05.1.1
2005年になったのですが、
「2005年」と「平成17年」の両方を覚える自信がありません。
2004年は、「2004年」と「平成16年」だったので、
「04」に「16」を足すと「20」という切りのよい数になると記憶することで、
なんとか乗り切ってきましたが、
「05」足す「17」なんて、いくつになるか読めません。
22ですか?
2005は、なんとか覚えられそうですが、
17年は、どうしよう。無理かもしれません。
NHKのニュースで、初泳ぎというのを見ました。
元旦から海で泳いでいる人を見ると、昨年まで
「もの好きな人たちだなあ、大人しい電撃ネットワークみたいな人たちだな」
と思っていたのですが、昨年の12月に滝行をした、今の僕には、
なんだか分かる気がしました。
親戚のおじさんが、新鮮な明太子とイクラを送ってくださって、
これを熱々の炊き立てご飯に乗せて食べたら、もう大変です。
もはや明太子とイクラのご飯だけが楽しみです。
本を読もうとしても、集中できずに眠くなりますし、
ずっとヘッドホンをしてテレビを見ているためか、微熱が下がりません。
ヘッドホンを外して、テレビを消していると、
お正月ではない時間が、一瞬だけ戻ってくるのです。
このお正月であるという雰囲気さえ消せれば、
普通の休日が送れるというのに、それが、この正月ムードのため、
正月の休日モードになっているのです。
正月の休日というものは、なんか全然駄目なのです。
正月め!正月め!
年号は覚えられませんし、正月さえ来なければ、
もっとあれなはずなのに、という気持ちでいっぱいです。
ここまでくると、もう妖怪の仕業としか言いようがありません。
みなさん、正月の妖気に気をつけてください!
みなさん!正月の妖気に!気をつけて!
05.1.2
昨年の30日の日記に、こう書いたのです。
「さみしいのです、僕は。」
この1文により、翌日の大晦日には、きっと
誰かから、こう何か、お誘いみたいなものがあるのでは〜?
と、まあ、うすーく、薄くですよ、一升瓶の水に
カルピスの原液を1滴垂らした程度に薄く、
期待をしていたのですが、まあ、当然ですよ、
何もお誘いが、こんかったわけです。
ならば、あそこならと、大晦日の夜、
僕はマフラーを巻いて、雨でビシャビシャになった雪に足を取られながら、
目黒にある居酒屋「よし」に向かったのです
(「よし」は会社の人が頻繁に集う店なのです)。
午後7時。店の前に立つと、
ビールケースを整理していた、タコ似のおじさんが。
「いらっしゃい、まいどー」
僕はすかさず、電車を降りた時から出そうになっていた質問をした。
「誰か来てますか」
「まだ、誰も着てないよ」
お客はおろか、いつもいるお手伝いのおばさんもいない。
そりゃそうだよなあ、やっぱりなあ、「よし」以外の店は全部閉まってんだもんなあ。
と、心底ガックリきました。
ハウルから出てた、どろんとしたやつが出ました、僕からも。
「寒いから、中で待ってなよ」
店内で待っていても、誰か来るという保証はない。
会社の人とここへ来るとき、たいてい僕がフライングして1番に来るから、
店の人は、僕が来たら少なくても5人は来る、
と自動的に考えるようになっているのでして、
結局、誰も来なかったら、
このタコのおじさん、落胆するだろうなあと思い、
「い、いや、また来ます」
と慌てて店を出たのです。
タコのおじさん、すまぬ、と思い家に帰ろうとするも、
どーしても、なんだか、さみしいではありませんか。
目黒から乗って、品川で降りるのですが、
どーしても降りる気がせず、結局、山手線を1周してしまいました。
そうだ、近所の友人と飲もうと思ったのですが、
微熱が出てきたので、静かにしていました。
「さみしがるのは、心にも体にも、よくない」
これが昨年最後の教訓であったわけです。
涙で来年が見えない、と一瞬思いましたけれども、
まあ、これがよかったのだと、思いました。
05.1.5
仕事始めの日から、ボーっとしたり、
ある会議で一番重要な人を抜きにして会議を開催しようとして
たくさんの人にメールを出したのち、
その日程を変更したいのですがと言って回ったりしていましたら、
僕のPCが突然、昇天したのです。
メール、プログラム、ツール、
昼食をとった会社周辺のレストラン約70店の格付け表、
僕の3年間が、すべて遠くの彼方へ飛んでいきました。
先輩方に色々試みていただいたのですが、
元に戻りませんでした。
約1週間かけてやった作業は全部なくなりましたが、
締め切りは、あさってのままでして、
ユースケ・サンタマリア風に言えば、
「せーの、ギブアップ」
です。と、言っている場合でもありません。
何か悪いことでもしたかと、振り返ってみると
いくつか思い当たる節があります。
喪中だというのに、しめ飾りと鏡餅を飾ったり、
年賀状も少し書いてしまいました。
というか年賀状コンクールにまで応募していました。
喪中のときは、これらのことはしてはいけないそうです。
それから、今日。
新年朝礼のとき、締めで「オーッ!」と声を上げるところを、
恥ずかしがって言わなかったのが、いけなかったか。
オーッ!
