過去の日記
00.3.8
今日は某パン工場へ
アルバイトの説明会へ行ったのでした。
春休み中、家にばかりいまして
不規則な生活になっていましたので
改善しようと思っているのです。
そしたら、そのパン工場がなんていうのでしょうか、
ゲーム「メタルギアソリッド」に出てくるような
巨大で清潔で自動的で、
なんかゲノムッ!といった感じの施設なのです。
(よくわかりませんけど)
施設の入り口で、給食のオバサンが頭にかぶる
キノコのような帽子をかぶって中に入るのですが
これがまた、我ながら「スーパーマリオ」のキノピオにそっくりなこと。
それにしても、怖かったのはトイレです。
食べ物の企業ですから、トイレがすごいのですよ。
分厚い金属製の扉がグワーンと開いてですね、
靴から履き替えたスリッパをさらにサンダルへと履き替えるのですが、
問題はトイレから出るときでして、
出口の自動ドアが全く開かないのですよ。
と、閉じ込められた!
と思いましたね。
頭は「スーパーマリオ」のキノピオでも、
気分は「メタルギア」のソリッド・スネークでしたから。
(どんなだよ)
このままでは、ゲノム兵に殺される
とまでは思いませんでしたが
ただでさえ、面接前で緊張しているというのに
どうやって出てよいのかわからんのですよ。
よく見るとドアに金属の四角いプレートが付いているではありませんか。
もしかして、これが細菌を感知するセンサーになっていて、
手をきれいに洗うまで扉は開かないという
システムになっているのかと思い
恐る恐る、その金属プレートに触ったのですが、
それは単なる飾りでした。
愚かなキノピオですよ。
そりゃピーチ姫を守れないわけですよ。
正解は、壁に付いていたアルコール消毒器という
機械に手を入れる、でした。
ちなみにキャンベル司令官から
ソリッド・スネークに与えられた任務、
それは「3色オハギ」の製造でした。
いっきに「メタルギア」から
「カケフ君のジャンプ天国」といった感じの1日でした。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
00.3.11
今日からアルバイトが始まったのです。
今まで家にいたのが、急に労働に切り替わりましたから、
非常に疲れたのです。
僕の働く場所はパン工場の中の
和菓子をつくる所でして、
オハギやら饅頭やらにいろいろなことをするのです。
パン工場というだけあって、
昼食は「パン無料」と聞いていましたから
どんな種類のパンがあるのだろうかと
パン工場なのだから、さぞバラエティーに富んだパンが、
と期待して食堂へ向かったのですが
全て「食パン」でした。
そんなこんなで、今日の昼食は
食パン2枚と一杯の水でした。
こればかりは「家なき子」を連想して悲しくなりました。
それにしても、ベルトコンベアの緊迫感が
強烈なのです。
ベルトコンベアに緑色の饅頭が乗って
次から次へと運ばれてくるのです。
僕はそれを小さな袋に1つずついれるのですが、
急がないと饅頭がデッドゾーンに突入してしまうのです。
それでもコンベアは速度を緩めないのです。
ちょうど、なんですか、あれですよ、
「これができたら100万円」の
「回転寿司、デッドゾーンに至る前に食べきったら100万円」
くらいスリルとサスペンスなのです。
それなのに、僕が饅頭を全部袋に詰め切ったとしても
100万どころか、時給800円なのです。
こんなの、まさに、
饅頭怖い
以外のなにものでもありません。
落語の「饅頭怖い」は怖くもない饅頭を
怖いなんて言いますけど、
僕の場合、本当に怖くなりました。
「饅頭怖い」なんて言った落語の登場人物に言いたい。
「あんたは饅頭の本当の怖さを知らない」と。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
00.3.21
お久しぶりなのです。
昨日でアルバイトが終ったのです。
10日間立て続けでしたので
肩が痛いのです。
毎日、毎日、オハギ作りですよ。
夜8時に帰って、9時に寝ていましたので、
ここ数日の記憶と申しますと、
オハギ一色でございますよ。
作っていたのは「ゴマ・きなこ・つぶあん」の
三色オハギなのですが。
