
11月の絵本の紹介
| 子どもは「ことば」を食べてゆたかに育ちます。 テープやテレビなどの機械音ではなく、 お母様や身近な人の口から出る言葉を聞いて すべてのことをわかっていくのです。 子どもたちに、たくさん話しかけてあげてください。 おはなしをしてあげてください。 そして、絵本をたくさんよんであげましょう。 絵本は子どもが「読む本」ではなく「読んでもらうもの」です。 やさしい音声とことばの中で、 子どもは絵本の世界に入り込んで心を遊ばせ養っていくのです。 |
1冊の絵本の紹介 |
あらいぐまとねずみたち 大友 康夫 作・絵 福音館書店 |
森の小川の岸辺にあらいぐまの家族が住んでいました。 きれい好きのあらいぐまたちが、食器を洗いながら、「明日はじゃがいも料理にしようね」と話していました。 洗い物をすませて、お家に帰ると、大事なおいもの袋がなくなっていて、お豆もちらかっています。びっくりしたあらいぐまたちは、豆のあとを追っていくと、草原でねずみたちが大勢で遊んでいるところに出ました。 まぁ、どうでしょう。そこには、こどものあらいぐまのおもちゃや、なくなったおいもや、お父さんのメガネもあります。 あらいぐまたちは,はらをたてて、ねずみを捕まえました。 そして、全部返すから、と約束をさせますが、「全部返したら食べるものがみんな なくなっちゃう」と、子どものねずみの泣声がきこえました。 あらいぐまたちは、困ってしまってしばらく考えてからいいことを思いつきました。 ねずみむらに、畑を作る事でした。 畑には、じゃがいもを植えました。 すると。こんどは「わたしたちも、あらいぐまさんのような立派な家が欲しいのですが」といわれて、家作りが始まりました。立派なお家もでき、ねずみたちは大喜び。 それから何日も何日もたったある晩のこと。 あらいぐまのお家に向かって、ねずみたちの行列が続きます。 畑でできた じゃがいもを抱えて。 |
|
|