23.    ご報告
 
 
 
 
 

       エス
           11月23日朝6時半、事件はおこりました。
          みんなでドライブに行く準備中のことでした、高速道路が混んでくるからと、チョットあわてていました。
          そんなとき、なぜか、ぼくのリードがはずれてしまいました。
          しばらくはウロウロしていましたが、お父さんが出てきたので、僕は、うれしくて、
                      有頂天になって表通りにとびだしてしまいました。
          お父さんが、追っかけてくると思い、1回、引っ返したんだけど、お父さんが来ないので全力で
                      1周して来ようとしたけど、記憶にないんだ。

     飼い主
          時間にして1、2分でしたか、チョット遅いので見に行くことにしました。
                      近所の犬が鳴いているので妙に気になって、そちらへ走りました。
           そこで見たものは、死んだように横たわっている犬らしきものでした、エスでないことを祈りながら
                      のぞき込むと心臓は動いていましたが、目は半開きで反応無し、口は開いて舌が出て、肛門も
                      開きかけの紛れもないエスでした。
           すぐに、抱き上げて、車へと走りました、途中、舌によって閉塞されていた気道が開いたのか、
                      むせ返るような咳とゼーゼーという呼吸を開始しました。
                      とり会えず生きていてくれているという実感がしました。
           きっと、わめきながら歩いていたのでしょう、お隣の方が、いろいろお世話して下さいました。
          かかりつけ医がだめなので、お隣の知り合いの獣医さんのところへいくことになりました。

     エス
          車の中にいるんだ、お父さんの声が聞こえる、でも、全身が痛い、首も足も動かない、
                      呼吸もくるしい。でも、みんなの顔もみえる、生きているんだろうか。

     飼い主
        病院での処置がまどろっこしい。とにかく検査してから・・・・・・血液検査、レントゲン。
          結果、肺の破損・出血による呼吸困難、強い貧血、肝機能障害、指の骨折1カ所、縫合数カ所、
          擦過傷多数。
          獣医さんの、診断では2、3日が山とのこと。絶対安静です。
          帰り道、かかりつけ医に相談すると、とにかく今日は絶対安静で、明日の朝の状態で運命が
                       決まると言われました。
  
      エス 
          すこし、呼吸は楽になったけど、とにかく痛くて、伏せているのがやっとだった、でもおなかはすいてきたよ。
          奥のネコのエサがみょうにおいしそうで、唾がでてきたけど、一人で寂しいよ〜。

     飼い主
          一夜明けて病院へ行くと、おっぽをふって迎えてくれました、意識も、呼吸もしっかりしていました、
                       ほっとしました。
          許可を得て、感謝しながら掛かり付け医のところへ転院しました。すこし、離れていて、
                       電車では不便な所だったからです。
          改めて、とりあえず、2日間の入院を命じられました。
          近いので、みんなで、何回も面会に行きました、エスは病院では気丈でした。
                      点滴と止血剤、抗生薬の注射の毎日ですが、やはり、すごい食欲で、3日めにはついに食事に
                       ありつきました。獣医さんも驚く快復ぶりです。
            とりあえず、食事ができるので点滴はなくなり退院許可が出ました。
          でも、安静なので、サークルを用意しました。

     エス
         超、うれしいのだ、うちに帰ってこれたのだ、夢のようなのだ、生きているんだ。上の写真なのだ。

    飼い主
          うちに帰ってきたエス君ですが、帰ってきた日に1度だけマットにトイレしましたが、あとは、
          絶対家の中ではトイレしません。
          脳には、まったく、障害はなさそうです。
          それから毎日、リュックに入って(このために買ったのではない)ウンチ散歩です、
          だっこするのがいたくって毎日キャンキャンでした。2週間ぐらいして少し楽になったのか、
          自己主張を始めました、散歩は自分で行くといって本気で噛みました。
          説得を続ける毎日でした。雨の日も、木枯らしの日も。

     エス
          いらいらするなあ〜なんで歩けないんだ、骨も折れてないのに、痛いし、力はいらないし、
          お父さん何とかしてよ。 いらいらガブッ。

     飼い主          
          獣医さんにメールして、エスの気持ちを伝えると、命と機能回復とどっちがだいじやと怒られました。
          とにかく、即死でないのが不思議な位なんですよと、でも、なんでやというと、足、
          自身は悪いところはない、なんでかなあということでした。
          エス君自身は、どんどん元気になって、内蔵等の機能は完全回復ということでした、
          獣医も驚くほどの回復力、日頃の鍛錬のせいかな〜。
          1ヶ月経って、最終チェック、なんと肋骨が2本も折れていました、これで、すべての説明が付きます。
          肺が破れたのも、歩けないのも、へんなところでなっとくできました。

     エス
        そうか、肋骨が折れていたのか、どおりでいたかったよ。でも、それだったら原因が解って治る
          見込みができてうれしいな〜。

    飼い主 
        うちでは、離していい許可がでましたが、離すと飛び回るので、リードです。でも、ウンチ散歩からの
          帰り道、少しだけナイショで歩いてます、ケンケンから少しずつ、びっこ歩きになってきました、
          だだをこねて暴れるよりいいかな。
          すこし、つり気味に、ゆっくり歩き始めました。 

     エス
        おとうさん、おかあさん、おとなりのママ、ありがとう、これからも頑張るのでよろしく。

     飼い主
        天国を覗いたエス君が帰ってきてくれました、とてもうれしいです。
          まだまだ看病は続きますが、エス君のがんばりに負けないようにするつもりです、この時期まで、
          伏せていたのは、どうなるか解らなかったので、ごめんなさい。
          それと、エス君ごめんなさい、君は悪くないよ、天性だもんね、リードを離す人間が悪いんだ。
          早く良くなることをいのってます。

       PS  手厚い看病のせいか、まるで、6〜8ヶ月のころの様に甘えん坊の子供に戻ってしまい
           ました。
           これから、2度目の子育てです。悲しいような、うれしいような・・・・・・とほほほほ。 

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