中村航先生(へもいっ子クラブ会員)の
インタビュー記事がありました。朝日新聞にもありました。
読者に向けて、メッセージがありますよ。
それと『100回泣くこと』のサイン本が抽選で当たるそうです。
僕は、サイン本持ってます(自慢)。
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ところで、
8月2日は「まぐろ・かんぱち食べ放題+飲み放題(税込み1,880円)」です。
神の「まぐろ・かんぱち食べ放題」です。
今回は、僕が幹事を仰せつかりました。8月1日にメールを飛ばしましたら、
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が名乗りを上げました。
8月2日、庄やにサシミファイターが集います。
19時30分からなので、19時20分には、必ず会社を出てください
(すごく業務連絡みたいになって、すみません)。
1880円ですが、2000円ずつ集金しますので、
すると120円余って、それ掛ける20人で、2400円になるので、
これで白米でも頼めばよいのでは(上目遣いで)。
去年も、日記に食べ放題のことを書いていました。
前回は、あまりの興奮で、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェが
僕に乗り移って、日記を書かせたのです。
それはそうとしまして、夕方から頭が痛くなってきたので、
早く帰ってきましたので、もう寝ます。おやすみなさい。
念願の、まぐろ・かんぱち食べ放題+飲み放題に行ってきました。
まぐろも、かんぱちも刺身で、味はあまり変わりませんし、
交互に食べても2種類ですし、さすがに飽きました。
ということで、オプションで唐揚げや玉子焼きを注文し、
まあ予算は大丈夫だろうと思っていましたら(こういう読みが当たったためしがない!)、
4千円オーバーしていました。そんなはずは、一体どういうことだ、
と内訳を見ると、なんと、最初に出てきたお通しが300円だったということで、
スタートから赤字決定だったのだ。ま、負けた……。
こうなったのも私の責任だと、お金を払って席に戻ると、
「店長」という札を付け、巨体に「酒」と大書されたTシャツを着た、
浮かれた店員がやってきて、
「本日、幹事さまが非常に困った顔をしておりまして、
お通しが300円かけることの20名さまで」どうのこうのと、
サシミファイターたちの前で演説を始めたので、
おのれ余計な真似をと、これは早く口止めをしないといけないと思い、
時計に仕込んでおいたデスノートの切れ端を素早く出して、
店員の名前を書き込もうとしたのですが、
店員の名前が分からない
最終的に、お金に関しては丸く収まりましたが、
非常にへもい結果に終わりました。
しかし、22名のサシミファイターたちと時間を共有できたことを幸せに思います。
僕は刺身を食べたいだけ食べたので、満足ですが、
「刺身だけじゃ飽きるよね、やっぱり肉も食べたくなるよね」
というような話がちらほら起こったのですが、
来週は同じビルで、こんなのがあるそうです。
幹事募集とのことです。あと、幹事をする人に言っておきたい。
「お通しに気を付けろ!!」
明日、大学の友人が静岡から、茶畑を縫って出て来るので、
同級生2人と僕を加えた4人で飲み会をするのですが、
静岡の彼が言うには
「どうしても居酒屋『よし』に行ってみたい」
ということでして、
それは何か「よし」に幻想を抱いているのではと思い、
軽くけん制するつもりで、
「明日は『4の日』の金曜日ですから、
会社の人だらけになるかもしれませんよ」
と返信したのですが、
しいなくんさえよければ、「よし」にしませんか、ということなので、
「よし」で飲むことに決まりました。
仮に会社の人だらけになったとしても、それも「よし」の風物詩というか、
よく分かりませんが、そういうことで自分を納得させました。
同級生のふたりは、へもいっ子オフ会で、
既に一度「よし」の暖簾をくぐっており、
イガラシイッセイとも会ったことがあるので、
あの赤黒いイガラシイッセイが現れるかもしれませんよ。
それにしても、ページを読んだ人が、
「よし」に行きたがりますが、
「よし」はそんなに素敵な場所ではないですよ。
安い・遅い・それほど旨くない。だけど落ち着く。けど長居はしたくない。
そんな場所。
居酒屋「よし」で大学の友人3人と、イガラシイッセイとで、
話しておりましたら、当然のように帰らないことになって、
僕はいつの間にか、座敷で座布団を体に乗せて寝てました。
4時間くらい眠っただろうか。
ビールと焼酎を飲みながら、抽象的ですけれども、とてもよい話ができました。
「あれ」が少し分かりました。あれは既に存在していて、
僕らはあれを作るのではなく、あれに沿って相応しいものを選択していくだけで、
執着、雑念のない瞑想状態で、あれを見るだけなのです。
世の中には、よい「あれ」と、わるい「あれ」があって、
周波数があるように、人のあれを見る力に応じて、
共鳴するあれが違ってくるので、
わるいあれのところには、わるいあれに反応する人が集まるのです。
人の一生も、将棋の勝敗も、絶対な決まりの道が既に決まっていて、
あれ通りに進めば、うまくいくのだけれども、
体調や執着、雑念が邪魔をして、あれ通りに行かない。
たくさんの可能性の中からどれを選択するかは、あれですね。
そしで、やはりあれを多く見ている人は、
あれが本人からも出ているし、その人が作るものにも
あれが反映されるし、そのあれはあれを放ち続けて、
あれに共鳴する人は、あれから生のエネルギーみたいな、
絶対的なあれを受けるわけで、そのやり取りこそ、現実だと思ったのです。
あれな人は、一緒にいて、おもしろいし楽しい。
そして、生活の中にあれがない。テレビにあれはないし、
街にもあれはない。あれがないと楽しくない。
ところで、あれってなんだろう。
イガラシイッセイのブログにこの日のことが書いてありました。
(始発で帰って、よく書けたものですね)
暑い。暑くて変になりそうだ。
僕は、「光化学スモッグ」というのはさあ、
てっきり架空の公害であって、現実には存在し得ない、
近未来のSFだけのものだと思ってたわけです、この年まで。
もちろん「月極駐車場」は、「げっきょく駐車場」と読んでましたし、
これは、「けっきょく南極大冒険」の語感の影響を色濃く受けたというか、
めんどくさい!これ以上書くの、めんどくさい!暑い!