ですから、何について書いてよいのか
よく分からんのですわ。
とりあえず、アルバイトのことを書きますと、
僕が主にやっていましたのは、
もち米が炊かれて巨大な機械から出てくるのですが、
それを大きなタライに落として、
7.2Kgに調節してはコンベアに乗せる仕事なのでした。
これがまた結構疲れるのですよ。
その機械は「ブビーッ!」と1分おきにブザーを鳴らしては
炊かれた米をドサドサ自動的に落とすのです。
ですから、それまでに
落ちてきた米を7.2Kgに調整して、
それを横のコンベアに乗せて、
ビニールシートを切って、新しいタライに広げて
米の落ちる場所に置いておかねば
米が床に落ちてしまうのですよ。
米が落ちるとですね、
その「仕込室」という場所をしきるような
オッサンがおるのですが、
またそのオッサンが恐いのですわ。
何が恐いかって、そのオッサンはすごい近眼らしくてですね、
その度の強いメガネのおかげで
オッサンの恐い目が余計に大きく見える
ということなのですよ。
もう常にケントがボヨヨ〜ンしているような感じなのです。
まあ、僕は1度も米を落とさずに済んだのですが、
それを1分おきにやるものですから、
1時間で60回で、
9時間もやりましたので、540回ですよ。
ですから、1日で3888Kgのホッカホカの米を
持ち上げたわけですよ、ってどんなだよ。
「トン」ですよ。3.8トンの米。
まあ、もう終わったことですので
今ではよい思い出ですね。
(きれいなまとめ方)
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
00.3.29
再び、お久しぶりなのです。
以前の更新の日から
また1週間ほど日が空いてしまったのですが、
別にまたアルバイトを始めたというわけではないのです。
最近、熱心に学習しているものがありまして、
そのため更新できなかったのです。
それが何かと言いますと、「かぶ」なのです。
「かぶ」と言っても、畑で育てる野菜のことではなく、
もちろんサリーちゃんの弟でもなく、
証券の「株」なのです。
ことの発端は、
この前のアルバイトのお給料で
なにかささやかなものでも自分に買ってやろうかなどと
ふらふら歩いていたのですが、
本屋で『株で1億円作る!』なんて本を
発見してしまいましてよぉ、
「そ〜んなバカなねぇ、だいたい10万から始めて1億だなんて、
ほんとに、何言ってんだか…」などと言いつつも
その本を買ってしまったのです。
さらに何冊かまとめて金欲全開のタイトルの本
(例:『会社四季報でらくらく儲ける本』)などを
ドサッとレジに持っていきましたから、店員の人からしてみれば
おぞましき金の亡者
がやって来た状態ですよ。亡者が来たりて本を買う、ですよ。
それから家に帰って、それらを読んだのですが、
高校の経済学の成績が悲惨だった僕には、
まあ、これが本当によくわからんのですわ。
いろんな経済指標みたいなもの、たとえば
「ROI」や「EVA」や「PER」のようなものばかりでして、
「ROIぃ?『ロイ』って誰っ?」のようなありさま。
EVAはもちろん「エヴァンゲリオン」、
そんな私は頭がPER(パー)なわけなのです。
そんなこんなの1週間、夜も眠らず昼寝して、
研究に研究を重ね、独自の理論を展開し、
今日、とうとう買ったのでした。
僕の汗と涙の結晶でもあるアルバイト料ほぼ全額を
「ユニバーサル証券」という証券会社の株につぎ込んだのです。
もはや長者気分ですな。
どれくらい長者気分かと申しますと
今からルパンに狙われた時の対処法を
考えるほどの長者気分なのです。
しかし、しかしなのです。
株は儲かる人より損する人の方が多いらしく、
と申しますか、なにより、このお金は本来、
4月からの定期代、教科書代、国民年金代などになる
予定だったような気がするというか、
まあ、とにかく、株価が下がれば、
つまりは切腹なのです。
切腹は嫌なのです。
そう、切腹は嫌なのです。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
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