今頃言っても遅いか。PCが昇天したときは、
自然に「オーッ!」と言いそうになりました。
う〜ん、まいりました。
05.1.6
昨日、僕のPCが昇天し、まったく起動しなくなってしまい、
HDDを外して他のPCから見ようとしたり、
起動ディスクを使って立ち上げようとしたのですが、
どれもうまく行かず、全身の力が抜けたまま終電で帰ったのです。
3年分の蓄積が消えてしまった。
締め切りも迫っており、このままでは、
隊の法度により切腹させられる。
と暗い気持ちで、今日、出社しましたら、
昨日も復旧を夜0時まで手伝ってくださった先輩のUさんが、笑顔で
「できるかもしれない」
と言ったのです。
僕はもう諦めていて、1から作業をやり直す気持ちでしたが、
ここでうまく重要なデータを引っ張ってこれたら、
こんなによいことはない、けれども
いったん喜んで、やっぱりできなかったら
さらにガックリきて、どこかに直径1メートル、深さ4メートルの穴を掘って、
5時間くらい底で体育座りをすることになると考えて、
慎重にUさんの後を追ったのです。
起動しなくなったWindowsのPCにCDを入れて、
Linuxが立ち上がると、Uさんはコンソールを次々と立ち上げ、
そのそれぞれで素早くキーボードを叩き、
画面の文字はスラスラと流れるようにスクロールし、
僕は圧倒され、
「この光景、甲殻機動隊とかで見たことある」
と思って、呆然と立ちすくんでいると、
上海に行く先輩の I さんが
「しいな、あきらめな。上海行くか」
と、すごいことを言ったりしているうちに、
Uさんは、なんと、PCのデータを、
他のサーバー経由で、コピーできるようにしてくださったのです。
これまで目にするだけで、書いたことはありませんでしたが、
まさに、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
という感じでした。
そしてメールはすべて元通りになり、必要なデータはノートPCへ移せました。
僕は隊の規律による切腹をまぬがれたのです。
会社周辺のレストラン約70店の格付け表も抽出。
Uさんの同期の方の間では、Uさんは「おとうさん」というあだ名で呼ばれていて、
今までピンとこなかったのですが、今日、確信しました。
Uさんの信頼感漂う後姿は、
「『おとうさん』以外の何者でもない」
Uさん、本当にありがとうございました。
I さんもありがとうございました。
05.1.9
僕の調査によると、
「お正月は、することがなくて暇だった」
という人が、とても多く存在していることが分かりました
(僕の「とても多く」は3人以上です)。
そして、思ったことは、お正月にこそ、
ソフトボールとかフットサルとか、芋煮会をするべきだということです。
いや、そういうことが言いたかったのではありません。
日本人のとても多くが(この「とても多く」はとても多くなのですが)、
お正月はテレビばかり見て、過ごしただろうということです。
そして、お正月にやっていた番組は、
お笑い番組ばかりだったので、
日本国民は若手芸人の漫才、漫談、コントを、
1組につき2回は見ていると想像するのです。
そして、コンビによっては4回くらい見たのもあって、
同じネタだけど、今回は少し乗ってないな、とか
ここを飛ばすなら、あのネタをやるべきなのにとか、
そういうことが自然と感じられてくるのでして、
これは、メディアの強大な力によって、
日本人がお笑いで洗脳されている
と思ったのです。
このことが社会にどのような影響をもたらすかというと、
