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  日本の神社 
 
  
日本の神社

  神社の起源

  社格の起源
   官幣社 国幣社
   社格順列

  勅祭社 

  二十二社

  一宮 いちのみや




 
神道の要領と心得
   礼拝 れいはい
   祈祷 きとう
   勤務 きんむ
   修祓 しゅばつ
   鎮魂 ちんこん
 
  日本の神々と神社
    〜由来と御神徳
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    関東
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    北海道・東北
 
 
皇室と神道
  皇室と国民
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  宮中の祭祀
  宮中三殿
  恒例祭祀
  臨時祭祀
  毎朝御代拝 同日供
  旬祭

  日本は古来神国とよばれ、第一に神祇を崇め、次に政を行うことに重要な意義があった。つまり、日本の神祇祭祀は行事の中でも最も重大であり、第一代神武天皇即位四年に鳥見山に斎場を設けて皇祖大神を祭ったのをはじめとして、歴代天皇は常に親しく神祇を鎮際している。人々も古来深く神祇を尊崇して、神社を造り奉斎してきたので現在では日本全国に約八万処の神社がある。

 日本の神社では、天照大御神を頂点とする天津神・国津神を敬い祭る。古代より朝廷が神事の中心となり、現在においても宮中と全国の神社において国の平安と繁栄、国民の幸福が祈願される。国の繁栄と国民の幸福は、国民の生活の基盤である稲の豊作、五穀豊穣に象徴され、毎年宮中において五穀豊穣を祈り感謝する祈年祭、神嘗祭、新嘗祭などの行事が行われている。また、それに合わせて日本各地の神社においても、同様に祈年祭や新嘗祭などの祭儀が行われる。

 日本の神社の多くは地域社会の統合に深く関係する。氏子崇敬者による組織を有する神社を中心とした信仰であり、中には農業における田の神や狩猟に関係がある山の神の信仰などの民間信仰に関係する神社もある。
 

  神社の起源 

神社の起源  天津社と国津社

 神社の起源は、大国主神が自ら幸魂、奇魂を大和の三諸山(大神神社)に斎き祀ったことを最古として、これに次ぐのが出雲大社となる。第十代崇神天皇の御代に、天津社(あまつしゃ)、国津社(くにつしゃ)の制が作られ、高天原(たかまのはら)にうまれた神を祭る神社を天津社、この国土にうまれた神を祭る神社を国津社とよぶ。

 

  社格の起源 

社格の起源  官幣社と国弊社

 次第に神社の数は増え、延喜年間には社格に大小の区別を設け、神祇官から祭日に幣物を頒つ神社を官幣社(かんぺいしゃ)とし、神社がある地方の国司から幣物を奉る神社を国幣社(こくへいしゃ)と定めた。これが官国幣社の起源である。この当時の神名帳に記載された2861処の神社は、「延喜式内の神社」とよばれ、記載されない神社は「式外」とよばれた。

 大小の区別は、祭神の系統および神社の由緒などにより定められ、案上の大幣を奉る神社を大社とし、案下の小幣を奉る神社を小社とよんだ。
 官幣大社は198処304座、官幣小社は375処433座、国幣大社は155処188座、国幣小社は2133処2207座を数えた。さらに大社のうち明神祭(みょうじんさい)をとり行う明神大社が306座あり、そのうち官幣社は127座であった。

 中世には神祇の典礼は衰えたが、明治維新の王政復古と共に神祇制度も延喜の古制に復帰し、神祇官が再興された。その後、神祇官は内務省の所管となり、その後は毎年官幣社に対して祈年祭、新嘗祭、例祭の三度、国弊社に対しては、祈年祭、新嘗祭の二度、宮内省式部寮から幣帛料が下賜され、国弊社には幣帛料が国庫より供進される制度となった。

 別格官幣社とは、明治維新以後に設けられた社格である。その幣は官幣小社と同一である。明治五年に湊川神社がこの社格を得たのがはじめであり、中世以降皇室および国家に功績のあった人物の神霊を祀る神社である。

 明治維新以降、延喜年間の制度にならい社格の制度が新たに整えられた。その後、第二次世界大戦後に廃止されたが、今日でも「旧社格」などの名称で神社の格を表す基準として用いられることがある。

 

  社格の順列 
 平安時代中期に定められた延喜式を基として、明治時代に祭神の系統や神社の由緒などにより定められた社格の順列のことである。現在も宮中などの行事において参照される。
  下の神社名をクリックすると由緒とご神徳が表示されます 
 
