日時 : 1999年7月2~5日(前後泊含む)
出張先: 第38回日本SF大会 「やねこん」
場所 : 長野 グリーンプラザホテル白馬
参加者: silverberry [記]
■ SF大会の概要
要するに、年に一度のSFファンと作家のお祭りです。
パラレルセッション形式で、いろいろな企画が行われていますので、参加者はタイム
スケジュール表を見ながら、あちこちの部屋を渡り歩きます。
よくコミケと比して語られることが多いのでしょうけど、SF大会は純然たるボランティア
スタッフにより、回り持ちで運営されています。
今年は、長野・白馬にて「やねこん」という名称で、開催されました。来年は、横浜で
「Zero-CON」が、再来年は東京で開催されることが決定しています。
# 再来年・・・ほんとに大丈夫なんでしょうか?(^^;;>某GAINAX
■ 活動報告
【 7/2(金)】 喰らえよ、我が身体・・・と、ガメラは言った
・ なにかが白馬にやってくる
今年はホテル貸切完全合宿制ということで、調子にのって前後泊までつけてしまいました。はじめて参加した「DAINACON☆EX」が合宿型だったために、この世界へ迷い込んで
しまったようなものなので、合宿型と聞いたとたんに有頂天。こういうことに、金をつぎこんでしまうから、なまじ小金をもってしまっている社会人って性質が悪いかも・・・。
12:00新宿発南小谷行きスーパーあずさにて、千歳から出撃してくる友人たちと
待ち合わせ。その前にハンズとルミネ2にて、スターウォーズチップスとスターウォーズ
ペッツと「宇宙旅行かばん」なる駄菓子詰め合わせをゲット。あんまりウケをねらえそうな
ものがなくて残念。やはり、日ごろから丹念に調査しておくことが大切らしいです(--;;
スーパーあずさにいざ乗りこんでみると、ガラガラでちょっとびっくり。ま、こんな梅雨の
時期に白馬に行く人は少ないのでしょうね。座席にて、友人達と無事合流。斜め後ろに
見覚えのある帽子・・・と思いきや、唐沢俊一氏とソルボンヌK子夫人がお座りになって
いて、ちょっと緊張してしまいました(^^;; ま、前後左右、絶対目的地は一緒だろうなあ、
という方ばかりだっだのですけれど・・・。
南小谷まで約4時間。食べてしゃべって少し寝て。
「今、寝ておかないと、時差に対応できないわよ!」
と示し合わせたにもかかわらず、ほとんど眠れず。これがあとあと悔やまれるのですが・・・(^^;;
お昼は、車内販売の駅弁。売り子のおばさんが「釜めしみたいなもの」と言ったのに、
箱を開けたら「鍋めし」でした。
南小谷駅で下車すると、まわりにはいかにも・・・といった顔ぶれ。小さな駅にぞろぞろと
降り立つと、ちゃんと白馬グリーンプラザホテルのバスがお出迎え。
ぞろぞろぞろと乗り込み、「やねこんはこちら」の猫の手看板を横目に見ながら、うねうねと
坂を登る。やがて見えてくる、高原のロッジか、はたまたスイスの街にあるような、白い壁と
木で組まれた美しい建造物。いや、すごいとは聞いていましたが、びっくりしましたね。
バスを降り、ロビーに入ると、いきなり7Fまでの吹き抜け。あんまりのきれいさに、
本当にこんなとこをSF者なんぞが占拠してしまっていいのか、うろたえまくってしまいました(^^;;
受付を済ませて、とりあえず部屋へ。人数が多いので、メゾネットの部屋を確保していたのですが、これまた立派な部屋で、唖然。スキーをする人には、アコガレのホテルだそうですが、さもあらん。関西からやってきた友人達と再開を祝し、18:00からの「やね婚」へ。
・ 新郎新婦に花束を
えとえと、前年のSF大会のときから、「やねこんで結婚式をあげるひとがいる」という話は
聞いていたのです。しかし・・・プログレスレポート(事前に送ってくる広報誌)の「やね婚」と
銘打っての披露宴のご案内にて、新婦の欄に後輩の名前を見つけたときには、呆然としてしまいました。ったく、やってくれるな、S嬢!!(^^)/
で、これは、なにかプレゼントをもっていかねばなるまい、と友人と頭をひねったのですが、
やはりSF大会だし、トリフィドの花束くらいインパクトがないとねー、とか思っても、トリフィドなんて扱っている花屋は白馬近辺にはないでしょうし(--;; というわけで、「ぴーうぃー」とかいうシリーズの
スケルトンのメッセージ録音機械(99メッセージ・最大10分間)を入手して、
その場で寄せ書きならぬ寄せメッセージをしてもらおうということに。
会場中を駆けずりまわり、一言ずつ計53個のメッセージ(その中には唐沢俊一氏や
青山智樹氏といったゲストもいらっしゃいました)を吹き込んでもらい、S嬢たちへのプレゼント
として渡すことができました。
# こころよくメッセージを吹き込んでくださった会場の皆様、どうもありがとうございました(_o_)
で、肝心の新郎新婦なんですが、もうS嬢の妖しい美しさといったら!(笑)
しかも、媒酌人が開田裕司、あやご夫妻とくれば、あやさんの妖艶さがまた目の保養(^^)
途中でお色直しがあり、全能ガイア・・・じゃなくて、オリンポスのギリシャ神話の神々の
いでたちに、S嬢の母上がお作りになったという月桂樹の冠。
でもって、ウェディングケーキは、なんとガメラが上に乗っかっているという・・・。
もちろん食べましたよ、ガメラを!!