光化学スモッグの話に戻って、
だから、ある小説を読んでいて、学校生活を送る普通の男女の会話に、
「あっ、光化学スモッグの警報だ、帰ろう!」
みたいなのが出てきたときは、
「なんだこの小説は、SFだったのか!西暦2200年の話なのか」
と思ったのですが、その記述以外、新世紀を感じる描写がなかったので、
あれ、と思ったり、電車で降りようとしてドアが開いたときに、
ドアの真ん前に堂々と立って乗ろうとするバカな若い女がいるだろう!
ドアの前は広く開けて、降りる人間を優先しろとアナウンスがあるじゃないか!
くっそー!どういつもこいつも!
で、なんだ、
光化学スモッグか。
で、光化学スモッグはどうやら現実にあるらしいということを、
ある筋の日記で知りまして、SFじゃなかったのか、と衝撃を受けたのです。
そして、光化学スモッグについて、百科事典で調べようと思ったのですが、
それをする勇気が出ませんでした。
僕の中の光化学スモッグは、近未来の公害で、
その世界観が完全に出来上がってしまっているからで、
単なる公害だと知ると、世界が崩壊してしまうのです。
ここで、僕の中にある光化学スモッグとはどんなものか箇条書きにします。
・光化学スモッグは、キラキラしていて無色でわりと美しいが、猛毒。
・光化学スモッグは、ゆっくり移動する。スモッグの中に入った生き物は呼吸困難で死ぬ。
・光化学スモッグは、西暦2200年頃の廃退した街の中に突然現れる。
・一部の怪物が口から出すことができる。
・光化学スモッグをすべて吸収し、クリーンにする植物が、この大陸のどこかにあるらしい。
まあ、そんなことはどうでもいいのです。
とにかく今日は暑くて暑くて、会社の中が32℃になったのです。
人々は精気を失って、うろうろと落ち着きなく居室内を歩いたり、
うちわをひっきりなしにパタパタしていたのです。
エアコンの設定温度を3度ほど下げれば、すべて解決するのですが、
どうもそれは規則でできないことになっているらしく、
設定温度を28℃より下げるのは、まかりならぬということなのです。
しかし、もう、これ以上はどうしようもないという感じになって、
ビルの管理者のような人に来てもらって、温度を下げて頂けないか
というようなことになったのですが、
ビルの管理者の人は、室内温度測定器みたいなのを持ってきたのです。
(測定するまでもなく暑いやろが、温度下げればええんじゃ!)
と僕は、力なく、その場にへたり込んだのですが、
ビルの管理者は、エアコンの設定温度を通して、
一体何を守ろうとしているのだろうか。そう思って、泣きそうになりました。
どうも、別のフロアでは、28℃設定を無視して、
21℃にしているらしいです。もう意味が分かりません。
インドまぐろとローストビーフを食べてきました。
適量のビールと、適量の刺身と肉、0時前に帰宅。
よかったです。
- - -
Yahooオークションで、扇風機(新品)を落札しました。
980円でした。安いのか高いのか分かりません。
しいな一人百首
44.「落ちていたノートに自分の名前書き 表紙を見たらデスノートなり」
以下、思いついたこと。
砂かけ婆を実写版でキャスティングするとしたら、
阿久悠しかないと思う。
「花田少年史」って、てっきり、若花田・貴花田の
少年時代からの成長物語だと勝手に想像して、
そんな映像誰が見たがるんだろう、若貴ブームっていつの話だよ。
と思ってました。後で若貴の物語じゃないと知っても、
やはり見たいとは思いませんでした。
夢でも現実でもない想像の話。
朝、蝉の鳴き音で目を覚ましました。
鳴き声が非常に大きいので、すごい近くで鳴いているのだと思いました。
しかし、家の窓はすべて閉め切っているので、こんな大きく聞こえるのは不思議です。
もしかすると、何かの拍子で家の中に蝉が入り込んだのではないかと思い、
音の発信源を探していくと、妹の部屋の前に着きました。
部屋の中を覗いて分かったことは、
蝉の鳴き声は、妹の実に巧妙な物真似だったのです。
- - -
今日は、頭が痛くて気持ちが悪かったので会社を休みました。
二日酔いではありません。なんだか最近、暑いからか全然ダメなのです。
気の持ちようもあると思うので、
超バリバリ調子がいいぜ、と言っておきます。いえい!