若手芸人が、何か振られたときに
「ちょっとまってくださいよ!」と大きな声で言って、
手を上げながら数歩前に出てくるとか、
先輩芸人の前フリに、腕組みをしたりして、
フリ通りに納得したり驚いたり、トークをうまく展開させるための動作をすることが
さんま御殿以外の様々な場所で展開され、
さらに浸透することによる、
普通の人々の芸人化現象なのです。
電車の中で聞き耳を立てていると、
学生の会話や、若いサラリーマンの会話にまで、
既に芸人化現象が見られることに驚くのです。
そして、もっと驚くのは、それが面白いということでして、
以前、電車内で吊革を掴んで立っていましたら、
向かいのシートに座った、大学生らしき2人組の話が面白すぎて、
思わず笑ってしまったことがあるのです。
何の話かは忘れてしまいましたが
(これも芸人化現象の大きなポイントです)、
僕は奴らの話に「フフーッ」と吹き出してしまい、
とっさに腕で顔を隠したのですが、
「おれたち、そんなおかしい話したっけ」
と言って笑っていたので、完全に気付かれたのですが、
恐い人でなくてよかったです。
それはそうとしまして、芸人化現象はすぐそこまで来ているので、
テレビの洗脳をかわして、注意する必要があります。
笑いが増えることはよいと思うのですが、
危惧するのは、思考がステレオタイプになることです。
と言いつつ、僕自身かなりやられている気がします。
(このように、日記にまでオチをつけないと気が済まないことも
芸人化現象の危険なポイントなのです。)
05.1.11
マツケンサンバをテレビで何度も見ているうちに、
感覚が麻痺してきて、普通のことに見えてきたのですが、
やはり、マツケンサンバは異常だと思う。
あらためて、あのキラキラはおかしいし、
ダンサーが持っている変な棒も、変だし、
あのステップも不思議だし、
もう「なんで」としか言いようがない。
全部おかしい。そのおかしさのせいで、
「熱い風に」の「に」が「にぃ」と少し上がっているところとか、
着物、江戸とかそういうのとか、
「カルナバル」が何なのかということが、
完全に吹っ飛んでいました。気をつけなくてはなりません。
でも生でマツケンサンバを見てみたいなあ。
05.1.13
お酒は30分で1杯のペースを超えない
という約束は、破られました。
う〜ん、まいりました。もういいのです。
今年の目標は肉体改造にしました。
夏にはすごいことになるようにしたいものです。
飲む回数を2回減らせば、そのお金でジムへ通えるはずです。
その方が、健康にいいに決まっているのです。
しかし、結局はなんだか、サウナに入って
アルコールを抜くだけになりそうですし、
もう、どうしようかね。
05.1.15
「飲む回数を2回減らせば、そのお金でジムへ通えるはずです。
その方が、健康にいいに決まっているのです。」
と書いた次の日に、朝まで飲んでいました。
外は雪になりそうなくらい寒いし、帰るのはさみしいし。
店を出て駅に向かうと、ホームに別の場所で飲んでいた人が数人いて、
なんか楽しくなってきたんだもんなあ。
後悔はしていません。
うそです、少ししています。
疲れましたし、内臓も完全でありませんし、
なにか年齢的、体力的なものを感じました。来月で26才になるとは。
どういうわけか、まだ22才のような気でいました。
会社に入ったら、時間の流れが変わったのです。
会社って竜宮城ではなかろうか。玉手箱を開けた感じです。
自分は変わってないと思っていたら、
実際の時間はもう4年近くも流れていたとは。
な、なんなのだ、このセンチメンタルな日記は!
