| エキセントリックなのが魅力じゃない。 泣く子も黙って振り返る。その存在感にホレボレ。 |
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1943年3月31日ニューヨーク市クィーンズ区生まれ。本名Ronald Walken。男ばかりの3人兄弟の次男坊で、わずか7歳からTVへの出演が始まった。 タップダンサーから振付師というキャリアを目指してブロードウェイに出演し始めたが、演劇で様々な役をこなし評価される内に俳優という目標を定めた。 まだ生活も厳しい舞台時代にダンサー仲間と結婚した。 本格的な映画デビューは1971年『ショーン・コネリーの盗聴作戦』。『ディア・ハンター』でアカデミー助演男優賞を始め、数々の賞を受賞した。 2002年には『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』でアカデミー助演男優賞、『カントリーベアーズ』でラズベリー賞助演男優賞の対極の二つの賞にノミネートされ、その存在感をアピールしてました。さすがです。 |
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『パルプフィクション』を何も知らずに見に行った時は椅子から転げ落ちそうになりました。 ![]() 役者の価値は出演している映画がメジャーかどうかでは決まりませんが、やはり好きな人の知名度が上がるのは嬉しいもの。つい「あっ」と声を上げたしらぱです。(『マウスハント』の時もそうだったんだけどね) たまに機械の故障のように台詞も動きも止まります。そしてまた軋むように動き出す。じゃあ置物のようなの?というとそうではなく、画面の端にピンボケで入っているだけでつい目がいってしまう、そんな存在感の持ち主です。 初めて彼を観たのは『戦争の犬たち』でした。 「なんてハンサムですてきな人なんだ!」が最初の印象。すぐさま書店にフレデリック・フォーサイスの原作を買いに走り、手に入れてすぐ読みました。シャノンという主人公の印象は映画の方がずっと哀切で人間的に描かれていましたがまさに当たり役だったと思います。近年はただのエキセントリックサイコおやぢのようでしたが、ここ2,3年でコメディー(『マウスハント』『カントリーベアーズ』)からヒューマンドラマ(『キャッチミーイフユーキャン』)まで幅広く活躍しています。 以前は正統派ハンサムスターだったんですよ(特にしらぱにとってはね)。 前出の『戦争の犬たち』『デッド・ソーン』は必見です。 画面ではビザールな悪役として、得体の知れない脇役として、首無しなのがもったいない、ハンサムな首無し騎士として活躍する彼も、私生活では猫と調理が好きという意外な一面も。 それでも顔の付近で手を絶え間なく動かし、台所では常にあちこち拭きまくっているという病的なほどの潔癖症、と聞くとそれでこそウォーケン様、と快哉を叫ぶしらぱなのです。 |
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