天城湯ヶ島温泉行ってきました! 2007/03/9-10
会社入社15年で旅行のお金が出たので両親、妻と伊豆湯ヶ島の落合楼村上に
一泊してまいりました。落合楼村上の特徴はなんといっても泊まる建物、部屋自体が
国指定登録有形文化財に指定されているということです。ではちょっぴりご紹介します。
【修禅寺寒桜】

旅館に行く前に修善寺に寄ってみました。修禅寺寒桜というやつが見ごろでした。
写真はしゅぜんじ回廊の桜です。修禅寺の門の脇にに修善寺寒桜の元樹がありました。
【竹林】

桂川に沿って続く竹林の道を歩く。短いですが日本と言う感じ。
マイナスイオンを浴びましょう。
【欄間】

いきなりですが泊まった部屋の欄間です。職人の技を感じます。
泊まったのは本館の松の二、松の三という部屋ですが松の一、二は
北原白秋が昭和10年に泊まったと伝えられる部屋です。
落合楼村上の建物は昭和初期のころ建てられたものがほとんどです。
この落合楼には文人達が数多く泊まっております。
【どこを見ても渋い】

窓からは庭が見えます。ガラスは平らではなく微妙にうねっており
時代を感じさせます。鍵はこれまた味のあるきゅるきゅると
内側から手でまわすタイプ。
【村上さんです】

こちらがオーナーの村上さん。腐敗しかけていた落合楼を手作業で
まずは磨くことから始め、今の状態にした方。この建物をずっと守って
いっていただきたいものです。写真はチェックアウト後に参加できる
館内ツアーで宴会場の床の間の柱を説明されている一コマ。この太い柱は
朽ちたようにわざと深く彫られているもので、当然節も造り物。
元はもっと太い木だそうです。贅沢なものですね。
【宴会場の床の間】

引いてみるとこんな感じです。紫檀宴会場という建物でこの二階の大広間は
写真がなくて申し訳ないのですが、なんと108畳あります。
【組子細工】

建物の中の随所に見ることができるのがこの組子細工です。木を組み合わせるだけ
でできており、とても繊細で技術力のある伝統的木工技術は見るものを魅了します。
【廊下】

大広間横の廊下です。天井のランプ、窓、どれをとっても味がありま
す。歩いているのは館内ツアーに参加した旅館に泊まった人たちです。
【鉄の瓦】

私たちが泊まった部屋の廊下から見えたこの建物。外壁も変わっていますが
この赤い屋根瓦、なんと鉄製だそうで、薄く作られている為、普通の瓦と変わらない
重さだそうです。戦争中もっていかれずに残っているのは当時のオーナーの
財力の賜物だそうです。ちゃんと予備瓦も建物の脇に詰まれていました。
【組子細工2】

この部屋は泊まった日は能面の展示場になっていた部屋です。昔のオーナーが
住んでいた部屋だそうで、1つの障子にいろいろな種類の組子細工が入っています。
通常はこういうことはないのですが、客間で組子細工が壊れた時などここから
材料の木をはずして補修するためにさまざまな柄が入っているそうです。
【蜘蛛】

上の部屋にあった蜘蛛柄の組子細工。オーナーの部屋ならではの柄ですね。
客間にこれがあったらやっぱちょっと怖いですよね。蜘蛛は目にガラス球が
はいっているという凝ったもの。
【つり橋と昔の名残り渡り廊下】

狩野川の起点、本谷川と猫越川の落ち合う場所に建っているところから
山岡鉄舟が「落合楼」とつけたそうで、館内には当然川が流れ、つり橋もあります。
写真の真ん中は川をはさんで建物が別れていた落合楼、それを結ぶ渡り廊下です。
しかし現在は右側だけが落合楼村上。左側の建物は別のオーナーが経営する旅館
となっており、今は使われていない渡り廊下だけがひっそりと残っています。
落合楼村上。伝統的な建物が心をいやす。紹介できませんでしたがもちろん
料理、あと温泉もとてもすばらしいものでした。お値段はお高い(自分にとっては)
ので気軽にはいけませんがその価値は十分あると断言できます。