05.1.18
酒が飲みたい。
05.1.19
前日の日記に「酒が飲みたい。」と書いたのですが、
それを見た、多くの方とお酒を飲むことができ、
ぼくは幸せ者です。しかし、やはり、飲みすぎました。
ビールを中ジョッキで8杯くらい飲んで、
なんだか、帰りの家までの記憶が途切れ途切れですが、
ガハハハハ!
ガハハハハハハ!
ガハハハハ!ガハハハハハハハ!
最初、お店には、ぼくとKさんのふたりでしたのですが、
10リットルのビールタンクを注文し、
このままふたりだと、ひとり15杯は飲まないといけなかったのですが、
これは自分自身を追い込むための試練でして、
それくらいしないと、あれだと思ったのですが、
最終的に10人近くになり、ビールはすべてからになりましたが、
なんだそれ。
頭を前と後ろから冷やして眠ります、眠りますが、なにか?
脱水症状です。
それから、どなたでもいいので、僕を抱きしめてください。
うそです。いや、全部うそとは言い切れまい。
(もう意味が分かりません)
05.1.22
肝臓によいと言われているウコンの錠剤を
先々週から毎日飲んでいるのですが、
これがとてもよいようでして、
普段なら、翌日は午前半休になるくらい飲んでも、
普通に出社できてしまうのでして、
これはすごいのではないかと、少し感動したのです。
そんで、感動のため、3夜連続でビールをがぶ飲みしても、
全然やはり大丈夫でして、金曜日は朝までビールを飲んでも、
眠くなるだけで、内臓は全然大丈夫であったのでして、
ここまで、効能が実感されると、かえって
ちょっとまずいんじゃないか
と思い始めたわけです。
本来なら、よっぽどのことがない限り、
引き出してはいけない所の人間の治癒能力が、
ウコンによって、前借的に引き出されているのではなかろうか、と。
でなきゃ、こんなに都合のよい話はない。
それともあれか、プラシーボ効果というものなのだろうか。
それにしても、先週の金曜日も帰らず、今週も帰らなかったので、
金曜日は家に帰らなくていいですか。
(注:ここから急にさみしくなってきました。)
もう自分を制御できないのです。ああ、猫になりたいよ。
できればお年寄りの家の、猫がいいです。
それと、木曜日はTさんのお誕生日の、お祝いに行き、
Tさんと同じ年だということが分かり、
うすうすそうではないかとは思っていましたが、ショックを受けました。
それから、前回の日記は、ビールをがぶ飲みして
帰ってすぐに書いたものなのですが、なんか、ひどいことになっている。
「ガハハハハ!」ってなんだ。
それから「僕を抱きしめてください。」というのも
悲しいことを書いている。実に悲しい。
お酒の席で、抱きしめてあげようかと、ある方に言っていただけましたが、
社交辞令でも、そう言っていただくと、
い、いや、大丈夫です。あれは抽象的な意味での抱きしめなのです。
と答えてしまうというのは、なんか、もう、これも悲しい。
なんなのだ抽象的な意味って。
明け方、同じく朝まで飲んで変になったスガアザラシさんと
抱きしめられるような、相撲のような体勢になりましたが、
そこには、心の隙間を埋めるようなものは何もないのだな、これが。
(逆に、あったら、こわいですね。)
05.1.23
100円ライターでの変わった火の付け方を
練習しているうちに、小指の毛がなくなっていました。
すぐに月曜日がきやがるのでして、
もう、あれな気がしてきました。
そして、突然の自分探しです。OLか!僕は。
いいえ、僕はOLではありません。
青い鳥を夢中で追って、崖から転落するのです。
05.1.24
お昼、お腹の調子があまりよくなかったので、
いつも会社に来る玉子屋のお弁当は、
胃に重たい場合があるので、
ローソンでおにぎりを2つ買って食べることにしよう。
と思って、会社を出て少し歩いたら、
ちょうど信号が青だったので、思わず渡ってしまって、
ローソンから大きく遠ざかってしまったのです。