    現在作成中 【2014/8/29 更新】

 旧官国幣社 社格順列      左から右の順
旧官幣大社 賀茂別雷神社 賀茂御祖神社 石清水八幡宮  松尾大社  平野神社  伏見稻荷大社
大神神社 大和神社 石上神宮 春日大社  廣瀬大社  龍田大社 丹生川上神社上社
 丹生川上神社  丹生川上神社下社 枚岡神社 大鳥神社  住吉大社 生國魂神社 廣田神社
氷川神社 安房神社  香取神宮 鹿島神宮  三嶋大社  熱田神宮 日吉大社 
日前神宮 國懸神宮  出雲大社 宇佐神宮  霧島神宮  伊弉諾神宮 香 椎 宮 
宮崎神宮 橿原神宮  平安神宮 氣比神宮  鹿兒島神宮  鵜戸神宮 富士山本宮浅間大社
建部大社 北海道神宮  宗像大社  吉野神宮   月山神社   多賀大社   阿蘇神社 
筥 崎 宮  八坂神社   日枝神社  竃山神社   熊野本宮大社  熊野速玉大社  諏訪大社上社
 諏訪大社下社  明治神宮   丹生都比賣神社 近江神宮  水無瀬神宮 白峯神宮 赤間神宮
 旧官幣中社 鎌 倉 宮  井伊谷宮 八 代 宮  梅宮大社 貴船神社 大原野神社
吉田神社 北野天満宮 金鑚神社 金 崎 宮  大宰府天満宮 生田神社 長田神社
海 神 社 英彦山神宮 嚴島神社  住吉神社(長門一宮)  吉備津神社 (岡山)  伊太祁曾神社  熊野那智大社
御上神社 坐摩神社   旧官幣小社 國魂神社  波 上 宮 竃門神社 住吉神社(筑前一宮)
志賀海神社  旧別格官幣社  談山神社 護王神社   小御門神社   菊池神社   湊川神社 
 名和神社   阿部野神社   藤島神社   結城神社   豐榮神社   建勲神社   神社 
日光東照宮  常磐神社  照國神社 神社 靈山神社  梨木神社  久能山東照宮
四條畷神社 唐澤山神社  上杉神社   尾山神社   野田神社  北畠神社  佐嘉神社 
山内神社 福井神社
旧国幣大社 氣多大社  大山神社 高良大社 多度大社 熊野大社 南宮大 
旧国幣中社 神社 淺間神社 (山梨) 寒川神社 鶴岡八幡宮 玉前
 一之宮貫前神社 二荒山神社(日光) 二荒山神社(宇都宮) 都々古別神社(棚倉)  伊佐須美神社  志波彦神社  鹽竃神社
 鳥海山大物忌神社  若狭彦神社上社  若狭彦神社下社 射水神社 彌彦神社 出雲大神宮 籠 神 社
出石神社 宇倍神社 水若酢神社 中山神社 安仁神社 忌部神社 大麻比古神社
 田村神社  土佐神社 西寒多神社 田島神社 住吉神社(壱岐)  海神神社   金刀比羅宮 
 大洗磯前神社  酒列磯前神社  美保神社  新田神社 都々古別神社(近津) 函館八幡宮   生島足島神社 
 伊和神社  眞清田神社  白山比盗_社  玉祖神社 諏訪神社 大縣神社  速谷神社
 伊曾乃神社 旧国幣小社  砥鹿神社 小國神社  飛騨一宮水無神社  駒形神社   岩木山神社 
出羽神社 湯殿山神社  古四王神社   度津神社   大神山神社   日御碕神社   物部神社 
沼名前神社 都農神社  枚聞神社   神部神社  淺間神社 (静岡)  大歳御祖神社   戸隠神社 
菅生石部神社 須佐神社  藤崎八旛宮   忌宮神社  柞原八幡宮   高瀬神社   津島神社 
箱根神社 秩父神社  伊豆山神社   剱 神 社  佐太神社   吉備津彦神社  吉備津彦神社(広島)
伊奈波神社 倭文神社  尾張大國靈神社  穂高神社  雄山神社   千栗八幡宮   
                                                   ※ 左から右の順


  勅祭社 ちょくさいしゃ
  勅祭(ちょくさい)は、天皇の特使である勅使が派遣されて奉幣が行われる祭儀である。古来三重県伊勢の神宮神嘗祭、石清水祭、賀茂祭などがあり、平安時代中期以降、朝廷から特別な尊崇をうけた二十二社などへの奉幣の祭祀のことをいう。

 明治元年明治天皇が、武蔵国一宮(いちのみや)氷川神社(さいたま市)に行幸・親祭を行ってから勅祭社十五社が定められ、現在は十六社存在する。3月13日春日祭、5月15日賀茂祭、9月15日石清水祭を三勅祭とよぶ。
   
勅祭社 十六社
賀茂別雷神社 賀茂御祖神社 石清水八幡宮  春日大社 氷川神社 香取神宮
鹿島神宮 熱田神宮  出雲大社 宇佐神宮 香 椎 宮 橿原神宮
平安神宮 明治神宮  近江神宮 神社

 

