過去の日記
僕の部屋、いまさらながら
環境が悪いのです。
典型な悪条件であるところの
「夏暑く、冬寒い」なんてのは
完全に「◎」で満たしており、
僕の部屋が誇る「最終悪条件兵器」とでも
申しましょうか、その決定的な不快感の源が
湿気
なのです。
おかげで、カビが発生、
壁の隅に真っ黒な染みができているのです。
その様子、まるで過去に不吉な出来事があり
それ以来この壁の「染み」が取れんのですじゃ・・・
という住職のお話が聞こえてきそうな感じ。
この強烈な湿気が来る原因としては、
僕の部屋が家でもっとも温度が低い
というのがポイントでして、
家中の暖かい蒸気がすべてこちらに移動してくる
というシステムなのですね。
まず、お風呂。お風呂の蒸気が、
ちょっと油断するとすぐに
押し寄せてくるのです。
そのため、その日の入浴剤が「ゆず」だったりしますと
「僕の部屋」は必然的に決定的に
「ゆずの部屋」になるわけで、
ここでもしツムラの「日本の名湯シリーズ」などにしたら
「十和田」、「別府」、「登別」などなど
部屋に居ながらにして日本中の
温泉の気分を味わえるわけなのです。
(味わいたくないよ!)
同様に台所。
スパゲッティーなどをゆでたりした日には、
部屋が「ゆで汁の間」に早変わり。
わびしくもみずみずしい香りで満たされるのです。
湿気で困りますのは、
紙が水分を吸ってフニャフニャになることなのです。
この前は、僕の部屋に置いておいた
「風の谷のナウシカ」全7巻の
1ページ1ページが湿気を吸って
全体として
約1.5倍
の厚さになりました。
これがもし横山光輝の「三国志」全60巻でしたら
60×1.5=90、ということは90冊分に。
本棚が崩壊していた可能性があります。
さらに、湿気とは別の話なのですが、
僕の部屋、
電波が届かない
ようなのです。
携帯電話が切れるのですよ。
居間や妹の部屋では大丈夫だというのに、
僕の部屋だけ
圏外
なのね。
部屋によって電波が入ったり入らなかったりなんて、
大きなお家でうらやましいですわね。
なんてことはなく、
笑ってしまうほど小さな家なのに、なぜ!
う〜ん、おぞましい。
最近、刺激的な出来事が
ないのです。
あることにはあったのです。
以前、本屋のトイレの個室に入った時のこと。
トイレットペーパーの固まりが
流れずに残っていたのです。
「しっかり、流しておいて欲しいなぁ」
などと思いつつ
水洗レバーをグッと引くと、
水はゴーッという音とともにすべて流れていきました。
と、ここまではよかったのです。
しかし問題はこれからでして、
水洗トイレは流れた後、一定の水位まで水が
上がってくるじゃないですか。
このトイレ、どうやら一定の水位を超えても
いっこうに水の止まる気配がないのですね。
いわゆる「押せ押せムード」一色なのです。
刻一刻とせり上がってくる水。
「まさか、ねぇ・・・」
と、そのうち水は引いていくだろうと考えつつも
最初に入った時の水量の少なさが
やけに記憶に残っており、
「土石流直前の川には、水がなくなる」
という、どこかの村の言い伝えが頭をよぎる。
やはり、水は止まらず。
どうしてよいのか分からず、立ちすくむ僕。
突然、ここでもし水が溢れかえるとどうなるか、
ということが頭に浮かんだのです。
このトイレを詰まらせた犯人は僕ではないのです。
僕の前に入った人なのですよ。
しかし、水が溢れて靴やズボンが濡れた僕を
外で見た人はどう思うだろう。
これはまさに、名実ともに
「濡れ衣」
というものではあるまいか。
しかもトイレの水で濡れるとは、
悲しすぎる。
そのことに気が付くと、
急速に緊張が高まり、
ややパニック状態でトイレ脱出を開始。
土石流を知らせる、村のサイレンも
鳴り出したに違いない。
しかし、こういう時に限って
トイレの鍵がなかなか開かなかったりするのですよ。
あせるほど手が動かないのです。
入る時に鍵がすぐに閉まらなかったため、
かなり力を加えて閉めたことを激しく後悔するも、
なんだか自分が
「インディージョーンズ」
になったような、スリリングな気分。
「インディージョーンズ、最後の聖戦!?」
いや、水洗!?
なにをやっているんだ、僕は。
ふと振り返ると、
水は便器を完全に満たし
表面張力もいいところの限界状態。
ドアにピッタリ身を寄せて「わーーっ」と思った瞬間
ザッパーーーー!