しかたがない、ローソンはやめて、
ほかほか弁当のサッパリした弁当を食べようと、
坂を上がっていると、会社のNさんに「今日はなにを?」と聞かれましたので、
「今日は、ほかほか弁当にします」と答え、
「玉子屋は油っこい場合があるので」と僕が言うと
「ほかほか弁当だって脂っこい」
と指摘を頂きまして、その通りだと思いました。
ほかほか弁当は、どう考えても、玉子屋より脂っこい。
本当は、脂っこくないものとして、ローソンでおにぎりを
2つ買って食べようと思っていたのですが、
信号が青だったので思わず渡ってしまって、
このほかほか弁当の道に来てしまっただけなのです。
と言い訳をしたくなったのですが、
僕の話す早さと、道の混雑を考えると、何も言えませんでした。
でもよく考えると、ほかほか弁当を過ぎた先にも
コンビニがあるので、そこでおにぎりが買えたのですが、
Nさんに「今日は、ほかほか弁当にします」と宣言した手前、
僕は、ほかほか弁当の列に並ぶしかなかったのでして、
もっともサッパリしていそうな、「とりごぼう弁当」を買おうと、
注文をしましたら、店員さんに「お時間かかりますが、よろしいですか」と聞かれ、
「あ、う」となって、咄嗟にポスターを見て「じゃあ、ロ、ロコモコを」
と口走ると、なんだか得体の知れない
「ハンバーグ丼」のような重たいものを買っていたのです。
数秒前まで、自分がロコモコを買うなんて、考えもしなかった。
なんか、もう、当初予定と全然違うと、ガックリしながら会社に戻り、
寒かったので、せめて熱いお茶を買おうとボタンを押す直前、
そういえば、家からお茶を持ってきてたんだ
と気が付いたのですが、そのままの勢いでボタンを押したら、
ザッと氷が落ちる音がして、
氷入りの冷たい緑茶が出てきてしまったのでして、
僕はボタンを間違えていました。
ということで、僕が描いていた昼食「お茶とおにぎり」は、
「氷の緑茶とロコモコ」という、自分でも驚く組合せに
知らず知らずのうちに移り変わり、
人生って何が起こるかわからないということと、
お昼すら、自分でコントロールできないのかと泣きそうになりました。
そんで、お酒を飲まずに家に帰ると決めていたのに
(僕がマフラーをしているときは帰るという意思表示と判断してください)、
「おとーさん」こと、Uさんとお話をしているうちに、
なんだか、1時間だけ飲んで帰ろうかなという気になって、
結局2時間飲んで帰って、電車のドアに頭を預けて眠りながら帰って、
家にあった、から揚げを電子レンジで温めて食べたら、
上あごをやけどして、ピリンピリンですよ。
もう、アウトです、僕は。
05.1.25
昨日、会社の近くの居酒屋「よし」へ行きましたら、
そこで働いているおばさんに
「ホームページ見ましたよ〜」
と言われ、なんともいえない感じになりました。
以前、お店の柱にへもいっ子クラブのシールを貼っていたのでした。
そこのおばさんは、僕のことを
「椎名」というだけで「きっぺい」と呼ぶのでして、
「僕は、きっぺいじゃないので、やめてください」
と何度も言っているのに、きっぺいと呼び続け
「じゃあ、しーなねこと呼んでください」
と言ったら、
「きっぺいなら、きっぺいちゃんって呼べるけど、
しーなねこだったら、しーなねこって呼び捨てになるじゃない」
とおっしゃっていたのですが、
「しーなねこ」も「しーなねこちゃん」と呼べば済む問題だと思う。
というよりも、顔を覚えられてしまうくらい
行くものではないと思いました。
05.1.26
今日は、ビールを飲んで焼肉を食べました。
いつも通りビールを飲んで、
終電の中で、手首を天井から結ばれた囚われの人のような体勢で
吊革につかまったまま帰ったのですが、
目的駅に着く頃には、少し元気になっており、
小腹がすき、無性にカレーライスが食べたくなっていたのです。
なので、駅を出て、松屋に入り、
チキンカレーを注文し、テイクアウトして鎌倉街道を数分歩き、
