東京高速道路は、東京都中央区と港区の境にある汐留JCTから、中央区にある京橋JCTまでを結ぶ、約2kmの路線です。起点側の汐留JCTと終点側の京橋JCTの両方で首都高速C1都心環状線と接続します。さらに道中の西銀座JCTでは、首都高速Y八重洲線と接続します。ただし、これらの汐留JCT・西銀座JCT・京橋JCTはすべてハーフジャンクションです。レポート本篇を読んで接続方向を確認してください。
なお、この「東京高速道路のレポート」では、東京高速道路と首都高速C1都心環状線の接合部も東京高速道路としてみなしています。本来、接合部は首都高速8号線ということになっています。しかし、ほとんど東京高速道路と一体となっていて、区別してしまうと案内状わかりづらくなってしまいます。したがって案内標識上においても、接合部は東京高速道路のような扱いを受けています。
東京高速道路は日本で唯一、「高速道路」を名乗る無料道路として有名です。近年では新直轄方式における本物の「自動車道」が多く誕生していますが、東京高速道路に関してはただ「高速道路」を名乗っているだけです。東京高速道路は一般自動車道という分類になり、自動車しか通れないのですが、よくある自動車専用道路よりは低い規格になっています。
これよりも、東京高速道路にはさらに珍しいことがあります。それは、無料の高速道路であるにもかかわらず、公共団体が運営しているわけではない点です。それでは東京高速道路の管理のための財源はどこにあるのでしょうか。それは、東京高速道路の歴史を紐解くと見えてきます。もともと、東京高速道路は東京五輪の時期までの銀座周辺の古い運河の跡地に造られました。当時、これらの運河は都市化に伴いドブ川化していて、近隣住民も悪臭を放っていたため埋め立てを希望していました。ただ、東京高速道路を事業化する際に、ふつうに高速道路を作るよりもその下にテナントを入れ、その家賃収入で上の高速道路を管理するというユニークな方式が考案されました。現在もこの方式が続いており、公共団体の管理ではないにもかかわらず、無料で東京高速道路を走行できます。
ところで、東京高速道路への首都高速C1都心環状線の連絡路が2012年7月から2014年2月まで、改良工事の影響で通行止めになっています。具体的な区間は、汐留ランプから新橋ランプまでです。利用される方は十分ご注意ください。
東京高速道路の具体的な位置については、以下の地図をご覧ください。
作者感想:
「高速道路」を名乗っていますが、対面通行でカーブもきつく、一般道路のようでした。
一応信号がない部分だけが高速道路の特徴といった感じです。
ただ、交通量は多く、浜崎橋⇔竹橋の抜け道としてかなり重宝されているようでした。
通行料金: 無料
法定速度: 60km/h
車線数: 完成2車線
今回のレポート方向: 汐留JCT(起点)→京橋JCT(終点)
では、レポート本篇へと入ります。

首都高速C1都心環状線(内回り)から東京高速道路を目指します。

首都高速C1都心環状線(内回り)から東京高速道路に入る場合、汐留JCTの手前に急カーブ区間があります。
そのため、汐留JCTの1km程度手前から車線変更禁止になります。
浜崎橋JCTをこえたらすぐに左に寄りましょう。

汐留JCTは目の前にあります。
汐留 JCT
Shiodome JCT

東京高速道路側から見て、汐留JCTで首都高速C1都心環状線(浜崎橋方面)と接続します。
汐留JCTは東京高速道路⇔首都高速C1号都心環状線(江戸橋方面)の接続がないハーフジャンクションとなっています。
このため、東京高速道路側から汐留JCTに来ると、内回りに行けないため強制的に首都高速C1都心環状線(外回り)に入れられることになります。
したがって、車線図や案内は表示しません。

ビル群の下をくぐり抜けます。
汐留 ランプ
Shiodome Rampway

汐留ランプから港区汐留地区へ行けます。
汐留ランプで東京都道316号線と接続します。
汐留ランプの周辺には、汐留シオサイト・浜離宮恩賜公園があります。
なお、汐留ランプは汐留JCT方面への出入りしかできないハーフランプです。

ビル群の中の左急カーブです。
汐留 本線料金所
Shiodome Toll Barrier

汐留本線料金所が、無料区間の東京高速道路と有料区間の首都高速道路の境です。
京橋JCT方面では、乗継券が発行されます。
再び有料区間に入る料金所でその乗継券を渡すと、無料で通行できます。
汐留JCT方面では、有料区間の料金を支払います。
ただし首都高速道路から東京高速道路に乗り継いだ方は、乗継券を渡すことで無料で通行できます。
ETCの方は何も気にせず通行できて楽ちんです。

