
1月の絵本の紹介
| 子どもは「ことば」を食べてゆたかに育ちます。 テープやテレビなどの機械音ではなく、お母様や身近な人の口から出る言葉を聞いてすべてのことをわかっていくのです。 子どもたちに、たくさん話しかけてあげてください。 おはなしをしてあげてください。 そして、絵本をたくさんよんであげましょう。 絵本は子どもが「読む本」ではなく「読んでもらうもの」です。 やさしい音声とことばの中で、子どもは絵本の世界に入り込んで心を遊ばせ養っていくのです。 |
1冊の絵本の紹介 |
| 「天地創造のものがたり」 池田 裕 文 ノーマン・メッセンジャー画 岩波書店 |
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| お正月、いつもより少しゆったりと親子でかかわる時がもてることでしょう。 あたたかいこたつに入って、また,お母様やお父様のひざのなかで、子どもは最も信頼できる人の語ることばを気持よく聴き、読んでもらう絵本の世界に安心して遊びます。 そんなひと時は,少しゆっくりめの昔話などがぴったりきます。今月の1冊はまさしく昔々のダイナミックなドラマのお話です。 世界がどうやってできたのか、という子どもが一番知りたがっているお話。 この絵本は聖書の最初の記述となっている旧約聖書の、創世記の天地創造の物語りです。 世界がまだかたちがなく、混沌としていた時に神様はまず「光あれ」といわれました。神様はそれから6日間をかけて天地を、木や草を、動物や空を飛ぶ鳥を、そして人を、すべてのものを創造されました。 この大スペクタクル物語をきくだけでもゾクゾクしてきますが、それを物語るノーマン・メッセンジャーの画が素晴らしい。 一枚づつの絵画を見ているような気持になります。子どもが眠ったあとなど、ゆっくりと鑑賞してみてください。 |