ちなみに・・・・味は、マジパンでした (^^;;
・ SF大会はアイロン持って
部屋に戻ると、さっそく山の様な布とミシンとアイロンが・・・。実は、友人達が王立宇宙軍
(オネアミスの翼)のコスプレをするというので、その準備を手伝えといわれていたのです。
いやー、思っていたよりもかなり派手で (^^;; 「オネアミスの翼」は、私も大好きな作品なのですけど、あの独特の衣装を作るのは至難の技。宇宙軍の礼服はプリーツスカートを身につけているのですが、
「ただのプリーツだと思っていたのに、よくLDを見直したら 箱ひだ だったのー!!」
との悲鳴を聞いたのは、一ヶ月ほど前。
で、がんばって縫ってあるんだ、これが。エライよ、我が友人たち!しかし、これにアイロンをかけねばならない。
気が遠くなるような作業を、黙々と分担してこなしていく私たち。
ほかにも、赤い布の端を細かく割いて結んでフリンジを作ったり、肩の肩章(?)を
縫い付けたり・・・気の遠くなるような作業が、やってもやっても終わらない・・・。
リーダー(仮名)が残りを明日にしようという命令を出したのは、おそらく夜中の二時過ぎ。
雑魚寝状態にもかかわらず、ぐっすり眠れました。
【 7/3(土)】 白馬おさわがせパラダイス
・ 裏側の宇宙軍
起床6:30。眠さを振り払うために、大浴場に。とにかくきれいで広いお風呂。スチームサウナとドライサウナと2つあるし、露天風呂も、ジャグジーも完全装備。
眠気がようやく取れてきたところで、バイキングの朝ご飯。ふと横を見ると、
赤いシャツを着た大森望氏がいらっしゃる・・・が、そのシャツは、大森氏がアーサー・C・クラーク
にプレゼントしたという「Tシャツ柄のシャツ」ではありませんか!!
大森さんのホームページを読んでいて、いったいこれはなに?と思っていた謎が解け、
妙にうれしかったのでした。
ご飯が終わると、またもやアイロンがけと、縫い縫いの世界。しかし、糊付けスプレーって
ぱりぱりになるのですねえ。実は私、あんまり使ったことがなかったのであらためてびっくり
してしまったのでした。
いろいろ不手際があって、布の買い出しに車を出したりといろいろしているうちに、
おひるごはんの時間。
喫茶で好きなものを注文するのですが、なんと特別メニューに「はるまげ丼」なるものが・・・
(^^;; もちろんトライしてみたくなるのが人情というもの。で、頼んでみると、ご飯の上に、春巻とバクダン(卵)の入ったキンチャクがのっかって、甘酢あんかけ風になっている。
だから「はるまげ丼」なのね。ふむふむ。味は、まずまず、といったところだが。
このセンスは一発芸ですねー (^^;;
ま、SF大会は、ウケレバ、カチですからね。
それにしても、ホテルのお姉さんはにこっと笑って「はい、はるまげ丼ですね」
とこたえていたけれど・・・内心はどう思っていらっしゃったのでしょう?
