ほっけしゅようしょう
法華取要抄 ―文永十一年(1274)五月24日 五十三歳― |
みのぶ しょうぎょう
この書は身延において述作され、その内容は、一代聖教において法華経が最勝であることを示し、なかでも |
じゅりょうほん
寿量品は大聖人のために説かれたものであることを明かされています。そして末法流布の大法は、法華経の |
さんだいひほう こう りゃく
肝要である三大秘法の南無妙法蓮華経であることを示し、法華経の広・略を捨てて要の法華経である妙法 |
ひさん げんしょう
蓮華経の五字を取ることの大事を述べられています。また、邪教がはびこることによる悲惨な現証を挙げ、 |
せんそう かいだん
それは法華流布の先相であることを示されています。なお、当抄において「本門の本尊」「本門の戒壇」 |
「本門の題目」の三大秘法の名目がはじめて明かされました。 |