深セン便り・単身赴任S氏@中国


その02 【2004年4月】 〜若者の街・チャイニーズドリームの街〜

深センは、そもそも1980年代初頭までは人口数万人程度の漁村だったそうです。 そこに突然、ケ小平の方針で経済特区をつくる事になり、日本を始め世界各国の企業が進出してくるようになって、今では違法居住者を含めると人口1000万人の巨大都市になってしまいました。

ですから、歴史が全く無い都市で、博物館に行っても、石器時代からすぐに1900年代の展示になり、もっぱらこの20年でどれだけ変化したかという説明ばかりです。
深センは中国では最も裕福な都市と言われており、労働者の可処分所得は北京や上海の約2倍です。

給料は、日系企業の従業員の場合、毎日の残業を加えても、月に約1000元(日本円で1万5千円くらい)前後です。それでも、20歳前後の女性の給料は、田舎に住む両親の給料の数倍になるそうです。

一言で言えば、深センは若者ばかりの都市です。中国では50歳くらいで引退し、孫の面倒をみて暮らす人も多いですが、圧倒的に出稼ぎに来ている若者が多いので、平均年齢は26〜27歳と聞いたことがあります。街の中を歩いてもとにかく若者ばかりで、老人を見る事は殆どありません。

ですから、ファッションも華やかで、世界の有名ブランドの直営店も沢山あります。主要な道路沿いには間違いなくマクドナルドとケンタッキーがあり、ピザハットやハーゲンダッツもあります。特にマクドナルドの味は日本と同じで違和感はなく、休日の昼時は非常に混み合って席を取るのに苦労します。
お金
携帯電話 また、携帯電話の加入件数は人口を上回っているとの事で、だれでも携帯を持っていて、日本と同じようにメールを打っている人を多く見掛けます。若者の携帯好きは日本と同じで、給料の2ヶ月分くらいの携帯をみんな持っています。

中国の携帯は、電話番号が記憶されたカードを入れれば、どのメーカーの携帯でも使用可能なので、新しい携帯に頻繁に買い換える人も多く、携帯電話ショップは恐らく市内に数千軒は有ると思います。

中国とは言いながら、深センは日本の多くの方が考えている中国とは全く違います。中国は驚異的な経済成長を続けていますが、その中でも深センの成長は突出しており、全てが活気に満ち溢れている、まさにチャイニーズ・ドリームの街です。

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