「ここまできたら食べても大丈夫」
と自分のルールで決めている、人気の少ない地点に到着すると同時に、
袋の中のカレーを開けにかかったのです。
ところが、この松屋のチキンカレー、
セロテープできっちり四方を固めてあってな、なかなか蓋が開かんのだ。
酔いと、歩きながら開けようとしているので、
足元が左右にふらつくのでして、セロテープの一点に意識が集中したその時、
おおおっと、ふらふらと右方向に4歩ほど転びそうになったら、
僕と同じくらいの高さの壁か柱があって、それに激突しそうになって持ち直したのですが、
よくよくみると、なんということだ、
抱きしめ合っているカップルではないか
もうカレーなど辺りにぶちまけて、でたらめに走り出したくなったな。
「お、おのれ、ここをどこだと思っている」
とも思いましたが、公道でカレーを食べながら歩くのもあれなので、
ドローなのです。いや、ドローではない、明らかに僕の敗北だ。
松屋のカレーを必死に開けようとして、よろめく25才。そんな午前1時。
そりゃあ、向こうだってビックリしただろう。カレーの匂いをプンプンさせた
怪しげな男が通り過ぎるかと思ったときに、突然、
よたついて抱きしめ合っている自分たちの方に
転がり込んできたのだから。
へもいです。
05.1.27
会社で仕事をしていると、
同期のイガラシイッセイ氏が僕の背後にやってきて、
「先週の金曜日、帰らなかったでしょ」
と言ったのです。
「帰りませんでした。先週も、先々週の金曜日も」
と答えると、イッセイ氏は真剣な表情になり、
小声をさらに小さくし、周囲に洩れない声でこう言った。
「ある匿名の人から、しいなを家に帰らせろという指令を受けた」
うっ、っと僕は言葉に詰まった。どういうことだ。
一体何の目的で、誰が?
「一体、誰なんですか、その依頼主は」
「それは言えない」
急に緊張してきました。依頼主は同期か、先輩か、後輩か。
そして、この指令、冗談なのか、本気なのか。
先週残った人と、先々週残った人でフィルタをかけると、
ひとりの方が浮かび上がってきた。そこで、その方が依頼主ですか
と聞いてみても、イッセイ氏は、まったく表情を変えなかった。プロだ。
この人は、このような依頼を受けると、必ず貫徹する人なのだ。
さらに、この人は冗談と本気の境目がない。
「で、でも、僕は残ってくださいとは誰にも言っていませんよ」
「しいなくんのことを気遣って、帰らなかった人もいたというのに
そんなこと言って、身勝手だと思わないのか」
「お、思います。すみません(何人かに電話もしていました)」
「しいなくんを残して帰ったらかわいそうだからって、帰るに帰れない人が出ている」
「そんなに気を遣っていただけていたとは、本当に申し訳なかったです」
「うん」
「優しい人ですね、その優しい依頼人はどなたなのですか?」
「それは言えない」
と、最後まで依頼人を隠し通し、僕の心に不安を残し、
イッセイ氏は去っていったのです。
どなたが依頼主かは不明なのですが、朝まで飲むことはやめるようにします。
それは、皆のためでもあるし、自分のためでもあるのです。
ごめんなさい。
05.1.28
家に帰れました。
会社を出るとき、今日は飲みに行かないのか
ということを聞かれましたのですが、
胃の辺りがいたいのと、疲れてしまったので
「今日は帰ります」と言って会社を出たのです。
でもしばらく歩いていると、
なんか1週間会社に来たのだから、このまま帰るのはなんかなあと、
なんかなんか思って、気が付いたら居酒屋「よし」に入っていました。
(もう病んでいるとしか言いようがない)
座敷に上がると、おばさんがきて、
「テーブル並べ替えましょうか?」
と言うのですが、これはいつも僕が来た後に10人近く来るため、
テーブルを2つ付けなくては座れないからなのですが、
「今日は、僕しか来ないかもしれません」
と言っているのに、おばさんは
「いつもそう言って、たくさんくるじゃない」