calypso画伯が、さっそくやってくれました。
しいな一人百首の44首目。
に挿絵を描いてくださいました。どうぞ見に行ってください。
こういうのが、僕をいちばん元気にしてくれるのです。
ありがとうございます。
『しいな一人百首』挿絵巻(calypsoさんのページ)
あと、calypsoさんへ。会社の先輩から
「あの人、プロの漫画家の人?」って聞かれました。
「へもいっ子クラブ九州支部(通称:へもきゅー)」のゆぎさんが、
北九州から東京へ遊びきて、僕にお土産を渡したいと言ってくれたので、
朝、会社に行く途中の品川駅で待ち合わせをして、
お土産を頂ました。博多明太子ポッキーでした。うまい。
僕からは、へもいっ子クラブシールを3枚渡して、
「九州のへもいっ子たちのことは任せた!」と、
心の中で言いました(声に出して言えよ)。
ゆぎさんは、すごく喜んでくれて、
「サインしてもらっていいですか?」と金縁のしっかりした色紙と
サインペンを取り出して、僕に渡してくれたので、
「サ、サインって、僕は何者なんですか?」と言いつつ、
しーなねこと、へもねこの絵と名前を、おそるおそる描き、
「うわ、本物だ」とゆぎさんは言い、「写真もいいですか」と言われ、
朝の通勤時間で人通りが多い中、記念撮影をしました。
なんか一瞬、著名人になった錯覚がしました。
そして、あの色紙に少しでも価値が出るようになったらいいなと思いました。
頑張らないといけないなと思いました。
普通にしていたら、絶対に出会わない僕らが、
しかも年齢が一回りも下の子と、ネットを通して、お菓子とシールを交換して、
僕に気合と感動をくれるなんて、素晴らしい、人間界って素晴しい!
それから、目黒まで一緒に山手線に乗って、
開店前の居酒屋「よし」で再び記念撮影。
「こ、こんなんでいいんですか?」
「日記を読んでる人にとっては、『よし』といったらもう」
その後、うまいスープカレーのお店を紹介して、夜、再び「よし」で会うことに。
定時後、7時過ぎにイガラシイッセイと、タマさんとで、居酒屋「よし」へ。
しかし、ゆぎさんとなかなか連絡が取れず、
9時にゆぎさんと合流した時には、大人は完全に出来上がっており、
もちろんゆぎさんはコーラで、乾杯しました。
ゆぎさんは、イガラシイッセイに「サインください」と、
タマさんに「サインください」と言って、全員分のサインを得て、
満足していましたが、
サインって、誰でもよかったんかい!
と、笑いが止まらなくなりました。
ゆぎさんは、10半時頃にホテルへ帰り、
残ったへもい大人3人は飲み続け、その後、新宿まで行き、
クイズして、バッティングして、卓球して、カラオケ(僕は寝てました)をして、
へとへとになって朝、帰りました。
タマさんがおもしろいと以前書きましたが、
歌唱力もすごいアップしていたことが分かりました。
歌とトークがあのレベルなら、あとは踊りか?