線が白の実線です。
高速道路ではあまり見かけませんね。
新橋 ランプ
Shimbashi Rampway

新橋ランプから港区新橋地区・中央区銀座地区・千代田区内幸町地区・同区日比谷地区へ行けます。
新橋ランプで東京都道316号線(昭和通り)と接続します。
新橋ランプの周辺には、日比谷公園・銀座中央通りがあります。
なお、新橋ランプは京橋JCT方面への出入りしかできないハーフランプです。

東京「高速道路」とは思えない、ほぼ直角の右カーブです。
この辺りから対面通行になります。
土橋 ランプ
Dobashi Rampway

土橋ランプから港区新橋地区・中央区銀座地区・千代田区内幸町地区・同区日比谷地区へ行けます。
土橋ランプの周辺には、日比谷公園・銀座中央通りがあります。
なお、土橋ランプは京橋JCT方面への入口しかないクォーターランプです。

JR山手線などと併走します。
相変わらずの対面通行です。

右カーブになりますが、センターライン上にはパイロンが置いてあります。
通常このようなところにはセンターポールが設置されるため、パイロンというのは珍しいです。

銀座の中心街のビル群の下を、対面通行で進んでゆきます。
本線は小さな白い橋を渡ります。
西銀座 JCT
Nishi-Ginza JCT

西銀座JCTで首都高速Y八重洲線と接続します。
西銀座JCTは東京高速道路(京橋JCT方面)⇔首都高速Y八重洲線の接続がないハーフジャンクションとなっています。
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<京橋JCT方面車線図>
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<京橋JCT方面案内>
首都高速Y八重洲線: 八重洲・北池袋・新宿方面へ行かれる方は、左へ分流します。 東京高速道路(京橋JCT方面): 新京橋・神田橋・上野方面へ行かれる方は、本線を走行します。
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西銀座 本線料金所
Nishi-Ginza Toll Barrier

西銀座本線料金所が、東京高速道路(汐留JCT方面)⇔首都高速Y八重洲線の利用をする方の、無料区間の東京高速道路と有料区間の首都高速道路の境です。
汐留JCT方面では、乗継券が発行されます。
再び有料区間に入る料金所でその乗継券を渡すと、無料で通行できます。
Y八重洲線・神田橋JCT方面では、有料区間の料金を支払います。
ただし首都高速道路から東京高速道路に乗り継いだ方は、乗継券を渡すことで無料で通行できます。
ETCの方は何も気にせず通行できて楽ちんです。
西銀座 ランプ
Nishi-Ginza Rampway

西銀座ランプから中央区銀座地区・同区京橋地区・千代田区日比谷地区へ行けます。
西銀座ランプの周辺には、東京国際フォーラム・皇居外苑があります。
なお、西銀座ランプは汐留JCT方面への入口しかないクォーターランプです。
写真の右側の位置に西銀座ランプからの合流車線があるはずですが、写りが悪くいまいちよくわかりません。
ご容赦ください。
新京橋 ランプ
Shin-Kyobashi Rampway
東銀座 ランプ
Higashi-Ginza Rampway

新京橋ランプ・東銀座ランプから中央区銀座地区・同区京橋地区・同区新富地区・千代田区日比谷地区へ行けます。
新京橋ランプ・東銀座ランプの周辺には、東京国際フォーラム・皇居外苑があります。
なお、新京橋ランプは汐留JCT方面からの出口しかないクォーターランプです。
また、東銀座ランプは京橋JCT方面から出口しかないクォーターランプです。
白魚橋 本線料金所
Shirauobashi Toll Barrier

白魚橋本線料金所が、無料区間の東京高速道路と有料区間の首都高速道路の境です。
汐留JCT方面では、乗継券が発行されます。
再び有料区間に入る料金所でその乗継券を渡すと、無料で通行できます。
京橋JCT方面では、有料区間の料金を支払います。
ただし首都高速道路から東京高速道路に乗り継いだ方は、乗継券を渡すことで無料で通行できます。
ETCの方は何も気にせず通行できて楽ちんです。

白魚橋本線料金所の先で対面通行は終わり、分離構造になります。
ただし白魚橋本線料金所の直後に急な左カーブがありますので、注意が必要です。

京橋JCT側の首都高速C1都心環状線への連絡路は40km/h規制になります。
また、もう少しで首都高速C1都心環状線に合流することから、流れを整えるため、2車線分あるにもかかわらずゼブラゾーンにより1車線にされています。
京橋 JCT
Kyobashi JCT

京橋JCTで首都高速C1都心環状線(江戸橋方面)と接続します。
京橋JCTは東京高速道路⇔首都高速C1号都心環状線(浜崎橋方面)の接続がないハーフジャンクションとなっています。
このため、東京高速道路側から京橋JCTに来ると、外回りに行けないため強制的に首都高速C1都心環状線(内回り)に入れられることになります。
したがって、車線図や案内は表示しません。

ここからは首都高速C1都心環状線(内回り)になります。
首都高速C1都心環状線 へ続く