04.12.1
 

もう12月でして、僕は今年、
一体何をしたのだろうか。
と、毎年書いているように思います。

ここ数年で何をしたのか、振り返って見ても、
なんにもありません。
30才以降が不安です。30才か、それより前に、
僕は無職になっているような気がします。

そんな気がする人、集まれー!!

集まったところで、どうなるものか。
将来の不安は、ビールを飲んで忘れることにします。

ビールを飲んで忘れたい人、集まれー!!

集まったところで、どうなるものか。
ただ、なんとなく集まりたかっただけなのです。
ようするにですよ、さみしいのです。
 

04.12.2
 

風邪が治ってきたのですが、今週末、滝行です。
イガラシイッセイ氏とは、ほぼ和解したのですが、
彼は滝行には来れなくなりました。
サイレンツの解散は、やはりやめにしませんか。
 

それにしましても、一緒に滝に打たれる
スガアザラシさんは、名前にアザラシとあるので、
寒さに強いと思います。
独特の愛くるしさで、乗り切って頂きたいものです。
もちろん、僕も打たれますけれども。
 

あるページに、同じ滝に打たれた人のレポートを発見して、
その人たちは3月に打たれに行ったとあり、
滝行について、

「失神寸前」

と書いてました。

僕らは12月。
 

04.12.4
 

高尾山の琵琶滝水行道場へ、
会社の先輩であるスガアザラシさんと、
滝行の修行へ行ってきました。

まず、始めに言っておきたいことは、
滝に笑いの入り込む隙は、まったくなかったということ。
そんな気持ちを持って来たら、お坊さんにぶっ飛ばされる。
そんな雰囲気でした。「そんな雰囲気でした。」って、
修行なんだからそうにきまってますね。
 

−−−
 

<家を出るまで>

朝8:00に起床。
「ああ、本当に滝の日が来ちゃったよぉぉ、やだよぉぉ」と、
近年にないくらい嫌な気持ちで起きました。
明け方に、滝に打たれる夢を見て、
心臓が少し痛むくらいバクバクなって一度目が覚めたので、
夢でバクバクなんだから、実際に打たれたら
本当にどうなっちまうんだろう、と心配になり緊張してきました。

緊張から吐き気をもよおし、
咳き込んで、オエーっと言いながら、
ズボンの下に股引を穿いて、
肌着の上にTシャツ、その上にYシャツ、その上にコートという
いつもの服装で玄関を出ると、かなり冷えてる。

「絶対に無理だよ、これは」
 

<スガアザラシさんと合流>

高尾山口駅でスガアザラシさんと合流。
スガアザラシさんは、いつも通り。
道場の管理人の方に言われたルートを通って琵琶滝を目指しました。
八王子に着いたときから、どうも気温が下がったように感じましたが、
山に近づくにつれて、空気がツンとしてきました。

「スガワラさん、よく滝行に一緒に来るのを快諾してくれましたね」
と僕が言うと、
「まあ、あの時、飲んでたからね」

しらふの時に言われていたら、断ってたと思う、とのことでした。
 


紅葉がきれいでした。

しばらく歩くと、山道になってきました。
紅葉がきれいで、ハイキングをしている元気な人たちと
すれ違ったりしていると、
滝行さえなければ、このままハイキングして、
楽しい日になるのになあ、と思ったりもしました。
 


スガアザラシさんの後姿。

「もっと密かに(滝行の計画を)進めていれば、中止できたかもしれないのに、
会社でだいぶ広まっちゃったから、行くしかないっすよ!」
と、いつになく前向きなスガアザラシ先輩。
僕は勇気をもらいました。

駅から歩いて約20分。「ザザザザ」という滝の音が聞こえてきて、
道場に着きました。少し安心したのは、
滝の音が「ドドドド」ではなかったことです。
 
 

<琵琶滝水行道場>


琵琶滝水行道場
 

道場の受付に「滝行の修行に来た、しいなです。」と言うと、
管理人らしき、耳の大きなおじさんが、
記帳をして行着(修行用の着物)を持ってきて、待っててください。
と言うので、
スガアザラシさんと、奥の小屋へ行着を取りに行きました。

小屋の中には、「まさに修行者」という感じの白い行着が
たくさん干されていました。
すべて同じというわけでなく、背中に文字が書かれていたり、
生地の厚さも微妙に異なっていました。

僕は、滝に打たれるのだから、
なるべく厚めの布でできた行着を選んだ方がいいな、
と思っていましたら、
スガアザラシさんが「これなんかよくない?」と取ったのは、
背中に文字が書いてある行着。
これが、中でも一段とペラペラ。う〜ん、となりましたが。
結局、スガアザラシさんは、文字入りの行着。
僕は無地の気持ち厚めの行着を選びました
(行着の厚さなど、まったく関係ないことが後で分かる)。
 