部屋に戻ると、縫う、を通り越して、両面テープとホチキスの世界(^^;;
いやあ、せっぱつまると人間って知恵が働くものですね。
表からだとちゃんと見えるんですけど、裏はみせられません。特にブーツ(^^;;
きっとこのころ、ホテルのロビーはSF者でいっぱいになっていたのでしょうけど、
私は部屋にこもりきりでした。
・ ホテルはSFでいっぱい
いよいよ16:00からオープニング。なんとか着付けを間に合わせた友人達の10歩くらい後ろを、他人のふりをして地下の大広間へ。だってだって、異様に目立つんだもん。
赤と青に黄色の縁取りの礼服に、真っ赤なサッシュ。ちゃんと鳥の羽根(?)をつけた派手な帽子。
あそこまでいくと、個人の顔になんか注意がいかないから、
逆に恥ずかしくないのかもしれないけど・・・。
まあ、SF大会は目立たないと損。ウケるが勝ち、なんで、作戦成功したわけだけど・・・。
で、オープニング。いきなり延々と信濃国歌を斉唱。あそこまでやると、芸のうち?
1999年終末ネタの映像は笑えました。そうか、惑星ラーメタルが来るのも今年でしたっけ。幻魔も。
今年は、めずらしく星雲賞がオープニングに。受賞作はこちら。
笹本さんの受賞は意外のような、
至極妥当のような。「彗星狩り」は、前々から薦められていたのに、未読です。ごめんなさい。
野田大元帥の受賞は、昨年からの星雲賞欲しい欲しい宣言もありましたからね。
実際、NHK教育で講座を開く、ってすごいです!文句無しにさしあげましょう(^^)
そいえば、「ガチャピン宇宙へ行く」ってのもありましたよねー。あれは、去年?
星雲賞にはノミネートのしようがなかったんでしょうけど、個人的にはオオウケでした。
ガチャピンが宇宙に行く時代になったとは!!ガチャピン型宇宙人も真っ青ですね。
森岡さんの「夜明けのテロリスト」は、なんとなく納得できない・・・もっと森岡さんには
いい作品があるとおもうのだけど。去年に発表という枠があるからムズカシイのよねー。
ちなみに、今年の星雲賞の記念品は、星雲の絵入りの塗りのお盆でした。
あとから、試作品を見せてもらいましたが、かなりの出来栄え!まじに芸術作品です。
スタッフによる寸劇は、なにがなんだかわからず。だって声が聞こえなかったんですもん。
というわけで、ぞろぞろと企画へ向かう人の中で、またもや王立宇宙軍は目立つのでした。
もちろん私は他人のふり・・・(^^;;
・ 今宵、SFを肴にして
以下、参加した企画について。
今年は異様に企画の数が多く、それがまたあれもこれも参加したいっっ!!と
思わせるものばかりで、嬉しい悲鳴!!
途中で抜けたり入ったりしたものが多いのですが、とりあえず列挙します。
「さらにすごい科学でまもります」 18:00~
ゲスト:長谷川裕一、山本弘、堺三保 etc.
東映・特撮戦隊シリーズの番組にSF的考証をくわえようという企画も、今年で3年め。企画名も
「すごい科学で守ります」
「もっとすごい科学で守ります」(だったと思います・・・)
「さらにすごい科学で守ります」
と年々パワーアップ!!って、実は、私は今年始めて参加するんですけど(^^;;
今年の「ゴーゴーファイブ」の敵は、仮称:クルマチック文明(略称クル文明)と呼ばれ
る
車をベースにしたテクノロジーでして、なぜか、ことごとく空を飛べないとか(^^;;
どうかんがえても、これまでの敵よりローテクだよねえ、などという話でもりあがって
おりました。
あと、去年と今年の戦隊物が、どちらも1999年という設定なのはなぜか、という謎に
長谷川さんが素晴らしく合理的な解釈を展開してくださったのですが、なにせ
私がまったくわからない戦隊物の固有名詞の羅列でぱにっく!でも、ぜんぜん
知識が無くてもとっても面白い企画でした。来年もぜひ聞きたいよお。
「すごい科学で守ります」というタイトルで本が出ているのは知っていたんですけど、
これは本屋で探して読まねば・・・と思ったら、近所の本屋には置いていないのです。
注文しないとだめかしらん・・・・
「日本SF図書館員協会第五回総会」 20:00~
悪の秘密結社・日本SF図書館員協会もいつのまにか、第五回・・・月日の流れるのは早いものです。皆、日々、利用者をSF者に洗脳すべく活躍中のご様子で。
今年のお題は、”図書館の怖い話”。
しょっぱなに、大学で首吊り自殺があった話があって、その後の怖さが霞んでしまったりもしましたが・・・。野阿梓さんの「マシンが立ち上がらなくなった話」というのは、なかなか身につまされるおはなしでした (^^;; きっとその場にいただれもが、笑えないことでしょう。嗚呼。
私の順番までまわってきたら、印刷屋の怖い話として、誤植のための雑誌回収ネタ(しかし、図書館の本だけは回収できませんでした、というオチ)でもしようかと思っていたのですが、はっ、と気づいたら、裏に入ってしまった神林さんの企画が・・・。野阿さんがそちらに
向かったのを機会にと、早々に抜けさせていただきました。SF図書館員協会の皆様、ごめんなさい(_o_)
「神CON騒祭 スペシャル」 20:30~
ゲスト:神林長平 高柳カヨ子 野阿梓 巽孝之 小谷真理 etc.
