会社帰り、20時半、品川駅で横須賀線に乗ろうとしたら、
横浜方面で地震があったということで、
横浜方面へのJR線は全部止まっちまっているじゃないですか。
どうにもならん、ということで山手線で目黒に戻って、
居酒屋「よし」の中を『だれかいるのでは?』と外から覗いてみたのですが、
知っている顔がなかったので、お酒を飲むのはやめて、
ご飯を食べて運転再開まで時間を潰すことにしました。
せっかくだから、ちゃんとしたものを食べようと、
よさそうな店を探していたのですが、僕の悪い癖でだんだんぼーっとしてきて、
気が付いたら「牛角」の中の席に座っていました。「牛角」はどこにでもあるではないか。
それに、あさってに焼き肉を食べる予定があるので、
焼き肉だけはやめておこうと思っていたのに。
何を食べようかと真剣にメニューを見ていたら、
ふいに店員さんに「お飲み物をお先に伺いますが」と言われて、
条件反射で「生ビール、中」と答えてしまう。
今日はお酒を飲むのはやめておこうと思ったというのに。
どうしてこうも考えと違うことになるのだ?僕だけですか?
肉を2皿、ご飯を2膳、シーザーサラダを食べて、
1時間半を潰して22時になったので、
もう大丈夫だろうと品川に行ったら、まったく動く気配なし。
それどころか、振替輸送の京浜急行が人だらけで、
スズメバチの巣みたいになっているではないですか。
それでもしかたないから乗るしかないと思いましたが、
さっき焼き肉食べ過ぎて気持ちが悪いので乗れない。
途方に暮れて立ち尽くしていたら、
渋谷から東急線に乗りなさいという放送があったので、そうすることに。
最初からそうしておけばよかったのだ!!
それにしても遠かった。あざみ野まで出て横浜市営地下鉄。
0時半に家に着きました。
鏡を見たら鼻毛が出ていました。
もう、どうにでもしてくださって結構です。
お昼休みに外に出て、中華料理屋の前のお弁当を買おうと、
千円札を出して「1つください」と人差し指を1本立ててお姉さんに言ったら、
「私も客なんですが……」
と言われ、「すみません」と謝っていましたら、
横から「こんにちは!」という声がしたので見ると、
何度か会ったことがあるけれども、どなただったかすぐには思い出せない女の人がいて、
きっと会社の人だなと思って「こんにちは」とお辞儀をして、
3秒後に「あああっ!!」と思ったのは、その人が、
へもいっ子クラブのオフ会に2回も来てくれた
もぐらさんだったからなのでした!
「もぐらさんじゃないですか!なんでここにいるんですか!?」
と驚くと、もぐらさんは就職活動中で、
僕の勤めている会社の説明会を受けた直後で、
「この辺にいれば、しいなさんが出てくるのではないかと思った」
とのことでして、本当に出てきて驚いた、と言っていましたが、
僕も心から驚きました。
驚いたまま5分ほどお話して、お別れしました。
イガラシイッセイが会社のパンフレットに出てて面白かったと言っていました。
もぐらさんが入社してきたら、おもしろそうだなあ。
会社に戻ってから思ったのは、せっかく久しぶりにお会いしたのだから、
ランチを一緒に行けばよかった!!ということでして、
なんで僕はそのことを、その場で思いつかなかったのかと、
激しく後悔しました。
もぐらさん、すみませんでした。
面接を受けにいらっしゃったら、また、お会いしましょう。
目が覚めたら、頭が痛くて寒気がしたので、
これはもしかすると、もしかするぞと、
午前半休を取ることに決めて1時間半寝て起きたら、
ますます寒くなっていて、このままいくと僕の熱はストップ高になり、
見事なゴールデンクロスを描いて、体はデッドクロスで監理ポストに
すっぽりはまり込んでしまうでしょう、
と体調アナリストである僕は予測して、
「体調不良のため、お休みさせていただきます」
と会社に電話をして、薬を飲んで寝て起きたら、
なんだか予測が外れて、ずいぶん楽になっていました。
それにしてもなんだかおかしい。中途半端に体が重いのでして、へもいです。
う〜ん。
先日、後輩のじょーくんから革ジャンを売ってもらいまして、
革ジャンを日頃から着るように心掛けているのですが、
それは「ちょいワルおやじ」を全力で取りに行こうとしている僕の意志の表れでして、
毎週末、ジーンズのズボンを穿いてバイクに乗って、