行着選びの図
 

滝行が始まるまで、まだ45分ほどあったので、
行着を持って、じっと座って待っていると、
参加者の人が少しずつ集まりだし、
開始時刻には、僕らも含めて13人になっていました。

驚いたのは、その内、3分の1は女性の方だったことです。
さらに、その方たちはもう何度も、滝行をやっている様子でした。
あとは、また常連のおじさんが3分の1で、
残りが僕とスガアザラシさんと、いかにも初心者という感じの
僕らと同じくらいの年の男性2人でした。
「ほとんどが初心者」と聞いていたのですが、半分以上が経験者。
そりゃ、そうですよ、だって

12月の滝行だもの。
 
 

<滝行開始>

開始時刻になると、いかにも健康そうな、
がっしりしたお坊さんが入ってきて、
「じゃあ、行着に着替えてもらいましょうか」
ということになりました。

滝行をするための滝場は、2つに分かれていて
ひとつは足場が石の広い所で、もう一方が、滝そのものなのです。


琵琶滝

滝場は神聖な場所なので、靴を脱いで裸足で入るのですが、
一歩裸足で踏み出して、こう思いました。

アカン!

関西地方の言葉が出てしまうくらいアカンのです。
もうまるで氷の上に立っている感じ。
水で濡れている石の上に裸足で立っただけで
冷たくて痛たたたたた!となるのでして
たまらず、足の側面で立っちゃいましたが、
これから滝かよ!と、信じられませんでした。

滝場には小さな更衣室があり、そこで行着に着替えました。
一気に行着だけになるので、もうガクガクブルブルです。
横のスガアザラシさんを見ると、やはり、ガクガクブルブルでした。


ガクガクブルブルの図
 

なぜ、その行着を着た写真がないかというと、
修行場が、完全に真剣状態に突入しており、
緊張して張りつめているから。というのもありますが、
寒くて、それどころじゃないのです。
カメラを構えるムードでもありませんし、それができる余裕もないのです。

で、これから先のことは、冷たすぎてあまり記憶がないのですが、
その氷的な濡れた石の上に立ったまま、
お坊さんより、琵琶滝の由来や、滝行の意味、
滝に打たれるときはこのようにするようという決まりや、
唱える言葉、唱える回数、手の組み方等の説明が
10分くらいありましたが、
 

ひとつも正確に覚えられませんでした。
 

「何も覚えてないよ」と不安な気持ちで、滝場の掃除をして
(掃除には自分の心の汚れを落とすという意味があるそうです)、
震えながら、冷たい石の上の落ち葉を拾ったり、
狂ったように冷たい水をバケツに入れて、お像にかけたりしました。
スガアザラシさんが、掃除をしながら僕をつついたのですが、
お坊さんの監視下では、言葉も交わせず、
ただ少し笑いあうだけでしたが、
その苦笑を通して、僕らがお互いに言いたかった言葉は、
次の言葉だったのではないだろうか。
 

「大変なことになった」
 

しかし、もう逃げることはできません。
その後、お堂でお経を唱えて、見よう見まねでお祈りして、
また掃除して、ついに滝に入る時が来たのです。
大丈夫だろうか。
 
 

<滝に打たれる>

体や頭に大量の塩を擦り付けて、
初心者から順に、まず、バケツで水を足、腕にかけ、
最後に頭から「えいっ!」と気合を入れて被って、
滝に向かうのです。

なんと、僕がトップバッターになりました。
どうすればいいのだ、手順のことなんかまったく覚えていない!
しかし、そんな不安は、頭から水を被ったら、
一瞬にして消え去りました。
 

ぬんぉー、もうなるようになりやがれってんだよーん!!!
 

なんなのだろうか、体は冷え切ったのですが、
内臓というか頭に炎が点いた感じ。
一気にテンションが上がる!!
でも儀式の手順が思い出せたわけじゃない。
フーッ!フーッ!と大きく呼吸しながら、震えながら立っていると、
経験者の方が、

「あそこに向かって7回拝んで!」

と言ってくれたので、そうだそうだ
と混乱ハイテンションで、そそくさと、拝もうとするが
唱える言葉が思い出せない!
経験者の方が横に来て一緒に唱えてくれたので
そうだそうだと
「南無大聖不動明王(なむだいしょうふどうみょうおう)」
と唱える。けれども、5回以上唱えたことろで、
えーっと、いま何回だ、フーッ!フーッ!
となって、まあ、7回になってそうな気がする!!
と振り向いたら、経験者の方が、
「あっち、あっち、滝、もう入っていいですよ!」
と言うので、そうかそうかと
混乱しながらビショビショでブルブルで、急いで滝の入り口に立つと、
そこには別世界が創り出されていたのです。
 


 

さっきのお坊さんが、なにやらただならぬ雰囲気を醸し出し、
まるで別人のような気合と迫力で、
滝に向かって野太い大声で読経している!!
こええー!
と、僕のテンションは上がりっぱなし。
しかも、滝、近くで見るとずいぶん激しいではないか。
「ドドドド!」っていってるジャン!!と、心でのけぞっていると

「さあ、入って!」

と言われ、入水!もはや何の躊躇もなく、
膝の上まで水に浸かる。
 

ボヘー!!!ピリピリするじょー!!
 

