わかる授業DVDを作成するにあたって
自己紹介をかねて

私は、子供の頃、目が少し不自由なこともあって体育系が
全くダメでした。なんていうか、コンプレックスですよね。中学生になるといわゆる
自我の目覚めというか第二次成長期というか自分という物ができてくるわけです。
中学の頃、野球、テニス、サッカー、いやはや世の中は球技で一敗なんですね。
でも、私には無理だった。そそ、今も、車の運転免許はありませんし、ゴルフとかは
全くだめですねえ。でね、中学生の頃、私はすごく悩みました。悲しかったです。
だって、運動できなきゃどうしようもないやない。

それで、仕方がないから、いっちょ勉強にかけてみよう。そして自分の存在をみんなに
アピールしようと思ったわけです。
とまあ、かっこよく言うとそうなんだけど
普通にいうと、スポーツできない、勉強できないでは女の子にもてないやないか。
困ったなああああってのが本音ですね。

それで中学1年生になったときに勉強に打ち込もうと一大決心をして、毎日少しずつ
勉強にはげみました。勉強第一ですので、クラブ活動とかはしませんでしたね。
小学生の頃はなんかあまり勉強とは縁がなくて魚釣りだの、水泳だの、まあのんびり
すごしていました。ですから、その勉強のしかたが分からない。困りました。

でも、私は運が良かったのか、私の家の近所の学習塾に通うことになりました。
当時は中学生というか子供がとってもたくさんいて学習塾は難関でした。
入塾テストというのがありました。こりゃああかんだろうと思っていたんだけど、
なんとその塾の先生は私の父親の知り合いで、「頭悪いけど、まあいっかー。」
という具合に受かってしまいました。週に2回通いましたね。英語と数学。

その当時の学習塾ってすごかった。なんていうか1クラスに50人以上の生徒がいました。
入塾テストは100人程度受験してましたね。

この学習塾の先生のもとで私の猛勉強が始まりました。まあ他の生徒は体育系クラブ活動
で疲れはててましたが、私には勉強しかありませんでしたね。
とにかく、学校の授業でも学習塾の授業でもノートをとりまくりました。
そして本屋さんでたくさんの参考書、問題集を買い込んでひたすら書き写し、問題を
ときまくる。

そりゃ、始めは寂しかったですよ。友達はいないし、クラブさぼりますのでいじめられるしね。
でも、負けられない。負けてたまるかと歯をくいしばりましたね。
学校に通う自転車は毎日のようにパンクさせられ、クラスの教室の私の椅子
のうえには押しピンだらけ。
でも、頑張るしかない。涙がでましたね。
でも、自分を守り、自己を他人に認めさせ、他人と互角になるにはあとにはひけない。
必死の勉強の日々が続きました。

やっと転機が訪れたのが中学二年の頃です。突破口は数学の図形の証明にありました。
なぜか、証明する事が楽しいことになり、数学が好きになっていきました。
そうなると、そればっかりやるようになり、数学の虫みたいな生徒になりましたね。

不思議なものでそうなると他の科目も自然と出来る、わかるようになるんですね。
英語、理科、社会、そして国語。
どんどん成績が上がり出しました。

私の場合は、身体的なコンプレックスをはねのけるため、まあ、いじめに勝つために始めた
勉強でしたが、まあ、珍しいタイプかもしれませんね。

世の中には色んな人がいます、一人一人が、自分をみつめ、そして学問の楽しみ、学ぶ
楽しみを味わってもらえたらと思うのです。