「ちょいワルおやじ」の様式に、かなり近接しつつあるのではないかと、
自分でも思い始めているのです。
しかし、まだまだこれから詰めていかないといけないことが、
たくさんあるのでして、より一層の「ちょいワルおやじ」へ、
攻めの姿勢を緩めずに、雑誌『LEON』の購読、サングラス、無精ひげ等の、
ちょいワル要素を強めて、以前の僕を知る人から、
「しいなはん、立派な『ちょいワルおやじ』にお成りになりましたなぁ」
と感嘆の声が出るような、、
完全なる「ちょいワルおやじ」になろうと思います。
2月中だけ。
それはそうと、SONYのデジタルカメラを買いまして、
これが非常にきれいに撮影できるので、バイクに乗って鎌倉の方へ行きました。
風邪ですか?なんか治ったみたいです。はい。
向かった先は「散在ガ池森林公園」。
先に言っておきますと、特におもしろい場所ではありませんでした。
家から40分ほどで到着。公園内を歩いて一周して帰りました。
公園の入り口 |
散在ガ池は普通の池でした。 |
マムシが出るそうです。 |
PS250 |
おもしろいことはありませんでした。
でもカメラがとても気に入ったのであちこち撮っています。
今日は22.2Km走りました。 |
これはいったい何なのでしょうか。 |
寒くて薄暗い部屋です。 |
去年から張ってあります。 |
朝の6時に起きて、すぐにバイクに乗って、
三浦半島の先の三崎港へ行きました。
外が真っ白で、明け方はこんなに霜が降りているものなのかと、
驚いたのですが、どうやら雪が降った後のようでした。びっくり。
今までバイクに乗った中で、いちばん寒かったです。
これまでの”寒いツーリング”の1位は、去年12月に伊豆スカイラインを走って、
夜景を見たときだったのですが、それが今日、塗り替わりました。
手が痛くてブレーキを握れないくらいでした。危ないね。
1時間半で三崎港に到着。太陽が昇ってきてそれが海面に反射してキラキラですよ。
駐車して市場の方へ向かうと、トラックや乗用車が多く停まっていて、
道沿いに「朝市」というのぼりが。ついに三崎港の朝市に来たのです。
朝市は、日曜の朝5時から9時までしかやっておらず、
これまで2週連続で11時に起床してしまうという失態をして、
機を逃していたので、感動もひとしおなのでした。
港の朝市なので、売買されているのは魚だけかと思っていたのですが、
野菜や花や古着まで売られていました。
規模は思っていたほど大きくなく、小学校のグラウンドの4分の1くらいでした
(どこの小学校を想定しているの?)。
初めての朝市に、どう振舞ってよいか分からず、
緊張の面持ちで会場を1周して、気が付いたら場外へ出てきていて、
「もう帰ろうかな」
と思ったのですが、いやいやいや、何しに来たのだ、僕は。
と、勇気を出して再び会場に入り、美味しそうなマグロを探しました
(それにしても、この写真、きれいに撮れているでしょう)。
すると、大きなマグロの尻尾を発見しまして、これはいかにも”朝市的”だなと、
これを持ち帰れば「朝市行って来ました!」みたいな、
「湯けむり見てきました!饅頭」みたいな、
「敵将討ち取ってきました!チョコ」みたいなものになると思い、すぐに購入しました。
それから、マグロの切り身を購入。店のおじさんが
「この刺身は人にプレゼントしても恥ずかしくないから!」
というので買いました。刺身をプレゼントする場面があるのだろうか。
それぞれ500円で、合わせて1000円。
それから帰り際に、イカだんごとイカ飯を買って朝食にしました。
こう見るととても美味しそうに見えますが、食べてみると、
イトーヨーカドーの地下のポッポでも食べられそうな品でした。
朝市のムードに呑まれてはいけない。
マグロを持って、9時半に帰宅。
8時間経った夕方、カチカチのマグロが柔らかくなったので、切って分けました。
尻尾は非常に硬くて、解体が難しく、素人がやるものではないと思いました。
取った身を包丁でトントン叩いて皿に盛りました。
「これが朝市のマグロだ!!さぞ美味しいことだろう!」と、
食べてみましたが、普通でした。筋が多くて食べにくかったです。
庄屋の「マグロ食べ放題」のマグロの方が美味しかったくらいです。
しかし、しかしです。もうひとつの切り身は美味しかった!