滝の落下点に大きな石があり
ちょうど座れるようになっているので、
そこに手を当てて、「えいっ!」と気合を入れてから
右足を左ひざに乗せて座る。
頭から全身に、なんだかもうよく分からないくらい冷たい
滝がぶつかってきて、この感じは、口では説明できません。
痛いのか、冷たいのか、気持ちいいのか、悪いのか、
息はできているのか、できてないのか。
そんで、僕が打たれながら終始頭に浮かび続けていたのは、
 

「何コレーーー!」
 

ということだけ、本当に。
「何コレ!何コレ!エーッ!?何コレー!うわー、何コレぇえ!」
と思い続けていました。
「滝に打たれたときに、その人の本当の心が出ます。」
というようなことを、お坊さんが言っていました。
心の底から何コレー!って思いました。

お坊さんが「南無大聖不動明王」と叫ぶたびに、
僕も「南無大聖不動明王」と叫ぶのですが、
もう、言えてんのかも分かりません。
 


何コレー!の図
 

滝の弾ける幕の外に、読経するお坊さんの姿、
その奥にはスガアザラシさんが順番を待っていた。

1分以上滝に打たれて、よろめきながら滝から出ました。
スガアザラシさんの様子を見たかったのですが、
まだ儀式が残っているのと、なんだかすごいことになったので、
なんだか楽しくなって更衣室に戻ると、
滝の方からスガアザラシさんの
「南無大聖不動明王」の声が聞こえてきました。
 


ここまで聞こえるの図
 

僕がタオルで体を拭いていると、
修行が終わったスガアザラシさんが元気に入ってきたのです。
なんだかハツラツとしていて、目が輝いていて、
行着が体にペッタリと張り付いたまま、
ウォー!と言った後、こう言いました。
 
 


 

スガアザラシさん、一緒に来ていただけて、本当によかったです。
僕はこの言葉が聞きたかったのかもしれません。
僕もなんだか、イノシシをタックルで倒せそうな気がしましたもの。
 

というわけで、滝行は終了。
修行者の方々に、挨拶をして帰りました。

山道を行きながら、スガアザラシさんに
すごい声が出てましたよと告げると、
「しいなが、あんなに声出してるの初めて見ました」
と言われました。やはり僕も出ていたようです。
 

今思うと、行ってよかったという気持ちです。
しかし、もう2回目はいいや、というのも本当です。
 
 

−−−
 
 

<おまけ>

滝行の後、高尾山の中腹にある
ケーブルカーに乗って帰りましょうということになり、僕が
「こっちの道でいいと思います」
と言った道が、山頂までの道だったのでして、
1時間くらいかけて山頂に着いてしまいました。
山頂でうどんとそばと味噌田楽(味噌おでん?)を食べ、
下りるのにも1時間。天狗饅頭を買って帰りました。
ぐったりしてしまいました。
 
 


つもり違い十か条

う、うるさすぎる。
 

04.12.6
 

滝行に一緒に来て頂いたスガアザラシさんに
熱が出てしまいました。
会社へはいらっしゃいましたが、大変そうでした。
熱が下がりますように。


 

スガアザラシさんを応援する何かを募集しています。
 

04.12.7
 

会社の帰りに、地下鉄に乗りそびれて
ホームに立っていると、背後から人が近づいてきて、
こう言ったのです。

「変態だねぇ」

その人の前には、僕しかいない。

「どうして分かった!」

と思って、いや、そうではなく、
「ええっ!」
と思って、僕は知らず知らずのうちに
変態と判断される何かをやってしまっているのかと、
尻でも丸出しにしながら電車を待っていたかと、
背中に桃屋の「ごはんですよ!」をガメラ状に盛り付けてしまったかと、
カバンだと思って肩から下げていたものが、
実は豚の膀胱に空気を入れて膨らませたものだったかと、
緊張し始めると、その男が急に笑い出したので
チラッと振り返ると、電話で話をしている人でした。

