2000年  会津綿帽子芸術祭入選曲
  
    作詩    阿部 圭子
    作曲    佐藤 元治
  
  作詩の阿部圭子さんは、何回か入選詩を出しております。
  作曲の佐藤さんは、なんだか3年連続に入選曲となりました。
  
  佐藤さんは、ギターを一人立って歌い、その周りで
  かこむように座ってバンド仲間のギター、キーボード、
  ベースで演奏しました。
  詩をきかせるようにフォークソングのイメージで
  演奏が出来ました。
    
    
    お母さんへ
    
  今度新しい友達が入ってきました やさしいそうな、おばさんです
 みかんと時代劇が、好きみたいです
 テレビを見ている私にけい子ちゃんコーヒーでも飲むと
 誘ってくれます
 何か暖かい気持ちになりました
 おばさんは、とても早起きです カーテンを開けて花に水を上げて
 ほうきを持って部屋の掃除、その頃私は、布団の中でもじもじ
  巡回に来る先生 けい子さん起きなさい<<布団がない
 お母さん あなたは、いないけど私は、とっても幸せです
 体は、不自由だけど、やさしい心いっぱい貰ったから
    
  新しい仕事が入ってきました 初めての仕事です
 流れ作業で、なかなかついていけないのです
 悔しい顔している私を見て、サイダーのもとスーと
 おばさんがさし出してくれました シュワーとした気持ちになりました
 それから二人で昼休み 散歩に出かけたら春のにおいがしました
 お母さんが生きていれば、おばさんくらいの年かな
 何もして上げられなかったね あ 何も
 寂しい時も悲しい時も楽しい時も
 みんなが助けてくれたから今の私があるのだと思います
 お母さんありがとう 体は、不自由だけど
 私なりに生きています やさしい心忘れずに