しいな一人百首
45.三歳と二ヵ月半で神を見て 欽ちゃん球団復活を示唆
ホグワーツ産業短期大学を略すと、
ホグ産大と呼ぶことが可能だということが明らかなりました。
しかし、ホグワーツ産業短期大学って何だろうか。
ついにお盆休みだ。皆さん、ようこそ私のお盆休みへ。
連休中にリアル桃鉄をやりますと方々で宣言したのですが……。
かるくお茶でも飲みませんか、だれか。
いや!遠出(往復1時間以上)はしたくないから、
家で膝を舐めることにします。
膝を舐めるとは、休日に部屋の隅で体育座りをして
自分の膝を舐める孤独と無気力を表した故事成語か。
何か、とても美味しいものを少しの量だけ食べ歩きたいです。
いや!食べてすぐに歩いて、気持ちがわるくなったらどうしようという心配があるから、
家で膝を舐めることにします。
バイクで秘湯へ行きたいです。
いや、山奥で電波の届かない場所で転倒でもしたら。
秘湯を探して道に迷って、熊に襲われたらいやだ、いやだ。
家で膝を舐めることにします。
かるくお酒を飲んでコミュニケーションをして、
美味しいもの食べて、秘湯に行きたいのか、僕は。そうか。
そうか。
12日の日記に「バイクで秘湯へ行きたいです。」と書いたので、
行くことに決めて、朝の8時にバイクで家を出ました。
目的地は、栃木県奥鬼怒湯沢の山奥にある野湯、通称「噴泉塔の湯」です。
なぜここにしたかと言いますと、日本各地の秘湯を集めたサイトの
トップページの写真を見て、衝撃を受けたからなのです。
これぞ秘湯、行かないわけにはいかぬでしょう。
首都高速から東北道を通って、宇都宮で降りて、
日光宇都宮道路を走って、今市から出て川治温泉という所まで北上
(地名ばかりで、ほとんどの人を置き去りにする文章)。
途中、日光江戸村や、日光猿軍団の施設がありました。
他にもウエスタン村、東部ワールドスクウェアを発見。
どのテーマパークも名前は聞いたことがあるけど、行ったことがない。
これらのテーマパークには、共通する空気がある。
「有名だけど行きたくなるほどでもない空気」
日光にはこの空気、修学旅行の木刀的な空気が充満していました。
そんなことはどうでもよく、バイクで山道をひたすらぐねぐね走って上り、
目的の秘湯に通じる、奥鬼怒の林道に到着したときには、
既に13時を回っていました。
林道から「噴泉塔の湯」までは、歩いて2時間かかるそうなのです。
往復4時間。となると、どうなるの。
とりあえず、すべてを忘れて、
「またぎの里」という熊肉料理の店に入りました。
「熊どん」を注文。
熊の味は、固くてよく分かりませんでした。
メニューにあった「しかカツどん」は、鹿と豚なのでしょうか。
鹿と馬だったら「馬鹿どん」になるのでしょうか。ならないな。
店を出ると13時半。ここまで道路脇に電灯がなかったので、
暗くなる前に秘湯に入って、山から出なくては恐いことになると思って、
緊張してきました。
すぐ近くにあった「40分から50分間隔で30mもの湯柱が上がる」という
間欠泉も見たかったのですが、次の湯柱まで「あと20分」とあったので、
先を急いで林道に突入することにしました。
林道に入ろうとしたら、看板がありました。
「山をあまく見ないで!!入山者で行方不明者多発!」
(つづく)
林道の途中に「噴泉塔の湯」に至る入山ポイントがあることを、
事前の調査で知っていたので、そこまでバイクで行くことに。
細くてカーブだらけの林道を、バイクで注意深く進む。
しかし、そのポイントが全然見つからず、何度も行きつ戻りつして、
地図を確認すると、どうやら「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた
この道がいちばんそれっぽい。
しかし、入るなと書いてあるし、入ったのを発見したら通報するとあるので、
入るか入らないか数分間悩む(入っちゃダメだろう)。
会社の人に「連休中に秘湯へ行ってきます」と宣言してしまった手前、
ここまで来て帰るのは実に情けない。
でも、立ち入り禁止だからというのと、
「山をあまく見ないで!!入山者で行方不明者多発!」
という看板を思い出して、悔しいけど秘湯は諦めることにして、
奥鬼怒温泉郷に行って帰ろうと、別の道を走り出したら、
なんと、「湯沢噴泉塔入口」という新しめの看板が出てるではないですか。
おそらく、工事の関係で入口が移転したのだろうと思う。
この道を行けば秘湯
バイクを駐車して山に入る。ここからは徒歩です。
噴泉塔入口から入って、がっくりしてしまったのは、
道がきちんと整備されていたことです。
秘湯へ向かう道が、こんなのでいいのか!?
秘湯ってのは、険しい山道を迷いながら、ロープを伝って、
大木を乗り越え、川を渡って、ヘトヘトになった果てにあってこそ、
秘湯だろうというイメージがあったので、イメージが覆されて興がさめてしまいました。
しかし、このような道は最初の5分だけでした。
すぐに、イメージをはるかに超えた険しい道になりました。
常に虫が頭の周りに集って煩く、坂は滑って登りづらく、
上り下りの連続、案内板がなくなり、分かれ道になって道を見失ったり、
草で覆われて道が見えなくなり、丸太の橋が流されて、
靴を脱いで川を渡り、大木を乗り越えないと進めませんでした。
「秘湯っていっても、もうすこし楽でいいんじゃないか」
シャツを着たままシャワーを浴びたみたいに、汗で濡れました。
20分歩いて「もう3分の1くらい来たのでは」と思ったら、看板に「噴泉塔まで4500m」とありました。
入口に「噴泉塔まで4900m」とあったので、たった400m進むのに20分も要したのだ。
「大丈夫だろうか」と不安になる。行きも心配だけど、帰りがもっと心配です。
体力の心配が大きいのですが、時間の心配もあります。
今がだいたい14時なので、仮に16時に秘湯に着いたとして、帰りは18時。
明るくても道が分かりづらいのに、暗くなったら確実に山から出られない。
動物の鳴き声はするけど、人の気配がないし、電波も圏外だから心細い。