庄屋の「マグロ食べ放題」のマグロと同等、またはそれ以上でした
(基準がすべて「庄屋」というのはどうしたものか)。
フライパンで塩コショウを振って表面を焼いて、
レモン汁をかけたりもしたのは、我ながらよくできました。うまい。
結論としましては、朝市のマグロは総合的に普通でした。
僕が勝手に「どれもこれも滅茶苦茶美味しいことになっているに違いない」と、
妄想を膨らませていたのでして、それは正しい方向に修正されました。
バイクに乗れたから、よかったです。あとカメラも使えましたし。
早朝のバイクはとても快適でした(寒さを除けばです)。
熱いお風呂にどっぷり浸かれたら、なおよかったです。
最近、なかなか起きれないのでして、
「今日こそは0時前に寝るぞ、このー」と起きるのですが、
現在、0時半。
もう寝ますので手短に書きたいことを書こうと思います。
先日の日記に、僕の部屋の写真を出したのです。
これなのですが、
「どっかで見覚えがあるんだよなあ」と思っていたのですが、
ようやく思い出しました。ある小説の表紙にこんな写真があったのです。
それでなんとか、その小説のタイトルを思い出しまして、
アマゾンで検索したらビックリですよ。
表紙の写真がこれなのですが、
なにこのそっくり加減は。
別にこれに似せたレイアウトにしたわけじゃないのですよ。
本当にこれ、僕の部屋じゃないかと思いました。
左側の本棚のサイズと段数。本の並べ方。
机正面のカーテンと、ライトの形状。パソコンのディスプレイの位置と角度。
ラジカセの配置までそっくり。大きな違いはギターがないことくらいでしょうか。
だから、上の写真のカラーバランスで青を強くして、
白の明朝体でタイトルを入れたら……、
そっくり写真出たーーー!!
まさか僕の部屋が黒冷水なことになっていたとは。
何年か前に本屋さんで見かけて、結局買わなかった小説なのですが、
これだけ似ていると、読まないといけない気がしてきました。
そうでした、この前、携帯電話からイガラシイッセイ氏に電話をかけたとき、
何者かが僕の携帯のアドレス帳にいたずらをしていたらしく、
別のところにかかりました。
イッセイ氏が出ると思っていたら、
こちら○○緊急何とかかんとかです、事件ですか?事故ですか?
と聞かれて、僕はパニックになったのです。
その「事件ですか?事故ですか?」という問い掛けが、
あまりにもテキパキとした、こちら側をリードする力強い声でなされたので、
パニックになった僕は、「事件か、事故のどっちかなんだな、
えーっと、どっちだろ!どっちだろ!どっちだったっけ!?」
と頭を高速で空回りさせて、う〜ん、う〜んと、しばし悩んだのですが、
「あっ、どっちでもないわ。これ、間違い電話だわ」
と数秒後に気が付き、「あ、あ、間違えました」
と言って切って液晶を見たら、相手先が「110」になっていて、
愕然としたのでした。
だれでちゅか、こんなことしたのは。
なんだかあれですよ、全体的に変になってきていますよ、
全体的にとは、日本全体ですよ。まずとにかく、頭がかゆいです。
頭もかゆければ、体もかゆい。かゆいのでストレスが溜まり、
ストレスは免疫力を低下させ、腫れ物ができますし。
皆さん、早くお家に帰って、ゆっくり休むべきですよ!今は、大変な時期ですよ!
