気まぐれ日記     トップに戻る


07.12.14

自作のジンバル雲台

デジスコ用の雲台を次から次と作ってみて、ようやくこれでよかろうという一台が出来上がった。
KDSマウントを改造してジンバル化したものである。

製作は比較的簡単な作業だったが、3mmのタップを切る必要があり、これが初めての作業だったので
少し面倒だった。

スコープを載せるマウントのを逆さにして、曲がり角あたりに3mmのアルミ板が嵌る溝を作った。
金切り鋸とヤスリを使った。小型の角型のヤスリが効果的だった。

L字型アルミ板は、前作の雲台に使ったものをそのまま転用した。
アルミ板の一面を垂直回転部分の上に被せ、上からビスで留めた。これ一本で十分だったかも知れないが、
念のため側面からも2箇所でビスを使った。3箇所のタップ切りは、ネジが緩むこともなく、うまくやれたようである。

アルミ板は僅か3mmなのだが、直角になっているので、どの方向に対しても振動が十分抑えられるように
感じられた。

初めはパーン棒を直接L型アルミ板に取り付けていたが、これが邪魔になってスコープの取り付け、取り外しが
簡単に出来なかった。そこで、パーン棒取り付け用の小さなアルミ板を追加して、反対側に取り付けてみた。
これで大変便利になった。

パーン棒はSLIKフィールドバランスのものを転用したもので、長さも曲がり具合もとてもよい。
スコープをいっぱいに上に向けるとき、KDSの微動調節のノブとアルミ板が干渉するので、少し削り落として見た。

これで十分実用に耐えるだけの角度で上を狙えるようになった。チルト調節用のノブをあんまり緩めると軸がずれ
返って重くなる。そこから締め直すと丁度良い硬さになって使いやすくなる。狙ったところでピタッと止まってくれるのだ。

スコープの重心が三脚のポールの真上に来ていないので、三脚を横に倒して持ち運ぶときに、スコープが少し回転して
しまうが、さほど不便はない。撮影時には水平回転はスムーズでどの方向に向けても問題なく使える。
これで完璧だと思って日野に持っていったとき、変な動きが起こった。後で調べてみたら、雲台と三脚の締め付けが
緩んでいた。

変な動きを感じながらでも、初めてもヤマセミが撮れたのは大きな収穫だった。

08.3.11
実際の工作は2,3週間前であったが、水平回転の部分の水平の支えの長さを、継ぎ目に厚い板を噛ませて
長くしてみた。それによりスコープの重心が三脚のポールの真上に近くなった。
これで三脚が相当斜めになってもスコープの方向が変わってしまうことがなくなった。普通は三脚がほぼ垂直に
立つようにして使うのだが、そうは行かないこともある。そんな時でも安心して撮影できるようになった。