失敗したのは、水をほとんど持っていかなかったことです。
350mlのペットボトルに半分、ポカリスエットがあるだけ。
「山をあまく見ちゃった」
僕みたいなのが行方不明になるのではと、
引き返したい衝動に駆られまくる。
(つづく)
最初こそ、不安だらけで気持ちが悪くなったりしてましたが
(そんな神経質な奴が山に来んなよ)、
ひたすら歩くうちに、雑念が消えて行き、
「行ける・行けないじゃない、行くのだ」と考えるようにしたら、
だいぶ自然に歩けるようになりました。迷いながらやるのは、よくない。
それにしても、やっぱり疲れる。リュックを背負っていたのですが、どうも重たい。
リュックの中にバイクのチェーンを入れたまま、持って来てたのが原因でした。
僕は山中のどこに施錠しようというのだ。
これが1.5Kgくらいあって、重くて堪らんので、適当なところに掛けて、
帰りに取って帰ることにしました。
少し軽くなって、川の水で頭を冷やしたりしながら歩いて、
2時間ほど経ったら、人を見つけました。僕と同年代くらいのカップルで、
男女ともきちんとした山歩きの装備をしていました。
ふたりは帰り道のようで、男が「こんにちは」と言ってきたので、
「こんにちは」と言ったら、女性の方に「こんにちは、あははは」と笑われました。
すごいよな僕って、初対面の人をこんなに笑わせることができるのだから。
白いYシャツの脇が土で汚れて濡れて、スニーカーの片足が川にはまって黒くて、
ジーンズの裾が泥だらけで、憔悴しきって、頭はボサボサ。
笑うなという方が無理なのか。
2時間半して、急な道を登っていると、ドウドウという水の音が聞こえてきて、
登りきって見下ろすと、噴水塔の湯がありました。
ついに最深部まで来たのです。
滝壷から湯気が立ち上って、すごい不思議な光景。
僕が行きたかったあの噴泉塔の湯が目の前にありました。
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右の写真の尖っている石が「噴泉塔」です。
写真だと滝壷まで近く見えますが、どうやってあそこまで行くのか分からなくて、
通れそうな場所を探しました。温泉の成分でぬるぬるする岩肌を慎重に移動して、
滝壷のすぐ横まで移動。
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流れが結構急で慎重に入らないと、体を流されてしまいそう。
手を入れると、ほとんど水。向かって右側の鍾乳石から、
熱いお湯が垂れているのです。あの辺りなら温度的に気持ちよさそうだ。
水着に着替えて入る。
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なんなんだこの絵は、というのは置いといて。
これが最高に気持ちよかったんだわ。
温度は、冷ための温水プールといった感じ。
上から滴るお湯は激アツなので、水に落ちたのを混ぜる。
夏だからちょうどよい、潜ったり、体をごしごししたり、手拭を振り回したりしていたら、
何かスピリチュアルなものが湧いてきましたよ。
RPGでダンジョンの奥に、エネルギーが全回復する神秘的なスポットがあるじゃないですか。
それだよ、ここは。そういうのがあるんよ、皆さん。
(つづく)
元気になったところで、早く引き返さなくては。
16時を過ぎたので、薄暗くなってきました。
帰り道、もと来た道が突然分からなくなったりして、身震いしました。
落ち着いて辺りを見回すと、7、8m離れたところに小さなピンクのリボンが枝に巻いてあるので、
道が分かりましたが、暗くなってリボンが見えなくなったら、終わりです。
それにしても喉が渇きました。
ポカリスエットは行きの工程で飲みきってしまってました。
そういえば、「熊どん」の店の表に「天国の味マタギウォーター(無料)」
というのがあったのを思い出しました。
天国の味「マタギウォーター」
おもしろいなあと、写真だけ撮ったのですが、
「マタギウォーター貰っときゃよかった」と心から思いました。
仕方ないので、生水は飲まない方がいいそうですが、
きれいそうな所で、我慢できずにゴブゴブ飲みました。
早足で歩いていくと、先にすれ違ったカップルに追いつきました。
「やった、少なくとも僕より頼りになるぞ、あの男は」と、
彼らの背後を遠巻きに追いかけていくことに。
これで帰れなくなることはなさそうだ、と気が楽になる。
しばらく行くと、ふたりが立ち止まって何か話していました。
僕が行き掛けにチェーンを巻いた看板の前でした。
「何考えてんだ、このチェーン巻いた奴、アホか」
とかそういうことを言っているのではないだろうか、聞こえないけど。
ふたりの姿が完全に見えなくなったことを確認して、チェーンを回収する。
急に道が開けたところで、ふたりと対面してしまう。
「僕らが進路妨害しちゃってるみたいなので、お先にどうぞ」
なんて礼儀正しい青年なのだ。
「いやいや、僕はもうヘトヘトだし、道も分からんので、
付いていってもいいですか、あと、よかったら水をくれませんか」
と言いたかったのですが、
「す、すみません、どうも」
とだけ言って先を譲ってもらいました。再び心細くなる。
しかし、後から人が来ると分かると余裕が出るのか、
テンポよく歩けるようになり、暗くなる前、18時に山から出ることができました。
往復4時間の体験で、憑き物が落ちた感じがしました
(取り憑かれてたのかよ)。
- - -
バイクで引き返す途中、間欠泉の前を通ると、
噴出まで「あと0分」と電光掲示板にありました。ナイスタイミング、発射寸前ということです。
30メートルの湯柱、これは見ていかなくてはとバイクを降りて、
間欠泉展望台に急ぐと、10人の人が今か今かと待ってました。
カメラを構えている人の姿も。
僕もカメラを構えたが、これが5分待っても全然噴き出さない。
前からいたおじさんも「もう10分以上待っている」と言っているので、
これは、もう噴出さないんじゃないかと、
小雨も降ってきたので諦めて、バイクに戻ってキーを回した瞬間、
ブフォォォォー!