神林さん20周年おめでとうスペシャルと題して、神林さんのデビューからの歩みを
知り合った人々との対談という形でたどっていく企画。神林夫人でFC会長でもある
高柳さんの解説がまた絶妙なのです。
デビューが同じハヤカワSFコンテストの野阿梓さんとのやりとりも楽しかったし、
小谷真理さんの「ジャム=おこげ説」は強烈で大爆笑させていただきました。
イグアナ柄のTシャツをお召しになった神林氏は、絶えずあの飄々とした受け応えで、
神林ワールド((C)高柳会長)を醸し出していらっしゃいました。
その論理的な発想、独特な感覚、ユーモアのセンス、トークを聞けば聞くほど、あの一連の
作品群とリンクしていくのです。なるほどー。でもって、ますますいろいろな作品を
読んでみたくなるのですううう。
前から2番め、神林さんの真ん前というナイスな位置をキープして、
至福のひとときでした (^^)
「地球侵略請け負います」 23:00~
ゲスト:長谷川裕一 笹本祐一
地球侵略をたくらむ宇宙人が、ゲストのお二方に地球侵略を依頼する、という企画。
まずは、かつて地球侵略を企んだエイリアンたちはどこがまずかったのか、といった
分析を。そこで出てきたのは、侵略者に体力がなさすぎる!という点。
人類にバイタリティがありすぎて、負けてしまうことが多い、と。
で、次に侵略者は、何を目的として地球を侵略するか、という設定決め。
そこででてきたのが、なんと「地球の労働力を求めて侵略する」という新たな展開。
優秀でバイタリティと繁殖力に優れた人的資源を放っておくわけはない、と。
で、ここで、奴隷説もでたのですが、採用されたのは「派遣会社」案。
優秀な地球人をスカウトして銀河系に派遣するために、
地球にやってきた、と。 (^^;; しかしこれでは、”侵略” じゃなくて ”契約” じゃないかあ。
そこで、やってきたのは「悪の派遣会社」という設定に変更し、
不当に安く人材を雇ってピンハネをする輩たち、ということに。
そこで、労働者が組合を作って、その組合から選ばれた五人が正義の味方として
悪の派遣会社と戦う!という展開やら、いやいや、派遣会社連合会が悪徳派遣会社
追放のために正義の味方を遣わしたのだ、という展開があったのですが・・・結局どうなったんでしたっけ? (^^;;
もう、会場は大ウケ。こんな展開は~?という案がひっきりなしに
出てました。
そうそう、銀河系に派遣された地球人は、その繁殖力のために様々な宇宙人との間に
子孫を作り出し・・・おお、ミトコンドリア・リリスだあ、などという話にもなりましたね。
興味深かったのは、長谷川さんと笹本さんが、「これ、おいしいねえ」「これ、つかえるねえ」
を連発なさっていたこと。
というわけで、お二方の作品に ”悪の人材派遣会社” や
”ミトコンドリア・リリス” なんてものが出たら、これだな!と思ってください。
このネタをどのように料理してくださるのか、とっても楽しみです *^^*
私的には、今年の大ヒット企画!!