と進んで並べ替えてしまったのです。
なんか申し訳ないなあ、と思いながら
チャーハンとコロッケを食べ、生ビールを飲みながら、
本を読んだり、周りの会話とかが耳に入ってきたりで、
絵に描いたような酔っ払いのおっさんが、品のないことを言ったり、
また別のおっさんが、つまらないダジャレを言ったり、
(言うだけならいいが、勝ち誇るのはどうかと思う)
隣では商談的な話をしていて、
「こんなとこですんなよ、まとまる物もまとまらんわ!」
と思ったりして、2時間経過したのですが
やはり誰も来なかったのでして、お店を出て帰りました。
ひとりできたら、「よし」は、いつもと随分違って見えたのです。
ところで、話は変わりますが、
西ローランドゴリラの学名は「ゴリラゴリラゴリラ」というそうで、
なんか「カメラ!カメラ!カメラ」という曲のタイトルに似ているので、
カメラをゴリラに変えてみると歌詞はこうなる。
「ずっと欲しかったゴリラ/探してた/手に入れた」
「ゴリラの中/3秒間だけ僕らは突然恋をする/そして全てわかるはずさ」
だからどうというわけでもないが。
じゃあ、東ローランドゴリラというと、「ゴリラ ゴリラ グラウエリ」
と3段目で見事に落としてくるのでして、やるな東、という感じがする。
さらに、マウンテンゴリラはというと、「ゴリラ ゴリラ ベリンゲイ」と、
「バンゲリングベイ」みたいなことになっている。
さすがはマウンテンとしか言いようのないところまで来ている。
05.1.29
お酒のことばかり書くのは、もうやめようと思う。
同期の I さんの結婚式の2次会へ行ってきました。
半分以上の方は、初対面の方で、とても緊張して
ついビールを飲みすぎました。
数杯でやめておこうと思っているのに、
緊張していると、止まらなくなるのでして、
逆に緊張していないときがないので、常に飲みすぎて落ち込む。
お酒のことを書いてしまった。
会ではビンゴ大会が開かれ、最後の方でビンゴになって
景品を頂きました。入浴剤のセットでした。
終盤で、なぜか僕にマイクが渡されて、
「何でもいいので、ひとことを」といわれたので、
自分と花嫁の I さんとの関係、 I さんの職場での様子を語ってから、
おめでとうございます、お幸せに!
と言うべきでした。それなのに、もうその時点で
椅子が欲しいくらい酔っていたので、
何も言えずに変なことをしてしまった。
なんであんなことしたんだろう。
目が回るし、出過ぎたことをしてしまった。
救われたのは、初対面の方が
「ファンになりました」と言って来てくれたことです。
でも、ファンって……。
皆さん、きっと、僕のことを
結婚式に付き物の「バカな酔っ払い」として認識しただろうな。
でもその通りだもんなあ。
誰か助けて!
05.1.31
「疲労とは汚れである」
という言葉がある。僕が考えた言葉なのですが、
疲労は汚れではないかと、最近気が付いたのです。
顔を洗った時、お風呂に入ったときに、
疲れが消えるのは、そのためではないか。
そして、疲れてくると部屋や机や眼鏡のレンズが汚れてくる。
ここに疲労と汚れの密接な関係があるのではないか。
ないな、別に、ここには。
だって、寝るだけで疲れが消えるもん。
今年の初めに肉体改造をすると書いてから、
毎日、腹筋と背筋を20回、ダンベルを持って腕を回すのを
前回し、後回し各100回やっています。
しかし、体に変化がありません。
あえて変化を挙げるとしたら、ダンベルを持って腕を曲げる動作が、
庄屋で大ジョッキのビールを飲むときの動作と重さに似ている
と気が付いたことくらい。1kgのダンベルじゃいけないのですか。
なんとか、夏にはTシャツを着れるようになりたい。
そして、僕の知らない海外の有名なアーティストの
ロゴの入ったTシャツを着て、
「しいな、そのアーティスト好きなの?」と聞かれたら
「見たことも聞いたこともありません」と答える、
そんな人になりたい。