あくまで僕の予想なのですが、これは春に向けてのエネルギーの
入力なのではないかと思うのでして、蓄えにかかるので、出力が細々となって、
入力と出力のバランスが崩れ、エネルギーが溜まり過ぎて、
淀んで毒になっているのではないか。
そうだ、毒だ、この季節は人間に毒が溜まりやすいのではないか。
ということで、毒を消すのによいものを調べたら、
「なた豆」というのがよいらしいということなので、
会社の帰りに薬局に入り、「なた豆のお茶とかありますか?」と聞きましたら、
「なた豆?ああ、あったね、そんなのが、あれはもうだいぶ前にブームは終わりましたよ。
あれの効能は怪しいと思ってたんですよ、すぐになくなりましたよ」
と、店のおやじが一気に喋りまくり、「で、どうしたいの?」と聞いてきたので、
「毒とか膿とかを出すようなのありますか?」
と言うと、
「十薬がいい」と言って、漢方薬の箱を出してきました。
これが毒を出すのによいそうなので、飲んでみます。
と箱を見ると、「効能:便秘、排尿」と書いてあり、心配になりましたが、
「十薬」で検索をすると、色々効きそうなので、やってみますね。
近所の友人、オカンダと共に、「勝ち抜き!!スナックバトル」で
戦わせるスナックを探して、街道沿いをカメラを持って歩きました。
ナイススナックがたくさんあり、テンションが上がり、
「おお、これはすごい!」などと言って、スナックスナップを撮影しているうちに、
日が暮れて薄暗くなり、かなりディープな場所へ入ったときでした。
お巡りさんから職務質問を受けました。
そして、我々はとんでもないものを撮影していたということを教えられ、
「撮ってはいけないということはありませんが、止めておいた方がいいですよ」的な忠告をされ、
恐怖で士気が完全に消沈して、下を向いて、ゆっくりと静かに帰りました。
−−−
先日、バイクに取り付ける脚立のようなものを
インターネットで注文して買ったのですが、これがなんだか弱々しく、
カメラを固定して走行すると、カメラごと道路に落ちてしまいそうでしたので、
というか、「カメラを固定して走らないでください」と説明書に書いてあったのですが、
それでは意味がないということで、
何か材料を買って、しっかり固定することにしたのです。
近所のホームセンターで、ナットやフランジや滑り止めのシートを買ってきました。
録画状態にセットしたビデオカメラを、上の写真のように固定して、
15分ほど走ってきました。
帰って家のテレビにつなげて見てみましたら、
振動がひどくて車酔いになりました。
う〜ん。
現象から本質を見抜きたいものですよ。
そして、本質から現象への過程にあるルールをふんだんに盛り込んだ、
本質を感じさせるものを作りたいものですよ。
だいぶ前に、夜、寝ようとした時に、
魂が飛んでいって宇宙と一体化したのですよ。
あれがもしかしたら、本質だったのではなかろうか。
しかし、あれは本質の中の本質であって、無なのではないでしょうか。
無が中心にあって、無の周囲を無機的なものが流れていて、
それが有機的なものを形成しているのでしょうか。
中心に近いものを感じられれば感じられるほど、感動すると思うのでして、
中心に近付くと現象の予測ができるようになると思うのです。
預言者とかがいるとしたら、こういう人ではないでしょうか。
僕の通っていた大学の先生は、かなり中心を見ることができていた人だったと思うのでして、
言うことや、やることがピタリとはまるのでして、あれはなんだったのでしょう。
なので、大学生の頃、先生に「なんでそんなに分かるのですか」と
聞いたことがあったのですが、その時に
「本質をみるんだよ」と言われまして、その時、先生が持っていた
週刊アスキーを例にして、本質について説明してくれたのですが、
