるでしたらまだ救いがあるのです。
僕は、もうダメなのです、ざるの漏れ方じゃない。
パイプラインなのです、まさに筒抜け。
ゴルビーのパイプライン大作戦。
これでも、真剣にやっているのです。
03.6.22
川崎の駅の近くに、
竹が立てられていて、そこに
たくさんの短冊が飾ってあったのです。
短冊にはそれぞれ願い事が書かれていて、
ついいろいろ見たのですが、
このような短冊があったのです。
「そつ業できますように」
小学生や中学生なら卒業のことを
普通は心配しないと思うのです。
そうなると、これを書いたのは高校生以上
ということになるのでしょうか。
しかし、「卒業」の「卒」の字が
ひらがなになっているのでして、
そうなってきますと、この人の卒業は
結構大変なのかもしれないと思うのでして、
僕も、この人が卒業できますようにと
思ったり思わなかったりしたのです。
03.6.23
就職活動のとき、こう思っていたのです。
毎朝、満員電車に乗ったり、
夜の11時とか12時くらいに
家に帰ってきて、あとは寝るだけ、
というような生活になる会社には
絶対に入らない。
今、考えると、満員電車に乗って
夜の11時に帰ってきているではないか。
へ、へもい。
そして、先輩は、もっと大変なのでして、
このままいくと、僕は、なんかツルリとしていて、
それでいて、噛むと酸っぱくて、壁に当てると
すごい勢いで跳ね返ってくる、
よく分からない桃色のものになってしまうのです
とにかく大変なことになるのです。
はやくお金を貯めて、
「有限会社しーなねこ」を興して、
潰して、興して、潰してしてみたいのです。
「有限会社しーなねこ」会社概要
[資本金]
3000円
[主な事業内容]
紙粘土人形の製造と販売
[従業員数]
2名
[平均年齢]
73才
[所在地]
ブランコのある方の公園
[好物]
オムライス
[必殺技]
熱いお湯をかける
[特徴]
虚弱体質
[売上げ]
0億(円)
[特技]
毒作り
[主義]
なし
[生まれたばかりの子犬]
かわいい
[生まれたばかりの子猫も]
かわいい
[欲しいもの]
タイムマシーン
03.6.25
帰りの電車の中で、
お菓子を食べている女の人がいたのです。
僕も電車の中でお菓子を
食べますが、ガムやキャラメルのような
一度口に入れたら静かな
小さなものなのです。
そのOL風の女の人は、
スナック菓子を食べていたのです。
車内は空きの座席がないため、
彼女は立ったまま、スナック菓子の袋を左手で持ち、
さらに、電車の揺れから体勢を崩さないように、
袋と一緒の手で、金属の手すりを握り締めていた。
そして、電車の揺れの中で、
右手をスナック菓子の袋に入れては、
スナックをわしづかみにし、口に運び、
もりもりと豪快な音を立てて食べ、
また、突然の揺れで体を大きく揺らしながらも、
体をくねらせながら、必死にスナック菓子を
わしづかんでは頬張っていた。
とくに、品川駅と西大井の間は
僕が乗っている範囲ではもっとも揺れが激しい。
彼女は、何度もバランスを崩し、
ハイヒールで床を打ち鳴らしながらも、
スナックを食べた。
そういうゲームかと思ったのです。
03.6.29
細い一本の道を歩いていて、
向かい側から犬を連れた人が来た時、
僕は一体、どうすればよいのか、
頭が混乱してしまうのです。
それが、大型犬とオバサンの組み合わせで、
横に並んで歩いていたりしたら
さらに不安は増すのです。
向かいから歩いてくるからには
すれ違う必要があるのです。
その際に僕は、犬の方に寄ってすれ違うか、
オバサンの方に寄ってすれ違うかで迷い、
非常に不安な気持ちになるのです。
しかし、迷っていても歩みを
止めるわけにもいかず、僕と
オバサン・犬との距離は縮まっていくのです。
ここで、
「オバサン側に寄ろう」
とすると、僕は
こう思われるのではないかと考えてしまう。
「あの人、犬が恐いんだわ」
そう思われては、たまらない。
24歳の男が犬に脅えるなんて、考えられないのです
(しかし、実際に犬は恐いのです)。
では、逆に
「犬側に寄ろう」
とすると、次のような不安に包まれる。
「足を噛まれるのではないか」
オバサン側ならば、犬は首輪についている縄の長さより
遠くまで移動できないのだから、
噛まれることはない。しかし、
犬側を歩くと、噛まれる危険領域に
足を踏み入れることになってしまう。
どうすればよいのか。
プライドを捨ててオバサン側に寄るか、
犬に噛まれる危険を冒してプライドを守るか。
しかし、オバサン側を歩いたとしても
安全だとは言い切れない。
犬がとっさにオバサンの制御を振り切って
吠えて飛びかかってくる可能性もある。
大型犬が暴れたら、オバサンにはどうすることもできない。
さらに、もっと恐ろしいのは、
すれ違う直前に、オバサンが犬の霊にとり憑かれ、
吠えて、僕に飛びかかってくることなのです。
そうなると、犬とオバサンの両方に、
僕は両足を噛まれることなのです。
犬の霊ならまだよいですが、ヒグマだったら
どうすればよいのでしょうか。
と、どこまでも不安になるのですが、
最近は飼い主の方に寄ることにしているのです。
今まで吠えられたことはあっても、
噛まれたことは一度もないのです
(もちろん犬にです)。