03.8.1
 
 


 

先日、同じ会社の女性の方が
僕の方を見てこう言ったのです。

「今日はマレーシア風ですね。」
 

うっ、と言葉に詰まってしまい、
とっさに自分の服装を確認すると、
白いワイシャツに、普通のズボン。
こ、これがマレーシア風なのだろうか。
マレーシアの一般的な男性はこのような格好なのか、
そういえば、そんな感じもしてきたような、
してこないような。

はは、と困って意味不明の笑いを浮かべ

「マ、マレーシア……ですか?」

と、白いワイシャツのすそを広げて見せましたら、
僕の背後からカラフルな服装の女性が
僕を通り越して行きまして、
その「今日はマレーシア風ですね」と言った女性と
話しながら歩いて行ったのです。

僕に言ったのではなく、僕の後ろの人の服装を
マレーシア風だと言っていたのです。

ワイシャツのすそを持って広げた手と、
「マ、マレーシアですか」という言葉が、
空中に浮かんでかたまって、
恥ずかしさのあまり、穴があったら
マレーシア人になりたくなりました。

もし、近くに手ごろな穴があったならば、
我は、マレーシア人になりて
穴から出てきたであろう!
 
 

03.8.5


 

突然、会社の僕のいるフロア全体が
バキュームカーのような臭いに
覆われたのです。

しかし、はじめのうち、誰も
「くさい」と言わなかったので、
この臭さは僕だけが感じているのかもしれない
と不安になってきたのです。

もしかすると、僕の鼻自体が
バキュームカーの臭いになってしまったのか、
(そんなことになったら、その特性を活かし
サーカス団に入るのです。
入ったところで何にもならんがな)

または、無意識のうちに
動物の糞を背中につけたまま
部屋に入ってきてしまったかとも思ったのです
(もし動物の糞を背中につけたままだったとしたら、
その特性を活かし、
サーカス団に入るのです)。

そのうち、どこからともなく「くさくない?」という声が
聞かれるようになり、
僕だけが臭かったのではなかったということが分かり、
ホッと
できるわけがないのです。

バキュームカーが横付けされているような
臭いがしているのにホッとできないのです
(ホッとできたら、その特性を活かして
サーカス団に入るのです、
サーカス団の人、ごめんなさい)。

原因は、近くの川が大雨で
どうかなってしまったためのようでした。
そういえば、以前も臭くなったのでして、
そのときは、バキュームカーが横付けというより、
3台くらい横転したような異臭でした。

それにしましても、会社が
いつ異臭が発生するか分からない場所にあると思うと、
へもくなるのです。
 
 
 

03.8.11
 

先日、本屋で
「借りたカネは返すな!」
というタイトルの本を見つけたのです。

この本を買う人は、きっと
お金を借りている人のはずでして、
そして、お金を返したくない人だと思うのですが、
この本を買うお金で、
お金を少しでも返した方がよいと思うのでして、
このような本を買う人の気が知れない

と思ったのですが、
自分の部屋の本棚を整理しましたら

「四季報でらくらく儲ける本」

「株で1億円作る」

「絶対に失敗しない個人事業のはじめかた」

「頭をよくするトレーニング」

といった本が出てきたのでして、
唖然としたのです。
頭もよくなってないですし、
1億円も作れてないですし、
これでもし個人事業をやったら
失敗するに決まっているのです。

しかし、そのときのために

「失敗を絶対、成功に変える技術」

という本があるのです。
 

しかし、このような強気なタイトルの本が
売れているようなので
僕も勝手に売れそうなタイトルを考えてみました。
 

「どうしようもない男を、絶対に素敵にする本」

「自分の時間が100倍になる!」

「できる人は、ネコ型思考」

「スーパーブレインカスタマー導入法」

「ロジカルエンタープライズマネジメント術」

「ヨモギを食べて血圧が下がった!」

「絶対に成功する奇跡の法則」

「超霊能力で勝ち残れ」
 

自分で書いていて何がなんだか
分からなくなってきましたが、
僕は5番目の「ロジカルエンタープライズマネジメント術」が
ハードカバーでダイアモンド社から1800円で
出てきましたら、
買ってしまうのかもしれないのです。

アホかっ!
 

03.8.18
 

連休が終わってしまいました。
4連休では足りないのです。
1万連休くらいにしてほしいのです。
そ、それと、3億円欲しいのです。

先日、盆踊りの音楽が聞こえてきたのです。
うちの近所だけなのか、わかりませんのですが、
いまだに、「アラレちゃん音頭」
が流れているのです。

「アラレちゃん音頭」は、10年以上前に
できた曲であると思うのでして、
そうなりますと、今の小学生の子たちは
アラレちゃんについては
なにも知らないはずなのです。

そうなってきますと、
「メチャンコ、メチャンコ」
というフレーズや、
「ペンギン村」
という単語が、どのような形で
今の子供たちに解釈されているのか
とても気になるのです。

「ホヨヨデホイ」
「ブタさんマイクでコケコッコー」

カオスなのです。
もしかしますと、「かごめかごめ」のような民謡も
もともとは「アラレちゃん音頭」だったのかもしれない
と思ったのです。
 

03.8.28
 

(ユリオカ超特Qと、神田山陽の区別がつきません)

−−−

そんなこと言われても
という瞬間。

それは、電車の中の「液キャベ」という胃腸薬の
中吊り広告を見たとき。
 

「液キャベは、よく振ってから
こぼさないように、一気に飲んでください。」
 

このよく振ってというのも、うるさいですし、
一気に飲んでくださいというのも、うるさいのですが、
特にうるさいのが

「こぼさないように」

という部分なのです。
そりゃ、誰だってこぼしたくないのです。
 こぼしたら、ウーピーだよぅ。
しかし、僕は頻繁に食べ物をこぼす人間なのです。
いや、そのこぼしようから言えば、人間というよりも、
オランウータンの赤ちゃんに近いと言っても
過言ではないであろう。


 
 





もどる