あまりよく分かりませんでした。
すごい人は意識的にか、無意識的にか知りませんが、
とにかく本質を見ているのだな、と思ったのです。
本質的なものを見るためには、心の状態が大切だというのが、
ここ1年で気付いたことでして、無意識に集中するとするとよさそうだ、
というのが今のところの結論なのです。これがまたできないのですね。
(どうかしている今日の日記)
そして、スナックバトル。
2月14日が誕生日だったのですが、
ここに書かなかったのですが、たくさんのメッセージを頂きまして、
本当にありがとうございました。
お菓子やおもちゃを頂きまして、こんなに色々頂いたのは初めてかもしれません。
起きてからずっと部屋で椅子に座って本を読んだり、
パソコンをさわっていましたら、夜の9時にになっているではないですか。
びっくりしました。
これまでのスナックバトルをまとめてみました。
こんなことをして休日を過ごすとは、我ながらあっぱれであると言いたいです。
「第3回へもいっ子クラブラジオ」をすることに決めましたが、
第1回、第2回と、どうして僕はあんなにラジオをやりたがって、
元気だったのだろうか(ラジオを聞いた人は驚くかもしれませんが、
あれでも僕は「元気」だったのです)。
あまり乗り気でなくてもラジオを定期的にやる、
これが我々(僕)が決めたルールなのです。
そうでもしなくては話し方教室にならないのです。
2月26日(日)夜9:00から30分くらいの予定です。
先週末、会社のMac信者の方に、
Macがどれだけ素晴らしいかを懇々と説明されまして、
「しいなさんこそ、Macを持つべきだ」
とか言うので、「Macもいいな」と考えるようになり、
実は先週、WindowsのPCを発注していたのですが、
それをいったんキャンセルして考え直してみるかと、
キャンセル手続きをしようとしたら、
「払込んだ料金の2割頂きます」
と繰り出してきたので、諦めたのですが、
よく考えてみると、MacにしたらこれまでのWindowsのソフトが
使えなくなってしまうのでして、冷静になるべきだぞ、しいな。
今日は、特にへもい日だったのでして、
朝、山手線のどっち回りか知りませんが、片方が車両点検のため動かなくなり、
ならばと、別の電車に乗り換えて、動いている方回りの電車に乗れる駅まで来たら、
どちら回りも元気に大運転しているではないですか。
それからATMでお金を出そうとしたら、
20回くらいやっても、手の平の静脈を見る生体認証が認識せず、
腕の筋肉が疲れました。
そのうえ1円も引き出せないで、背中を丸めて銀行を出て行ったわけです。
もちろん、じっと手を見ました。
しかし、このようなことを、へもいと捉えていては、
我々人類に勝利のあれはないのでして、
これらのことを「とてもよかったこと」として捉えようじゃないですか。
捉えられるかっつーぬぉ!!
3週間ほど前、体のある部分が痛くて、
どことは言いませんが、病院へ行ってきたのです。
これだけだと漠然とし過ぎて、意味が分からないと思うので、
何の科に掛かったかということだけ明らかにしますと、
肛門科です。
(明らかにしすぎ)
朝起きたら、腫れ物ができていて座るとズキズキと痛むではないですか。
なので午前半休を取得して、肛門科に行くことにしたのです。
行くことにしたとはいっても、これまで1度も行ったことがないので、
近所に肛門科なんてあったっけと、家にあった診察券を片っ端から確認していきましたら、
2件、肛門科をやっている診療所がありました。
しかし、その2件はあくまで内科がメイン。
なぜなら「内科、消化器科、皮膚科、肛門科」と書かれているのでして、
肛門科が最後に書かれているわけで、
これはなんか気まずいと思いませんか?