なぜ、わざわざ僕の後ろに来て、電話をするのだ。
 

−−−

熱を出されたスガアザラシさんへの
応援メッセージが届きましたので、
紹介させていただきます。



日記を読ませていただいて小宇宙を高めてます。
スガアザラシさんはおそらく滝修行で一時的に
エイトセンシズに
触れてしまっただけなのです。
今度はカノン島の火口に3日3晩、
身を置いてくれば大丈夫です。

( I 垣さんより )

意味がなんだかよく分かりませんが、
とにかく、ありがとうございます!
こ、これはもしかしてと
「小宇宙」と「エイトセンシズ」で検索をして見ますと、
エイトセンシズについての説明がありました。
(やはり、小宇宙はコスモと読むのですね)



> 阿頼耶識(八識ともいうまたは、エイトセンシズ)=つまり、
> 小宇宙=セブンセンシズを超えた究極の能力。
> 死に際に目覚める力である。
>
> 参考資料:聖闘士星矢大全(集英社発行)

なんだか複雑なことになっていますが、
そういわれますと、確かにスガアザラシさんは、
エイトセンシズに触れていました。
次回の企画は「カノン島の火口に3日3晩」かもしれません。

「聖闘士星矢」を勉強します。
ありがとうございました。
 
 

04.12.8
 

19時ごろ、会議中にお腹が鳴って、
大きな音だったので、周囲の人々に
聞こえたに違いないのです。

それからトイレに行ったら、ファスナーが全開でした。
手を洗って、口をすすいだのですが、
背中に回していたはずの、首から提げる社員証が、
いつの間にか前に来ていて
口から出した水の多くが、社員証にかかりました。
トイレから出ようとしたら、
脇に抱えていたファイルをトイレの床に落としました。
 

「ですか?」と聞こうとして、「でしょうか?」と混ざって、
「ここでいいでしゅか?」と言ってしまうし、
「お疲れ様です」と言おうとして、
ずっと口を開いていなかったので、喉がつかえて
「お疲れ様です」と口パクで言ったり、
分かっていないのに、「分かりました」と言ってしまったり、
分かっているはずなのに、初めて聞いた気分になってたり、

財布と定期と時計と鍵、必要なもの全部忘れて家を出るし、
お茶を飲むとむせるし、背中は痛いしサロンパス臭いし、
N村氏には、「線香臭い」と言われるし、
尿の切れが悪いし、股引がずり落ちてくるし、
姿勢が悪いし、尾てい骨が痛いし、頭にないことを口走ったり、
意味の分からないことを言ったり、
もはや、制御不能です。
 

−−−
 

38度の熱のあるスガアザラシさんへ、
応援メッセージとイラストが届きましたので、
紹介させていただきます。


Rxoです。

くつわを装備するのがいいでしょう。
ラッキーカラーは黄蘗色。
ラッキーアイテムはノッポさんの帽子。

風邪はどうかお大事に。

(Rxoさんより)

Rxoさん、イラストまでありがとうございます。
スガアザラシさんの絵は、漢字にすると
「轡」という漢字になるのですか。う〜ん。

「熱さまシート」をスガアザラシさんへ渡しました。
 
 

04.12.9
 

スガアザラシさんへの応援メッセージ、
第3日目は、杉さんから頂きました。
スガアザラシさんを見たことある人も、ない人も
みなさんがスガアザラシさんを応援しています。
おそるべし、応援の力。
おそるべし、滝の力です。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


こんばんは。杉です。

やはりここは福島県の猪苗代湖へ行き、
湖岸から朝日を眺めるのが良いかと思われます。
朝日を浴びる事により、熱が引くと古来より
言い伝えられております。

お大事にしてください。

(杉さんより)

素敵な写真ですね、猪苗代湖ですか。
なんだか、空とか雲とかの光り方とか山の陰や湖面を見ていると
まったく別の世界を見ている気になりますね。
あの雲の下の辺には、竜とかが飛んでいるんだろうなあとか思って、
僕はこういう時の感じがとても好きなのです。
ありがとうございました。
 
 

04.12.10
 

ウインナーを2本とホッケを一口だけで、
ビールを何杯飲んだのか分かりません。

さみしいからといって、朝まで行くのは
もうよそうと思いますと書いて、
また近いうちに朝まで行くことになるに違いないけれども、
もう朝まで行かないと、ここに宣言しますが、
この宣言も何回目か分からないくらいしています。
だったら宣言なんかしなければいいのに、
とも思うのですが、宣言でもしとかないと、やりきれないのです。

頭は痛くなりますし、もう。
熱さまシートを貼って、これを書いています。

−−−

スガアザラシさん応援週間、
最後は、智之助さんよりメッセージとお写真を頂きました。
紹介させていただきます。



滝行と同じく、只管耐えて下さい。
そうしたら風邪は治ります、多分。
写真はハ×公です。
こんな風にしてたら風は治ります、多分。

もっとこりたかったんですが、
何分時間不足で・・・変なのですいません。

(智之助さんより)