という音と、大量の湯気と硫黄の匂いが後方に立ち込めました。
僕は展望台から離れてしまっていたので、
肝心の湯柱が見えないのです。
「ええええ!出たの!?」と引き返そうと思ったのですが、
展望台の10人に「あの人、我慢が足りずに帰った人よ、いまさら引き返して来たわ」とか、
囁かれるといやなので、泣きながらフルスロットルで、
間欠泉を後にしました。
- - -
0時近くに首都高速を走る。
両脇でたくさんのネオン、高層ビルの明かりが川面に反射して、
温い空気の中を、バイクで、てろーっと走るのは心地よかったです。
とても疲れましたが、過酷だった5月の北海道ツーリングに比べたら、
たいしたことありませんでした。
「動画:北海道ツーリング」
以上、秘湯ツーリングでした。
サンダルウッドという植物から抽出される精油を買いに、
みなとみらいまで、バイクに乗って、音楽を聴きながら、行きました。
横浜美術館の前にバイクを停めて、
美術館を見たら「日本×画展」というのをやっていて、
気が付いたら中に入って鑑賞していました。
どの作品もおもしろくて、感動しました。
小瀬村真美さんの、屏風絵が少しずつアニメーションするインスタレーションは、
風による草の微妙な動きや、小さな虫が飛ぶ様子が表現されていて、
じっと見入ってしまいました。
中村ケンゴさんの、マンションの間取りをモンドリアンみたくした作品は、
見慣れた間取り図の線をシンプルにして色を付けて、
壁一面に並べるとこんなにカチッとくるのかと感じました。
しりあがり寿さんが展示室全体に筆でごちゃごちゃ描いた作品は、
見てるだけで笑えてきました。
それと、美術館のコレクション展で、
シュールレアリスムの絵を見れたのがよかったです。
あと展覧会とは別なのですが、
村上隆という人の『芸術起業論』というのを半分まで読んでいたのですが、
芸術にはマネジメントとか戦略が重要だというのが、分かった気がしました。
分かった気なので、本当は全然分かってないと思います。
美術館を出て、目的の精油を買いに行ったら、
「サンダルウッドは販売を中止しております」ということでした。
聞くところによると、サンダルウッドの木の乱伐が進んで、
木がなくなっちゃったそうなのです。
「では、もうサンダルウッドの精油はなくなるのでしょうか」
と聞いてみると、
「木を育てて、精油を作るまでに、数十年はかかってしまいますね」
ということは、数十年間、僕はサンダルウッドの香りを嗅げないのか!
不安と緊張を緩和させる効能のあるサンダルウッドがないと聞いて、
不安で緊張してきましたが、
同じような効能のもありますよと、1冊のパンフレットをくれたので、
それを読んで注文することにして家に帰りました。
早く目が覚めたので、山梨県にある「ほったらかし温泉」に、
バイクで行ってきました。
「ほったらかし温泉」はバイクの免許を取る前からずっと行きたかった場所で、
免許を取ったら行こうと思っていた場所なのです。
8時半に出て、12時に到着。
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ほったらかし温泉は山の上にあって、素晴らしい眺望、開放感抜群で、
洗い場で頭を洗ってたら、鏡に山梨の山々と空が映っていて、
壮大さと、さんさんと照り付ける太陽の明るさが、度を越した感じで、笑えてきました。
入浴客が少なくて、だらーっと1時間ほど浸かっていたら日焼けしてしまいました。
右の写真は、ぶどうソフトです。サッパリしてうまい。
僕が通った山梨の道路は、フルーツライン、フルーツ公園と、
どこもかしこも「フルーツ」を前面に押し出していて、
そういえば、山梨も「梨」がフルーツだし、
走行しているうちに、フルーツフルーツと洗脳されてきたみたいになって、
帰り道で、思わず桃を買っていました。びっくり。
- - -
家に帰ったのが16時。
念願のほったらかし温泉に行けたのだと思ったら、
他にも行きたい所があったんだ、ってことを思い出して、
勝どきにある、立ち飲み屋「かねます」へ、電車で行きました。
ここは、作家の中村航先生がブログに書いていた居酒屋で、
通称「下町ハイボール」という飲み物があるそうでして、
これを飲みたかったのです。
この店はメニューがなくなり次第終了という店で、
だいたい夜8時には終わってしまうそうなのですが、
僕が到着したのは7時。縄暖簾をくぐって引き戸を開けたら、
人がいっぱいで、中の皆がいっせいに入口の僕の方を見たので、
ドアを一度閉めました。
一呼吸して、またドアを開けて、緊張しながら奥まで入って、
カバンを抱えたまま、満員で慌しい店内の様子を窺って、じっとしていたら、
店の常連らしき女の人が、カウンターを片付けて、
「どーぞ!」と言ってくれたのです。なんて親切な人なのだ。
「ありがとうございます」と言って、店のおじさんの正面に立ちました。
生ビールを飲んで、メニューを探したら、どうやら小さな黒板にあるのがメニューみたいなのですが、
十品くらいが縦書きでぐしゃぐしゃと書いてあって、これが
全然読めない。
「ひらめ○○○○○○」の、「ひらめ」だけ、かろうじて読めたので、
「ひらめください」と言うと、おじさんはメニューの「ひらめ○○○○○○」を、
水気を含んだ指でしゅっと擦って完全に読めなくしました。
これで、「ひらめは終了」ということらしいです。
それから、「いちばん左の、さ、さかな……」と言うと、「うおそーめんね」
「あと、真ん中の、ば、ばく?」と言うと、「莫久来(ばくらい)ね」と答えてくれて、
どんな食べ物か分からないまま、注文できたのですが、これらが、
どれも旨い!