大半の患者が内科、そして消化器科、少ないけど皮膚科に流れていく中、
大きく道を踏み誤ったごく僅かの異邦人が、青白い顔で肛門科の門を叩く。
そんなイメージしませんか?
内科や消化器科で医院を訪れてきた貴族たちが、
「あらまあ!可哀想にお尻を傷めて?」
と羽の付いた扇で口元を隠しつつ、蔑むような目で、
肛門科の前に立つ男をなじるに決まっている、そうに違いない。
ならば、そんな特権階級のいない、
同じ苦しみを持つ仲間たちだけで構成される空間へ行きたいじゃないですか。
ということでタウンページで、肛門専用の「独立超絶肛門専科」みたいな
肛門に取り憑かれたようなクリニックはないだろうかと調べたところ、
肛門科をメインにしていそうな診療所が、
バイクで10分程のところにあることが判明。直ちに急行しました。
ドアを開けると、診察開始時間の15分前だというのに、
あまり広くない待合室は10人くらいの患者さんで満席でした。
この人達も同じ悩みを持つ同志なのだなと思い、受付の方に向かう僕の目に
驚くべき文字列が飛び込んできたのです。
「診療科目:内科、消化器科、皮膚科、肛門科」
なんと、ここは肛門メインじゃなかったのだ!
軽いめまいがして、倒れそうになった体を、壁に手を付いて支えました。
辺りの患者が全員、敵に見えてきました。
「はいはい、あんたたちは内科でしょ、どうせわたしは肛門科ですよ」
と開き直ってはみたものの、ちょっと待て、よくよく考えると、
「わたくし肛門科に参りました!」という名札を胸から下げているわけではないのだから、
何も言わず泰然としていれば、誰も僕が尻を痛めているということは
尻えない、いや、知りえないわけで、
そうなると僕だって外見は、風邪で来た人に見られているはずだと、
すっかり安心したのです。
駄目押しで、ジャンパーのポケットに入れていた、
通勤時に使っているマスクを取り出し、装着し、ゴホッゴホッと咳き込んだりして、
これでどこからどう見ても、風邪をひいて内科に来た人にしか見えないな、
と受付に保険証を出しましたら、受付のおばさんがとんでもないことを言ったのだ。
しかも、狭い待合室全域に聞こえるほどのボリュームで。
「今日はどうしましたか?」
静まり返った待合室。無関心を装う野次馬たちの耳が、さささという微かな音を立て、
これから発せられる僕と受付のおばさんの一言一句に、神経質に向けられた。
(つづく)
どう答えるか。もちろん「肛門が痛くて来ました」しかない。
しかし、僕は受付の前に立つまでに、マスクをして咳き込んで、
風邪を引いて内科に来た人の役で、舞台に上がってしまっていたのです。
当然、周囲の人たちは「あの人は風邪だ」と信じたに違いなく、
ならば、僕が「風邪を引いて来ました」と答えなくては、
話の展開としておかしなことになりませんか
(考えすぎでしょうか)。
しかし、見栄を張って「風邪を引いて来ました」などと嘘を言ったら、
話の展開の破綻は防げるかもしれませんが、僕の肛門が破綻するのでして、
ああ、どうしようと迷った挙句、
「ゴホッ、ゴホオーシリがですねえー、ゴホッ、痛いーんゴホッです」
という、昭和のコントを彷彿させるような、くだらない演技をしてしまったわけです。
しかし、これがなんとかうまくいき(?)、風邪の人という印象を保ちつつ、
受付のおばさん以外に聞き取られずに、肛門が痛いということを伝えることに成功。
かと思いきや、おばさん、
「ここ、初めてですか?それじゃ、これに記入してください」
と、問診票を取り出すやいなや、
「詳しくは、診察時に先生に直接言っていただければよいので、ここには」
と症状欄をバーンと指差し、
「『コーモン』とだけ書いてください」
と、再び待合室全体に響く大きな声で、言い放ったのです。