智之助さん、ありがとうございます。

みなさんのおかげで、スガアザラシさんは快復したようです。
ちょうど、渋谷のお店に朝までいたのです。
スガアザラシさんも一緒でした。
風邪がよくなったらすぐ、こんな調子なのですね。
 
 

04.12.12
 

コードレスのヘッドホンを買ったのです。
かなりガッシリしたものを買ったのです。

ヘッドホンなのに5.1chに拡張再生できる
何とかという技術が搭載されていて、
従来の何とか音声を、何とかサウンドに、何とか変換し、
音声フォーマットは、ドル何とかと、何とかビーサラ何とかンドと、
何とかSで、非圧縮何とか赤外線何とか伝送で、

とにかくすごいことになっている

と思って、慌てて注文して、家に届いたのですが、
 

何を聴けばいいのか
 

家のCDを再生する機器には、
ヘッドホンシステムへの出力がなかったので、
とりあえず、テレビに接続しました。
さあさあと仕切りなおして、椅子にゆったり座って、
巨大な黒いヘッドホンを慎重に装着すると、
なんということでしょう。

ヘッドホンが異様に重い。

ヘッドホンをしたまま、説明書を読もうとすると、
ずり落ちてくる。頭を水平に保ちながら、
太極拳のような体勢で切り替えボタンを押すと、テレビの音声が。
さすがにすごい臨場感です。
その時、テレビはドリフの再放送だったのですが、
エンディングのいかりや長介の挨拶を、
ものすごく鮮明に、スタジオのバックの音と聞き分けることができました。

これはすごいと軽い興奮状態になり、
「ファインディング・ニモ」のDVDを試しに再生すると、
水の音がすごい!!
「あんまり水の中みたいなので、息ができなくなるかと思った」
と妹に向かって冗談を言ってみたが、聞いてもいない。
水の音だけ聴いて、またテレビに戻ると
キリンビールのCMで佐藤浩市がカニを食べていた!
カニをハフハフと食べ続ける音、チゲ鍋がグツグツ煮え立つ音。
カニを食べる音だ!すごいリアルだ!
おお、喉をビールが通る音だ!おお!

と、ひとりで興奮してはみたものの。
だから、何だというのだろうか。
何を聴けばいいのか。
 
 

04.12.13
 

日曜日に新選組を見終わった後に、
台所で野菜ジュースを飲んだら、とても眠くなったので、
そのまま冷蔵庫の前に横になっていたら
15分くらい眠ってしまいました。

「そんなところで寝てたら風邪引くよ」

と言われて起きたのですが、
”そんなところ”というのがキッチンの冷蔵庫の前って、
そんな25才が、神奈川県にいるということを
皆に、よく覚えておいてもらいたいです。
 
 

【 豆知識 】

毎朝、ピルクルという飲み物を
ストローで500ミリリットル吸ってから、
会社に来ている人がいます。
1リットルとか、すぐに飲んでしまうそうです。
 
 

04.12.14
 

最近の僕のブームは、会社でお昼に食べる
”玉子屋”という弁当屋のお弁当です。
このお弁当、普通に食べ続けていると、
1週間で、エンタテインメント性がなくなってきますので、
自分独自の工夫が必要になるのです。

そこで僕は、いかに早く食べるかに焦点を当てることで、
エンタテインメント性の維持に取り組んでいます。
以前の日記にも書きましたが、僕の食べる早さは
フロアでベスト3に入ります。
食べ終わった空箱を返却するボックスの中に、
先にいくつの弁当箱があるかが、そのまま順位になります。

少し油断をすると、すでに2つ弁当箱が返却されていて、
3位になってしまい、悔しい思いをしますが、
手を抜かずに黙々と食べれば、まだ誰も返却していないボックスに
1番乗りで返却できます。
コツは、ご飯をあらかじめ8等分にして、
おかずと交互に8ターンでリズミカルに食べること。
冷やっこや、もずくは最後に一気に飲み込むことだと悟りました。
それにしても、玉子屋は、カレー味にすれば、
なんでも押し切れると思っている節があるのではなかろうか。

しかし、この1位も1週間続くと、やはり面白味がなくなってきます。
そこで今度は、空箱返却用ボックスが、
玉子屋によって各階に運ばれてくるのですが、
それとどっちが早いかを競うようになりました。
僕VS社内の戦いから、僕VS玉子屋との一騎打ちに。
返却用ボックスが先なら、玉子屋の勝ち。
ボックスが来る前に食べ終わって、本来ボックスが置かれる場所に
直に弁当箱を置いたら僕の勝ち。

