深セン便り・単身赴任S氏@中国


その26【2004年12月】 〜深センで味わう「しゃぶしゃぶ」〜

深センに来てから、とても美味しいと思った食べ物に「しゃぶしゃぶ」があります。「しゃぶしゃぶ」と言えばもちろん、鍋の中で肉をしゃぶしゃぶっと湯通しして食べる日本料理ですが、深センに赴任するまでは大勢で鍋を囲んで食べるものと思っていました。ところが、深センのシャブシャブ料理店では、一人にひとつずつの小さな鍋が用意され、それぞれが好みの辛さのスープ(だし)に野菜や肉などいろいろなものを入れて食べます。
この店、深セン在住の日本人ならほとんどの方がご存知で一度は訪れたことがあると思いますが、いつも明るい雰囲気で、店員さんも日本語が上手なので、家族が深センに遊びに来ると必ず連れて行きます。また、日本人出張者が多く滞在するホテルからも近いので、接待などにもよく利用します。

初めての方にお薦めの小辛スープ 辛いのが好みの方には激辛スープ
初めての方にお薦めの小辛スープ 辛いのが好みの方には激辛スープ

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富士山の形をした一番人気のビール牛肉 豚肉も上質で柔らかく最高です
富士山の形をした一番人気のビール牛肉 豚肉も上質で柔らかく最高です

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鍋のスープは、普通、小辛、中辛、激辛とカツオだしの5種類で、ネギ、大根おろし、にんにくを好みによって加えたポン酢かごまだれをつけて食べます。肉の定番はビール牛肉ですが、霜降りなど数種類の牛肉と豚肉も人気があります。なお、シャブシャブとは別に、牛肉の刺身もあり結構いけます。また、しゃぶしゃぶの他に、すき焼きや寿司、刺身、天ぷらはもちろん、居酒屋料理を始め一通りの日本料理は何でもメニューにあります。

しゃぶしゃぶの話題に戻りますが、肉の他には、春菊、もやし、白菜、椎茸、えのき、ネギなどの野菜も鍋でいっしょにぐつぐつ煮て食べます。深センに来て驚いたのは、木耳(きくらげ)の大きさで、日本では乾燥した小さな木耳しか見たことがありませんでしたが、深センの木耳は大人の手の平の半分くらいに切って出てきます。また、厚みもかなり厚く、シャキシャキとした歯ごたえが魅力です。もやしも、見た目は日本のものと同じですが、とても根性があり、いくらぐつぐつ煮ても柔らかくならず、最後までシャキシャキとした歯ごたえがあります。その他に、海老、豆腐、イカ団子、シラタキ、湯葉など、鍋に入れる食材は豊富です。

野菜は盛り合わせでも単品でもお好み次第 イカ団子はちょっと長めに煮るとスープが染みます
野菜は盛り合わせでも単品でもお好み次第 イカ団子はちょっと長めに煮るとスープが染みます

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鍋には欠かせないシラタキ スープが染みると湯葉も美味しくなります
鍋には欠かせないシラタキ スープが染みると湯葉も美味しくなります

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このシャブシャブの締めくくりは、何と言ってもラーメンです。肉や野菜のスープがぎっしり濃縮された鍋の中に麺を入れ煮込みます。しゃぶしゃぶだけでも満腹になりますが、是非最後のラーメンも味わって下さい。ご飯を入れ卵をかけて雑炊にしても最高です。

深センで味わえるチョッと変わった「しゃぶしゃぶ」を是非お試し下さい。

ここでご紹介したシャブシャブは、時期によって値段が変わることがありますが、通常は食べ放題にビールや日本酒飲み放題がついて148HK$(日本円で約2千円程度)と、大変リーズナブルです。

【続報】このしゃぶしゃぶのお店をご紹介した後、多くの方から場所のお問合せを戴きましたので、具体的にご紹介します。店の名前は「竹苑(ちくえん)」で、日本人が一番多く利用する粤海酒店の東の広い賑やかな交差点(深南路と東門路の交差点)に立つとケンタッキーの店があり、その並びの100mくらい先の富麗華酒店の5階に「竹苑」があります。

ここでご紹介した直後くらいからお客さんが増え、席が空くまで待たされる状況も度々でしたが、昨年拡張工事が行なわれ、混雑が緩和されました。深センで是非味わって戴きたいお店の一つですので、機会が有れば訪ねてみて下さい。
まずは最初に肉の旨さを楽しみます 野菜もスープが染みてとても美味しいです
まずは最初に肉の旨さを楽しみます 野菜もスープが染みてとても美味しいです

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