一層、静けさを増した待合室。もはや、物音すらしない。
すべてが崩れ去りました。何だったのか、僕のこれまでの演技は。役者人生は。
紙に「肛門」と書いて、尻に気を配りながら着席すると、
ややあって診察時間になり、約3分おきに患者さんが呼ばれ、
診察室の中に入って行きました。
とても心拍数が上がってきたのは、
「○○さーん、どうぞ」と戸口まで出てきて、呼び出しをしているのが、
僕より若そうな看護婦さん
であったことでして、
多くの不安が脳裏をよぎり、ふいに立ち上がって逃げ出したくなりました。
しかし、保険証を預けたままだし、尻は依然として痛いし、立ち去るわけにもいかず。
一体、どうなるの、まさかお医者さんが若い女医さんということはないでしょうね、
どうしよう、どうしよう、
と頭を抱えて、貧乏揺すりを始めそうになりましたが、
ぐっと堪えて精神を安定させ、じっとその時を待ちました。
診察開始時刻から約30分後、僕の名前が呼ばれました。
(つづく。そんなに伸ばすような話か!?)
診察室のドアを開けると、父親くらいの年代の男の先生、
僕より若そうな看護婦さんでして、
何がどうなったかは、さすがに省略させていただきますが、
:
なんだかんだあって最終的に、大型台風を必死に木にしがみつくことだけで
やり過ごした直後の小猿のように、完全に精根尽き果てた状態になり、
ベルトを締めてガクッと椅子に腰を下ろすと、
先生は図を出して説明してくれました。
どうも肛門ではなくその近くに吹き出物ができていたようでした。
しかし、これが単なる吹き出物ではなく、
内側から菌が入って腫れたものであるとのことでした。
先生はボールペンで図を指しながらこう言いました。
「この腫れが潰れて、外に膿が出ると、『痔ろう』になる」
「痔ろう」。なんと恐ろしい響きの言葉なのだ。
「切れ痔」とか「イボ痔」はメジャーだし、まだ可愛げがありますが、
「痔ろう」。漢字で書くと「痔瘻」。全く笑いの入り込む隙がない。
つい先日まで、日記に「ちょいワルおやじを目指します」なんて書いてましたが、
「ジローラモ」になるどころか、「痔ろうらも」ですよ。
痔ろうになったら、肛門の状態は「ちょいワル」どころの話じゃない。
すごくワルいことになる。
さらに先生はこう言いました。
「このままひどくなると、入院して、手術することになります。
とりあえず抗生物質を1週間分出すので、来週また来てください」
薬をもらって帰りました。
それから1週間後、また病院へ行ったのですが、
痛みはないものの出来物は小さくならず、さらに1週間経過して、
痛みはほとんどなくなりましたが、やはり出来物があるのでして、
今週も病院へ行く予定だったのですが、
尻を見られるのが恥ずかしいので、行ってないのです。
(いまさら!)
行った方がよいでしょうか。
快方に向かっていると、勝手に判断しているのです。
このまま治るということを、全力で肯定しているのですよ。
病は気からっていうじゃないですか。
原因はストレスや疲労で、免疫力が低下するとなりやすいそうです。
というか、大丈夫だとは思いますが、手術、入院になったら、
みなさん、どうぞよろしくお願い致します。
それにしても疲労とストレスは一番よくない、みなさん気をつけて!
以上、肛門科日記でした。
(なんなのだ、この終わり方は!)
第3回へもいっ子クラブラジオを放送したのですが、
第2回よりはうまくできたと思いました。
以下、分かったことと、今後の希望です。
・45分くらいがちょうどよい。
・放送前日に何かやって、放送でその報告をしたい。
・ゲストを呼びたい
・元気よく話すべき。
・サウンドステッカーを作る。
・定期的に、坦々と続ける。
・トーク力を向上させたい。