どこかとぼけたあじわいの司会のお兄さんがまた、いい味を出していました。
「ディーラーズ」
SF用語で同人誌即売会会場のこと。コミケをご存知のかたは、
あんな感じだと思ってください。
ちなみに同人誌のことをファンジン、同人サークルのことはファンダムと呼びます。
毎年、SF大会に行くとまずここをチェックするのですが、今年は参加したい企画だらけで
行きそびれていて、やっと顔をだしたのは夜中の一時過ぎ (--;;
ブースを閉めているところも多く、「お金はココに」とかかれたハコが置いてあるところも
多かったです。おめあてのコードウェイナースミスFCは新刊が出ていなかったらしく
とっても残念。(売切れだったのだったらカナシイ (--;;)
「基礎アーヴ語講座」7月号のテキスト、
吉岡平氏と森岡浩之氏の対談本、星界の紋章のアニメスタッフによるメカ設定資料集(コレがすごい!)などを入手。
また「SF大会 暗黒の歴史」なる本もゲット。(暗黒星雲賞の歴史を綴った本、さりげなく水玉蛍之丞さんや立花晶さんもゲスト投稿なさってました)ついでに、暗黒星雲賞に投票。
「機動酒保街 (ラグネーヴ・ホーカ)」
”星界の紋章”に出てくる 『ティルノム』 を飲ませて頂きました。
桃の味がさっぱりしていて美味しかったです。もちろんアルコール入りのほうを *^^*
ラフィールの口調を真似して会話するプログラム(チューリングテストみたいの)
であそばせてもらいましたが、あんまり口を聞いてもらえませんでした。
これだから、アーヴって・・・(--;;
森岡氏がおいでになったので、ちょっと雑談。
アーブ語講座のもうちょい初心者編が欲しいんですけど、等と言って困らせてしまいました。
ごめんなさい。
でも、ここまで作り上げた言語体系ってすごいと思うんですもの・・・。
「宇宙作家クラブの部屋」
ゲスト:笹本祐一 堀晃 野田篤司 etc.
少し遅れて入ったために、(噂の)堀さんの毒舌をちょこっとしか聞けなかったのです。
不覚。
それにしても、宇宙SFが消滅しつつあるかと思えた日本SF界において、宇宙作家クラブの会員数が
かなり増えているというのは、まことに嬉しいかぎりなのです。
途中で、野田さんがいらしたあたりから、事務局の松浦さんと、笹本さんとで
熱く熱く熱く宇宙開発の現状について語り合っていらっしゃいました。
その内容については、部屋の外ではけっして口外してはならないと、固く誓わされたのですが・・・。ふふふ。
「まねきねこSFファンクラブ」
宇宙作家クラブの部屋をこっそり抜け出し、会合集合時刻に少し遅れてまねきねこSFファンクラブの部屋へ。新参者の私を紹介していただく。
本気で創作活動をしている方々にちょっとドキドキする私(^^;;
って、別にわいわいと楽しい集会だったのですけれど。
そうそう、昨年名古屋のSF大会(CAPRICON1)にて、私が欲しいと騒いでいたイラストを
憶えていてくださった某氏が、プリントアウトしてきてくださってとってもびっくりしました。
惑星をバックにした宇宙船。その構図といい、照明効果の使い方といい、
無茶無茶カッコイイのです!
御本人は、人物を書く方が大変なのだ、とおっしゃっていたのですが・・・(^^;;
というわけで、どうもありがとうございました >某氏
・・・と、このあたりで、思考停止モードになったため、部屋に戻って休息を取りました。Zzz...
【 7/4(日)】 孫悟空ロボで歌を歌ったSF者
・ SFを継ぐもの
朝、7:00起床。 6:00頃外で何かが爆発するような音で目が覚めた覚えはあったのですが、
そのまま眠ってしまいました。
実は、それが目覚まし用の『鍋爆弾』だったらしいのですが・・・言っておいてくれなければ、
わかりませんって (^^;;;
眠気でふらふらになりながら、バイキングの朝食に。食欲がなく、
梅干しと大根おろしでご飯を流し込みモード。しかし、王立宇宙軍の礼服着用のため部屋に戻る
友人達とわかれ、そのまま「トンデモ本大賞」の部屋へ・・・
「第8回トンデモ本大賞」
ゲスト:山本弘、唐沢俊一、眠田直 etc.