今のところ、勝率は約1割です。
しかも、近頃は弁当販売前にボックスを置くようにしているのか、
勝ち目がありません。どうしよう。

どうでもいいか、そんなこと。
 
 

04.12.15
 

月曜日から、毎日お酒を飲んでいるのでして、
今日は、昨日と同じ居酒屋へ行きました。
同じ居酒屋へ行ったのに、お店の入り口を見たら、
前回来たのが1週間くらい前だったような錯覚を起こしました。

なぜ連続で行ったかというと、
前日に入れたビールタンクが、空にならなかったので
それを空にするためでして、分からなくなってきました。

7人で、タンクが空になりましたら、
お店のおばさんが、「タンクを入れとく?」と聞くので、
「いやいやいや」
と、ほぼ全員で拒否しました。
そんなことをしたら、また余らして、明日も行かなくてはならない。
無限ループではないか。

無限ループも、いいかもしれないね。
 

と、下の写真のモモンガも申しております。


 

04.12.16
 

金曜日は会社の忘年会なのでして、
あらかじめ言っておきます。
 

帰る気はない。
 

「また朝帰りだぁ……」と思うからいけないのだ。
最初から帰らないつもりなら、すべては予定通りで、
後悔することなんて何ひとつないんだってことに気が付いたね、僕は。
発想の転換、ポジティブシンキング。

しかし、頭が痛くなったり、気持ちが悪くなるのは
なんとか抑えなくてはいけない。
けれども抑えながら飲んでいては、おもしろくない。
トレードオフです。TOC、いわゆる制約条件の理論です。
この理論を忘年会に当てはめて解決策を探ると、
「がぶ飲み」という科学的な答えが出てきました。
 

それにしても、なんなのだろうか、
僕のこの意気込み方は。我ながら引きます。
 

04.12.17
 

「帰る気はない。」という公約を出して出席した忘年会。
11時頃の2次会には、約50人の人がいました。
この中の何人が、帰らずに朝まで飲むことになるのか。

そして、その時が来たのです。2次会の締めです。
締めの挨拶を、なぜか僕がすることになり、
立ち上がって、精一杯の声で、こう言いました。

「今夜は飲み明かしましょう!」

一瞬、白木屋の座敷が静まり返りました。
今、振り返ると、随分変だなと思ったのは、
締めの挨拶なのに、グラスを手に持って挨拶をしていたということ。
「しいな、締め!締め!」
というご指摘いただかなかったら、僕は本当にボケて

「乾杯!!」

と言って、高々とグラスを掲げていたに違いありません。
自分のボケ具合にゾッとします。しかし、それくらい僕は、
真剣に帰る気がなかったのです。
0時過ぎ、一本締めが行われると、続々と帰り始める人々。
 

僕はあらかじめ、「この人は、帰らないだろう」と予想して、
比例代表的な順位を、頭の中でリスト化していたのですが、
上位3名の方は、すぐに当選確実になりました。
もっと帰らない党の議席数を伸ばさなくてはなりません。
最終的に、帰らない率70%くらいと予想していた方や、
入社1年目の方々3名も、帰らないことになり、
13名が帰りませんでした。
これは、予想を上回る「大勝」といえるのではないでしょうか。
 

と、言っていられたのは午前2時頃まででした。
 

午前5時、始発が動き出し、店を出る。
「カラオケ歌広場」からトボトボと出てくる13名の顔面は蒼白。
誰も無口で、ポツリと「お葬式の後みたいですね」という声も。
うまいことを言うなあ、と思いましたが、僕はお葬式よりも、
新政府軍に敗れて敗走する新選組みたいだと思っていました。

このようにボロボロになることは、分かっていたのです。
皆さん勝ちのない戦だと分かっていたのです、きっと。
それでも朝まで戦い続ける姿に、僕は新選組を見ました。

駅までの間に、先輩のNさんと、Tさんに、
「予定通りに朝まで行ったから、満足?」
と聞かれまして、僕は枯れた声で
「はい、すべて予定通りで、満足しました」
と言いましたが、それはT川さんが、
「朝まで付き合せておいて、後悔したとか日記に書いたら、ぶっ飛ばすから」
というようなことを言って、引くに引けなくなっていたからですが、
本当に、後悔はしていません。

ただ、疲れ果てました。足腰がガクガクします。
やはり、あれですね。朝までって、あれですよね。
 

僕のせいで帰らなかった方は、
本当に申し訳ありませんでした。
 

また、来週もお酒があります、何回も。
 

04.12.18
 

やはり、体調を崩しました。
毎年、お正月に胃腸を中心とした苦しみに襲われ、
気が弱くなって、「ごめんなさい」と祈ったり、
反省で、ひとりで泣いたりするのですが、
今年は年内に来ました。まだ泣いてはいません。