目当ての「ハイボール」なのですが、すぐ前で作っていて、
僕は何杯ものハイボールができる工程を観察しました。
ウイスキーを小さなコップに一杯。それを大きいグラスに入れて、
ロックの氷を入れて、レモンを入れて、炭酸水を上まで注ぐ。それだけ。
こ、これが、すげえ美味い
ウイスキー特有の、僕にとっての飲みにくさ、悪酔いの元のようなのが、
レモンと炭酸水で完璧にクリアになりつつも、
ウイスキーの「ああ、いいわこれ」感はしっかり残り、
かつ、水っぽくなく、サッパリ、喉越しがきっちりして、恐ろしく飲みやすい。
ので、「お代わり、ください」と言うと、また目の前で作ってくれる。
うまい、「お代わり、ください」、
うまいなあ、なんで!?「お代わり、ください」
これはうまいぞ、なんだ。ウイスキー足す、レモン足す炭酸水でこんなになるのか!?
「お代わり、ください」
あ、そうだ、そういえば、このハイボール、通称「下町ハイボール」には、
「謎のエキス」が入っていると、中村航先生のブログに書いてあったぞ、
と思い出し、はあ、なるほど、「お代わり、ください」となって、
莫久来をしみじみ噛みながら、ハイボールを5、6杯(正確には分からない)飲んで、
すごいなあ、すごいなあとずっと感心していました。
45分間、”立って飲んでる”ことを完全に忘れてました。
- - -
(おまけ)
「カーナビが間違いです」って書かれてます。
久しぶりに会社へ行ったのですが、散々でした。
朝起きられませんし、定期券を忘れて駅まで来て、
取りに帰るのが面倒で切符を買ったら、往復1700円もしますし、
声は出ませんし、普通なら変だと気が付くことに、全く気が付きませんし、
たくさんのことをすっかり忘れているし、暑いし、ぼーっとするし、
メールに何書いているか分からないし、送信してるし、
どうしよう。
これらのことは明日からなんとかするとして、
居酒屋「よし」で「下町ハイボール」を出せばいいのにと思う。
下町ハイボールだったら、ホームページに作り方が書いてあるし、
うまいし、絶対にウケると思うのだ。
僕もたくさんの人に宣伝して、集客に努めて、
どんどんハイボールを出していけばいいのだ。
そして、「ハイボール1杯出たら30円ください」といって、
週に100杯出たとして、週3000円、月に15000円。年間18万。
はははははは!ははははは!