ディーラーズに立ち寄ってから行ったら、すでに立見。
さすがは超人気企画!エンディングの裏企画になっても見たいよね。
いまや一般用語になってしまった ”トンデモ” という言葉も、SF大会の一つの企画から
はじまったなんてことは、みんな知らないよねー、きっと。
(・・・もちろん「と学会白書」などの、と学会関連書籍を読んでいる人はご存知でしょうけど。)
だから、と学会関係者以外の方の著作に使ってあると、ちょっとムムムと思ってしまうのです。
みなさん、正しい意味に使ってるんでしょうか?
ってな話は、おいといて。
今年のノミネート作品は、たったの4冊。
特に、せーーーっかくの1999年だというのに、ノストラダムス本で面白いのが少ないという
話に一抹の寂しさを覚えるのです・・・。どうせ、旧暦の7月、新暦の8月で賞味期限切れになるのだから、おもいっきりトンデモな本が出てきて欲しいのに・・・特に、五島勉氏とか(^^)
私が一票を投じて、結果的に本年度のトンデモ本大賞を受賞したのが 『異次元の夢』
(といったタイトルだったと思います)という本。これは、幽体離脱した著者が霊と交信する話を
えんえんと綴っている本とのことなのですが、要するに霊とのやりとりっつーのが、その、、、、全編ポルノグラフィなのだそうで(^^;;;;
寝ないと幽体離脱できない・・・ってそれは単なる夢じゃないんでしょうか?
しっかし、こういうノドカなトンデモ本のほうが、UFOだのグレイだの、キャトルミューテーションにユダヤの陰暴、フリーメーソンやらニャントロ星人やら、永久機関に竹内文書なんてものよりウケてしまうというのも、なんだかなーとは思ってしまうのですが・・・。やっぱり、と学会がそれらを意図しないのにも関わらず、結果的に
駆逐してしまったんだったとしたら、つまんないですよね・・・。ぐすん。
「エンディング」
トンデモ本大賞の投票だけして、途中で抜けてエンディングへ。
インディーズ映像大賞は今年も吉村文庫さん。放映されなかったのは、ちょっと残念。
ファンジン大賞は、お茶の水女子大SF研の「COSMOS」。大学SF研系のファンジンって
ほとんど手にしたことがないのですが、年二回の刊行ペースで作り続けるのって、すごいなーーっと。
あと、大原まり子FCがエディトリアル部門(でしたっけ?)を受賞しておられました。大原ファンとしては、
ぜひ入手したいなあっと。こういうとき、インターネットって便利ですね。すぐ、連絡先が見つかりました(^^)
すっかりおなじみになってしまった、裏星雲賞と呼ばれている企画『暗黒星雲賞』は・・・やっぱり、自由部門の「ホテル支配人&副支配人」にやんややんやの大喝采!
まじで今年のSF大会が素晴らしかった原因の半分は、ホテルの方々のフトコロの広さでしょう。
もちろん、ホテルの信頼を得るのにどれだけスタッフの方々が心を砕いたか・・・。
ほんとうにありがとうございました。とってもたのしかったです! > ホテルのみなさん&スタッフのみなさん
でもって・・・来年のSF大会「Zero-CON」のCMも、結構ウケました。
場所が場所だけに大変そうなのですが、『SF満漢全席』と銘打ったからにはとっても
楽しみなのです~ *^^*
(って、他人事じゃなくなりそうな気配もあるんですけど・・・
でも、今の体力じゃ、まじにスタッフはきついんですよお ;>_<;)
というわけで、来年に期待して、エンディング終了。
後泊組は、お昼ご飯摂取後、前日・前々日の睡眠不足を解消するために
ひたすらお昼寝モードに。
・ 歌おう、感激するほどのアニソンを!