しかし、痛いので、年が明けるまで、
揚げ物や、お酒が飲めません。がっくりです。

会社での作業も、お酒を飲んでばかりいたため、
間に合うのでしょうか、ツケが回ってきました。お酒だけに。

先日、ヘッドホンを買ったと書きましたが、
いろいろあって、2台目が家に届きました。
「なんで、2台も買ったの?」と聞かれても、
もうこれは、「血迷いました」としか言いようがありません。
いや、「血迷っちゃった」と、かわいく言うこともできるかもしれません。
 

04.12.20
 

渋谷のQUATTROという場所で行われた
イースタンユース」のライブを見てきたのです。

渋谷は人だらけで、恐いのです。
歩いている人のほとんどが、殺し屋に見えます。
話は変わりますが、最近、僕が恐いと思うものは2つあります。
1つは、ホンジャマカの石塚さんの食べっぷりです。
以前は、よく食べる人だなあと笑って見れたのに、
最近は、何か恐くて仕方ありません。
もうひとつは、DHCの受賞っぷりです。
あの受賞の仕方は、尋常じゃない。
「こええぇ」としか言いようがない。
 

ライブなのですが、会場に着いても、すごい人で、
タバコの煙が充満していたので、帰ろうかなと思ったのですが、
8時過ぎましたら、中に入れました。
すると、イースタンユースの3人が出てきて、
物凄い爆音で、ビリビリと心地よかったです。
それにしましても、ボーカルの吉野さんの歌い方があまりに激しくて、
勢い余ってマイクに歯が当たって、前歯が欠けていました。
すごくよかったのは、最後の最後で
僕の好きな曲が出たことでして、感動しました。
 

終了後、冷たいビールを一気にカーッと空けたかったのですが、
我慢しました。
 
 

04.12.24
 

お酒を飲みすぎたためか、胃腸が痛くなったのですが、
それでも飲んでいましたら、だんだん熱っぽくなってきて、
それでも、続けて飲んでいましたら、熱が38度を超えて、
クラクラになってしまい、23日は計20時間くらい寝ましたら、
だいぶ治まりまして、24日は家でビールを飲んでいます。

ところで、人が元気に明るく過ごすために、
大切なことは、生きがいを持つことだと思いました。

別に、飲むことが生きがいだと
いっているわけではないのですが、
目標や達成感が大切なのだと思います。
目標に向かっている間は、あまり疲れないと思いますし、
目標を達成したら、自信になって、元気も出るだろうし、
元気が出たら次の目標も、立てられるでしょうに。
現在の僕は、この逆のスパイラルにあるのではなかろうか。
 

妹が、変な夢を見たというので、
どんな夢だったのと聞いたら、
それは次のような内容でした。

学会のような真面目な雰囲気の聴衆の前で、
僕が自己紹介をすることになり、すごく緊張した僕は、
壇上に立つなり、開口一番、こう言ったそうです。

「こんにちは、石川さゆりです」
 

緊張のあまり、自分の名前も忘れてしまったと
妹は、吹き出して目が覚めたそうです。
石川さゆりの話題は、これまで一度だって出たことはありませんでした。
意味が分かりません。
 
 

04.12.26
 

Flashで作ったシミュレーションゲーム
「たこの店」をランキングに対応させました。

このゲームを通して、
ビールを注ぐときは、グラスをよく傾けるということと、
泡は多すぎても少なすぎてもいけないんだということを、
実感してもらえれば、僕はもうそれだけで満足です。

ところで、タイトルの「たこの店」とは何なのかと言いますと、
よく行く居酒屋の入り口に、突然、貼り紙がされて、
そこに「たこの店」と書いてあったからなのでして、
これまで一度も、その店のことを
「たこの店」と呼んでいる人を見たことがなかった僕は、

(きっとこれは、この店の主人が自ら「たこの店」と書いたのだろうな)

と思ったのです。そういえば、主人は「たこ」にも見えるのですが、
ここで問題なのは、なぜ、主人は「自分=たこ」という構図を、
前面に押し出して、定着させようとしているのか、
目的が分からないということなのです。

それは置いておきまして、その「たこの店」では、
5人以上で行った時は、ビールは10リットルのタンクで
注文するのが安いのでして、
タンクを注文すると、自分で注ぐことになるのです。
その時の経験がこのゲームに反映されています。


 
 
 

04.12.28
 

会社で納会があると妹に言ったら
「また飲みすぎても知らないよ」
と言われましたので、
「納会というのは形式的なものであって、
そんなにたくさんお酒を飲む場じゃないんだよ」
と説明をして家を出ました。
納会で1時間のうちに、缶ビールを5、6本と日本酒を飲んでいました。

