妻のスケッチブック
山梨市成人大学講座に参加して
「史跡と文化財を現地に学ぶ」で信州の鎌倉の塩田平を訪ねました。
前 山 寺
安楽寺の
国宝八角三重塔
建立は鎌倉時代末期と推定する。
建築様式は禅宗様八角三重塔で
初重に裳階をつけた珍しい形式で
である上に細部も又,禅宗様の形式からなり類例が少ない。内部は
8本の母屋柱によって,内陣と外陣とに分かれる。塔は印度のスツーパを起源とし,元来仏舎利を奉安したものたが,中世以降は特定の人物又は戦死者の供養に建てられた例が多い。内外巧みな意匠と,類例の少ない形式で出来ている塔は,我が国に残された唯一の八角塔婆でありね且つ禅宗寺院に残る塔婆としても極めて貴重な遺産である。
北向観音
常 楽 寺
石造多宝塔
常楽寺と石造多宝塔
北向観世音の本坊は,天台宗金剛山常楽寺といい,本尊は妙観察智弥如来。常楽寺は北向観世音堂創設の時,天長5年(825年),三楽寺の一寺として建立されたもの。その後,正応5年(1,192年),常楽寺に於て書写した経文か金沢文庫で発見された事に因り,鎌倉時代既に天台教学の道場であると共に信仰の霊場であった。常楽寺本堂裏にある石造多宝塔は,北向観世音の霊場が出現したところで,一切経の一部を書写して納めてある。高さ2m85pの安山岩で造られている。