「打ち上げ」
なんてシンプルな名前の企画(笑)。後泊組の夕飯は宴会場でバイキング。
このご飯がまた、めっちゃ豪華でうっとり *^^*
ついよくばって、あれもこれも状態。
しかし、みんなの関心は前のステージにある『孫悟空ロボ』・・・要するに、カラオケですね。
片っ端からアニソンを入れ、みんなで大合唱モードに。(ちなみに前の晩にも「12時間耐久アニソン1000曲メドレー」に参加していた人も多かった筈・・・)
私もつい「その曲を私の前で歌うな!」モードに入り、つい衝動的にマイクを持ってしまいましたが・・・嗚呼、よく考えたら、高千穂遙さんやら笹本祐一さんやら、ゲストの方々も
いらっしゃったことなど忘れてましたわ (^^;;
ちなみに友人によると、実に真面目なホテルのボーイさんのお一方が、こっそりみなにあわせて
「タイムボカン」のオープニングをくちずさんでいたのを目撃したとか。そうよね。きっと同じ世代よね。
・ 日曜日にはSF人とお酒を
部屋に戻り、ビデオデッキをホテルからお借りして、
「オネアミスの翼 上映会」
をすることに。
他の人も誘おうよ、ということになって、ドアにその旨貼り紙をしておいたら、
時刊新聞さん(記事を集め、不定期に配布してまわる、という新聞。多い時に一時間に2、3回出ている時がある。これをすべて集めるのはまずむり。同様のものに、時間報というのもある)が記事にしてくれて、なぜか人がぞくぞくとやってきて、大量のお酒とお菓子の消費を
手伝ってくださる。
「オネアミスの翼」の打ち上げシーンが近づくと一気に人が増え、
それまでわいわい騒いでいたのに、打ち上げのシーンになったとたん
シーーーンと静まり返り、無事成功したとたん、拍手が!!!
やっぱり、一般受けはしなかったとしても、SF者にとってはうるうるものの映画のようで。
上映終了後、千歳の友人が持ってきた北海道テレビのローカル番組「水曜どうでしょう」を
見ることに。これが、もう半端じゃなく無茶苦茶面白い!部屋中オオウケ!
内容としては「電波少年」に近いのですが、「電波少年」はディレクターの若手芸人いじめ
という図式が見えてしまうのですが、「水曜どうでしょう」は、出演者とディレクター(カメラマン)が4人一組で行動しているので、体を張って番組を作っているという意気込みが違う。
上映したのは、以下の回。
・ 地理の問題を解き、2日以内に150点(だったかな?)を取る回
ただし、まちがったらその場所へいかなければならない。
結局、北海道→滋賀→静岡→山口→鹿児島→志賀島、で時間切れ
スタジオで呑んだくれて待っている出題者につい同情・・・
・ 罰ゲームとして、72時間で四国八十八ヶ所巡りする回
ディレクターと2人で車を運転。酔ってしんどそうなのだ。
・ わかさぎつりの回
これはのどかにわかさぎ釣り・・・
・ 一週間でアメリカ横断する回
これが面白かったらしいのに、 途中で眠ってしまったので悔しいのです・・・
時刊新聞によると、最後まで生き残った企画のひとつになってしまったようです(^^;;
突発上映会にいらしてくださった皆様、どうもありがとうございました(_o_)
【 7/5(月)】 つぎの年につづく
・ SF人ゴーホーム
それでもなんとか起きて、朝食を摂取。
片づけをして、チェックアウトは10時。しかし、駅に向かう送迎バスが11:30。
ロビーでそこらにいるひとたちとSF話で盛り上がる。知らない人たちとでも、
話ができてしまうのが、SF大会のいいところ。
ちなみにおわかれの挨拶は「良いお年を!」(笑)
SF者の一年はSF大会が元旦となるので、正確にはまちがっているのですけど・・・。
送迎バスにゆられて、南小谷へ。
駅での待ち時間も、その場にいたメンバーで盛り上がる。
スーパーあずさに乗り込むと、みな爆睡モード。自由席にいた方たちのところに
行く筈だったのに、気がついたら新宿(^^;; ごめんなさいーー>5号車の方々
というわけで、長い長いようでいて、とってもとっても短かったSF大会「やねこん」
が終了したのでした!!
■ 所感
今年はとにかく企画数が多かったです(--;;
ほんとに嬉しい悲鳴ではあるのですが、
ぜんぶ行きたい企画が裏に裏に重なってしまい、あれもこれも
行きたかったよう~ ;>_<;
結果的に「お笑い系」企画ばかりに行ってしまいましたが、久美沙織さんの
「SF小説創作講座」にも行きたかったし、「SFセミナーオールナイト」も「SFの冬を生き残る
作戦会議」もSFオンラインの「SF作家宣言」も「SFまんがカルテット公演」も行きたかったんですよう。
あ、行かなくて済んでよかったのは「羅門堂病院」くらいかな?
行って治療してもらったら、サイボーグになっていたりしそうだし・・・って、それはそれで便利だったかな?(^^;;
■ 次回参加予定
第39回日本SF大会「Zero-CON」
場所: パシフィコ横浜
日時: 2000年8月5~6日
-以上-
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