「次の店はどこですか?」

会社で先輩に聞いて、
会社を1軒目と勘違いしてしまいました。

もう今年限りにします、このように開始から立て続けに飲むのは。
来年の抱負は、「30分で1杯」に決めます。

それにしましても、カラオケへ行ったのですが、
得点が付けられるタイプでしたのですが、
Tさんの「さくら(独唱)」は、かっこよく、お見事で、
場がしみじみして、その日の最高点89点でした。
実は、同点でもうひとつ最高点があって、それは
「そんな女のひとりごと」で、僕が歌いました。

Tさんと同点ということは、僕の歌も、
かなりハイレベルなのではないかと思いましたが、
僕の方には「すごーい」という反応はありませんでした。
95点を目指そうと思います。
 

家には帰れました。冷えピタを持参するのを忘れて、
頭が痛くなりましたが、おもしろかったです。
今年の飲み納めとなりました。
 
 

−−−
 
 

「たこの店」のランキングが、すごいことになっていました。


(04/12/29 13:00時点)
 

300点の人がこんなに出るとは……。
しかもなんだか、ビールが好きそうな人が多いように思われます。
 

04.12.29
 

お正月を迎える構えで、家から出ずに、
ヘッドホンをしてテレビを見ていたのですが、
もう飽きてしまいました。

今年の漫才のM-1グランプリと、
その敗者復活戦も4時間近く見返して、
決勝へ行くコンビの特徴は、ボケとツッコミの構図が斬新であることと、
コンビのテーマがしっかりしていること、
キャラクターを活かしきっていることなどが、
ネタで一体になっていることではないか、と思いました。

ボケとツッコミの構図の斬新さでは、
笑い飯や、南海キャンディーズだと感じました。
南海キャンディーズのツッコミは、
ボケといたわりという点で、おぎやはぎ的だと思いました。
アンタッチャブルは、テーマや斬新さは感じませんでしたが、
ボケのキャラクター性が異常だと思いました。
他のコンビは、ボケている感じですが、
アンタッチャブルのボケ方は、ボケているというより、
本当に変な人が、普通に行動しているだけと感じさせる
キャラクター性に特徴があると思いました。

笑い飯は、ボケとボケという関係が、
浸透してしまったためか、昨年のような驚きがありませんでした。

漫才を続けていくためには、
オリジナルのテーマとパターンとキャラクターの
少なくともどれか1つを発明して、残りを取り繕って
パッケージにして、形式化して量産できる態勢を
作らないといけないと思いました。
それでいて、飽きられずに新しくあり続けるとは、
一体どうすればいいのでしょう。
 

04.12.30
 

仕事納めの日に、仕事中に納会が始まったので、
ちょっと一杯だけ飲んでこようと思って、
そのまま飲みすぎてしまい、PCの電源だけ落として、
会社を出てきてしまったのです。
そのため、家でやろうと思っていたデータや、
セーターなどを持って帰るのを、すっかり忘れていたのです。

1日空いて、「そういえば、どうしよう」と思っているうちに、
くずかごの中に、腐りかけのみかんを入れたままではなかったかとか、
モニターの主電源を切っただろうかとか、仕事のことが心配になってきて
(仕事のことが心配になるなんて!)、
そわそわしてきたのですが、
家にいても何もすることがないので、
会社は休業ですが、誰か出社しているだろうと、
午後2時に家を出ました。

3時半に会社に着いたのですが、休日なので入り口が開いておらず、
誰か内側から出てきたときに、一緒に入れてもらおう
と思って待つことに。

40分待っても誰も出てこないし、寒い。
もしかして、今日は誰も出社していないのでは。
と、ベンチに座って呆然としていたら、
同じ会社のHさんがタバコを吸いに出てきて、
「ドア、開けますか?」
と言ってくれたので、やっとビルの中に入れました。

エレベータでフロアに上がって、
仕事場のドアをカードで開けて入ろうとしたら、
ドアが開かない。
なんかもう1つ鍵がかかっておるではないか!
「こ、これが、音に聞きし鍵当番の鍵というものなのか」
もうひとりの僕が、へなへなと膝から崩れ落ちました。万事休す。
Hさんのいる3階には入れても、目的の4階に入れないとは。
ドストエフスキーはこう言いました。

「一杯の茶のためには、世界など滅んでもいい。」

この日記と特に関係ありません。

ビルを出て、
「こうなったら、本格的なカレーを食べるまで帰れないな」
と思い、インドカレー店「ルソイ」へ行きましたが、休業。
しかたないので、もう一軒「Maya」というお店へ向かうも、休業。

「たこの店」こと、居酒屋「よし」を覗いたら誰かいるのではないか、
と思いましたが、まさか会社に来ずに「よし」に来る人なんていないなと、
涙を浮かべながら、カレーを食べずに帰りました。

さみしいのです、僕は。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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