っと本当に溢れ出したのです。
僕がジョーンズでしたら間違いなく
「オウ、マイ、ガッ!!」
と叫んだはず。
少し冷静になりドアを内側に引きながら鍵を抜くと
ドアはあっけなく開き、脱出に成功。
靴を見ても、まだ濡れた様子はない。
しかも外には誰もいない。
僕は後ろを振り帰らず、早足で、
それでいて何事もなかったような顔で店を出て、
まっすぐ地下鉄に乗って帰りましたのです。
・・・あの後、どうなったのだろう。
って、こういう刺激的な出来事は
もう、ごめんなのですよ。
僕はせっかちな性格のためか、
食べ方もなんだか荒々しくなるようで、
テーブルにいろいろと落としてしまうのです。
僕の食後のテーブル、
妹がその様子を形容するには
「豚が食べたあとみたい」
とのことなのです。
いや、たしかに以前朝食のアジの開きを
きれいに食べようと手を使ったら、
その日中、手が生臭かったことは認めます。
また、トマトを挟んだサンドイッチの
食べ方が下手で、シャツとズボンに
返り血のように転々と
赤い染みをつけたことも認めます。
しかし、ブタとはあまりにも
失礼ではあるまいか。
僕は声を大にして言いたい。
食事で重要なことは、
いかにして食べるかということよりも
何をどれだけ食べるかということである、と。
僕は健康を望む者として
食生活には気を使っているのです。
毎日摂取するものとして、几帳面にも
牛乳2杯、野菜ジュース100cc、
納豆1パック、梅干1個以上を規定し、
毎日欠かさず食べているのです。
しかし、これだけやっていて
納得いかないことがあるのです。
それは、僕の外見が
青白い
ということでして、さらに
外見だけでなく実際に
体がだるい
ということなのです。
かえってファーストフード三昧の人の方が
元気だったりしますのね。
納豆に含まれるナットウキナーゼは
血液中の血栓を溶かし血液をサラサラにするというのに!
梅干は酸性になった体を
アルカリ性に変えてくれるというのに!
いったい何が悪いのだ?
やはり食べ方なのか!?
僕の通っていた高校が
少子化の影響で他校と合併して
なくなってしまうそうなのです。
おまけに、大学の学科も
今年あたりから別の学部になり、
なくなってしまうそうなのです。
そうなりますと、僕の過去は
存在していない学校、学科を卒業、
ということになり、
それはそれは、非常につらく悲しいことなのです。
ということはなく
「過去のない男」
というハードボイルド感が
どこからともなく湧いて出てきたりしますので、
僕としては、ワイングラス片手に、
「まあ、悪くないな・・・」
と呟き、遠くを見る目をしてみるのです。
だいたい、高校で楽しかったことなど、
驚くほど、なにもありませんでしたのです。
わずかに残る、高校時代の記憶は
学校の横に大きな「公園墓地」という
お墓があったこくらいです。
ある日、友人と「公園墓地」を散歩していたときのこと。
どこからともなく、女性の歌声が
聞こえてきたことがありました。
「な、なんだ、こんな昼間から」
と思いつつ、おそるおそる
歌声の出所へ向かってみると、
あるお墓の前で
おばさん10名ほどが大きな声で
歌を合唱しているではありませんか。
しばらく呆気にとられ、立ちすくんでいると、
僕らに気が付いた、おばさんの1人が、
「あら、ひばりちゃんのお墓参りにきたの!?」
と笑顔で聞いてきたのです。
な、なんと、この場所は
演歌歌手「美空ひばり」さんの墓前でしたのです。
しかも僕らが散歩していた日がちょうど
ひばりさんの命日。
フラフラと墓前まで来てしまいました、
なにかの流れに乗って、そう、それはまるで
川の流れのように。
若いのに熱心な「ひばりファン」として
おばさん達の視線が僕らに集中する。
「ほら、お兄ちゃんたちも一緒に歌いましょ!」
当然歌えるでしょ、という強引さで
誘ってはくれるのですが、
一度も聞いたことのない曲。
歌詞が分からず、唖然。
「は、はは・・・」という意味不明な
笑顔を浮かべながらその場から退散。
・・・というような記憶しかない、我が高校生活。
だからいいのです、
高校がどうなろうが!
ふぃ〜。
ここ2日間、
日記を更新していませんでしたのは
久々に就職活動を
していたわけなのです。
以前、ある企業から内定を頂いたと
日記に書きましたのですが、
さらにその数日後の日記に
こう書きましたでしょう
|
そ、そうなのよ
やりたかったのだ!! ・ もう誰にも止められないのさ、
・ ダメだったらバンドを組むもんね、
・ だははははは!! |
と、こういう具合で
情報系でおもしろそうなことが
できそうな企業を受けましたのです。
そうしましたらですね、
そこから内定をいただけたのです。
ですから、そちらへ行くのです、わお!
だはははは!