8月に入ってから、体調が悪くない日の方がめずらしいくらい、
体調が悪いのでして、今日はあたまが痛かったです。
朝起きると、胃の辺りが気持ちが悪いですし(飲んでないですよ)、
電車に乗ると酔いますし(「酔う」っていっても飲んでないですよ)、
なんなんだこれは!と岡本太郎みたいに叫んで、
インターネットで調べると、自律神経の失調ではないだろうか、
普段から僕は、自律神経が失調、というか出張、神経が出張。
って、なんか韻を踏んできたので、
以下、ラップ調で読んでください。
Listen!Party People!普段からオレは自律神経が失調、
失調というか出張、神経が出張。長期の出張で、ノイローゼの予兆。
だから、からだが、がたがた不調。
不肖ながらにやってます。だけど空調、絶不調。
しょっちゅう頭が熱中で朦朧、あと一歩で民衆で暴動。
28℃の設定温度、ぜってい暑いて温度計見たら32℃。
堪忍ならない、セロトニン、セロトニン不足のシゴトニン。
シゴトニン、必殺シゴトニン、必須アミノ酸、分けてください、だれかサン。
熱出て考え行き詰まり、行き止まり、乗ってる山手線、大崎止まり。
……やっぱり、どうかしてる。
今週の土曜、ついに「リアル桃鉄」の第2回をやることに
なってしまいました。
対戦相手のイガラシイッセイが、
常識では考えられないくらいの”やる気”を見せており、
僕はなんかもう暑いし、えーっ、やるの?という感じなので、
「本当にやるんですか?」と聞いたら、「やる」と一言。
誰なんだ、そもそも「桃鉄」を実際にやろうなんて言い出したバカは、
と思ったのですが、僕か、そうか。と、観念して、
すぐにヤフーオークションで青春18切符の1回分を購入
(正規の5枚綴りを買ったら使い切れないからね)。
明日、速達で届く予定です。
「リアル桃鉄」では、実行しないと次のサイコロが振れない
「指令カード」というのを、駅に止まったら引くのですが、
前回と同様では面白みに欠けるので、
「こういうのを入れたらどうでしょうか」というのがありましたら、
掲示板に書いてくだされば、追加させていただきます。
前回は僕が勝ちました。今回も僕が勝つんじゃないかと思います。
こういうのは心が澄んでいる方に、よい目が出るのです。
罰ゲームも掲示板に書いてくだされば、採用させていただくかもしれません。
その前に、サイコロどこ行ったっけ。なくなっちゃった。
先週注文したハイボールエキスが届きました。
左がウイスキー用(黄ラベル)、右が焼酎用(赤ラベル)
ハイボールエキスとは、「下町ハイボール」を作るためのエキスでして、
「下町ハイボール」とは何かというと、詳しくはこちらをご覧下さいなのですが、
とにかく抜群にうまいハイボールなのです。
先々週、その「下町ハイボール」を出す「かねます」という
立飲み屋へ行きまして、僕は「下町ハイボール」の作り方を
しっかり目視で記憶してきたので、届いたハイボールエキスを使って、
さっそく「下町ハイボール」を作ることにしました。
割り方がハイボールエキスのページに書いてあるので、
それを参考にして、化学実験のように真剣に取組みました。
手にビーカー、心に白衣。
ウイスキーに水。それにエキス。これらを混ぜたものを
氷を入れたグラスに移し、レモンスライスを入れて、炭酸水を上まで注ぐ。
スプーンで氷をガラリと大きく混ぜ、完成。ぐっと飲む。
「しいな博士、実験成功です!」としか言いようがないくらい、
どんぴしゃりの「かねます」の「下町ハイボール」の再現実験に成功、
したと思います。「かねます」では5、6杯飲んで味覚が怪しくなってたから自信がありませんが、
それでも、うまい。うまい。
でも、「かねます」は料理も抜群に旨かった。
あの料理にこれだから、すごい。実にすごい。
で、このハイボールエキスのことを知ったのは、
中村航先生のブログからなのですが、『夏休み』の読書感想文を
出そうと思ってまだ出していなかったので、とても焦っております。
新潮文庫を2冊買うともれなくもらえるパンダが届きました。
僕が買った2冊は、サンテグジュペリの『星の王子さま』と、
太宰治の『人間失格』で、どちらもおもしろかったです。
適当に2冊選んだのですが、『星の王子さま』の王子さまと、
『人間失格』の主人公に、共通する何かを感じました。
どちらも人間の社会でうまく生活できない。
『人間失格』の最後の方で、主人公の男のことをある女性が語るのですが、
「とても素直で、よく気がきいて(中略)神様みたいないい子でした」
そこに、王子さまを感じたのですが、
そんな話じゃないだろう、星の王子さまは。
それはそうとして、三菱東京UFJ銀行の静脈認証ATMだ。
昼休みにお金を出しに行ったら、普通のATMには10人以上の行列ができていて、
静脈認証ATMにはひとりも並んでいる人がいなかったので、
「いやあ、わるいですね、最先端の静脈認証キャッシュカードなもんで」
と列を抜けて、カードを入れて手をかざしたのですが、
何回やっても認証されない。
6回ほど間違えるとカードが出てくるのですが、
3回出てきたということは、3×6で19回(三の段!三の段!)、
手をかざしてダメだったのです。
そうこうしてるうちに、横の行列はなくなってるし、
僕の手のひらの血潮はどうなっちまったんだと、
こうなったら銀行員に直接言ってお金を出してもらって、
節子にスイカを食わせてやろうと、窓口へ行ったら、
もう一台の静脈認証ATMに、「正しい手のかざし方」みたいな
「こうかざせ!」みたいなホームメードなパウチッコされた紙があったのです。
よく読んでその通りにやったら、一発で通りました。
手のひらを反らせて、きっちり読み込ませる長方形部分を全開にしないと、
認めないみたいです。あんまり悔しかったので、
マジックで長方形を手に描こうかと思いました。
お金がないと生きれない、お金は上手く下ろせない、
まったく生きづらい世の中です。