  二十二社 
   平安時代中期以降、朝廷より格別の崇敬を受けた神社である。いずれも京都とその周辺に鎮座する。その数から二十二社と称し、室町時代半ば頃まで最高の社格とされた。二十二社のうち、上七社は伊勢・石清水・賀茂・松尾・平野・稲荷・春日、中七社は大原野・大神(おおみわ)・石上(いそのかみ)・大和(おおやまと)・廣瀬・龍田・住吉、下八社は日吉・梅宮・吉田・廣田・祇園・北野・丹生(にう)・貴布禰(きふね)をいう。
 年2回の祈年穀ほか、祈雨・止雨や天変地異、国家朝廷の大事などの臨時に勅使が派遣され奉幣の対象となった。
 
 二十二社のうち、皇室の宗廟が伊勢・石清水とされ、皇室の崇敬社が大神・石上・大和、風雨の神が廣瀬・龍田・丹生・貴布禰、神功皇后以来の崇敬社が住吉・廣田、平安京の鎮守社が賀茂・松尾・稲荷・日吉、皇室の外戚である藤原氏・平野氏・橘氏の氏神が春日・大原野・吉田・梅宮とされた。祇園・北野は新興の社として崇められらた。


 これらの神社に対する朝廷の崇敬は、鎌倉時代におよび、その後南北朝以来の朝廷衰微により断続するが、幕末の動乱期に復興し、現代においてもその由緒が受継がれる。

 
 

  一宮 いちのみや 
    平安時代後期から鎌倉時代にかけて、令制下の国ごとに設置された社格の一種である。国家の法的制度ではなく、各国内で第一に位置づけられた神社である。地方官である国司がその主要任務である領国内の神社祭祀のために便宜上定めた、習慣的に広まった制度であった。平安時代後期『今昔物語』に記される、周防(すおう)の国一宮玉祖大明神(玉祖神社)の名が文献上最古の記述であるといわれる。

 全国一斉に制度化したのではなく、律令国家の解体過程で中央から国家の安泰を祈願する神として、また国を代表する役割を期待されて各国ごとに設置された。時代の変遷とともに諸国で一宮の交代や一宮争いなどが起こり、二宮(にのみや)、三宮(さんのみや)の順位も生じた。ゆえに、長い歴史の中でその順位は変遷した。現代では各地方を代表する神社が新たに「新一宮」と定められている場合もある。
 
 地方に下向した国司が国内の諸社を巡拝し、中央の神祇官に代わって年毎に奉幣するにあたって、その順序を一宮、二宮、三宮と各社を振り分ける風習ができ、特に諸国の一宮が重んじられるようになった。

 一宮は、こうした文化的背景のなかで地方諸国を代表する有名な神社が多い。ゆえに、昔から一宮への信仰は厚く、その巡拝を志す人々が多くみられる。


 
    下の神社名をクリックすると由緒とご神徳が表示されます 
 
    現在作成中 
近畿の一宮
賀茂別雷神社 賀茂御祖神社 大神神社 枚岡神社 大鳥神社 住吉大社
日前神宮 國懸神宮 伊弉諾神宮 建部大社 丹生都比賣神社 伊太祁曾神社
坐摩神社 出雲大神宮 籠 神 社  出石神社 伊和神社 粟鹿神社


中国の一宮
出雲大社 嚴島神社   住吉神社(長門一宮) 吉備津神社 (岡山) 熊野大社 宇倍神社
水若酢神社 中山神社  玉祖神社 物部神社 吉備津彦神社 (岡山) 吉備津神社 (広島)
 倭文神社 素盞嗚神社 由良比女神社


東海の一宮
伊雑宮 三嶋大社 富士山本宮浅間大社 伊射波神社  南宮大 神社
眞清田神社  砥鹿神社 小國神社  飛騨一宮水無神社 小國神社 事任八幡宮
椿大神社 大神神社 (愛知) 都波岐奈加等神社


四国の一宮
大山神社 大麻比古神社 田村神社 土佐神社 


九州・沖縄の一宮
宇佐神宮 鹿兒島神宮 阿蘇神社 筥 崎 宮  波 上 宮 住吉神社(筑前一宮)
高良大社  西寒多神社  海神神社  新田與神社 都農神社 枚聞神社
柞原八幡宮 千栗八幡宮 與止日女神社 天手長男神社


関東の一宮
氷川神社 安房神社 香取神宮 鹿島神宮  寒川神社 鶴岡八幡宮
玉前神社 二荒山神社(日光) 一之宮貫前神社 二荒山神社(日光) 二荒山神社(宇都宮)
 秩父神社 洲崎神社 氷川女體神社


甲信越の一宮
氣比神宮 諏訪大社 気多大社 淺間神社 (山梨)  若狭彦神社 射水神社
彌彦神社 白山比盗_社  度津神社  高瀬神社 雄山神社 居多神社
気多神社


北海道・東北の一宮
北海道神宮 都々古別神社(棚倉) 伊佐須美神社 鹽竃神社  鳥海山大物忌神社 駒形神社
岩木山神社 石都々古和気神社



   
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