深セン便り・単身赴任S氏@中国


その30【2005年2月】 〜中国の人が大好きな種〜

中国に来て驚いたものにヒマワリの種があります。日本ではリスやハムスターなどのペットやインコやオウムなどの鳥の餌と思っていましたが、中国ではおつまみやおやつとして沢山食べられています。

ヒマワリの種は生ではなく炒って食べますが、口に入れて歯と舌で上手に中の実だけを取り出して食べ、殻はペッと吐き出します。その食べ方が結構難しく私はまだ両手で殻を開けて実を取り出して食べることしか出来ませんが、中国の人は口の中で本当に上手に殻だけを外して食べます。
大人も子供も歩きながらとか雑談をしながら何処でもヒマワリの種を食べていますが、その殻をペッと吐き出すのも所構わずなので、道路だけではなくアパートの階段やエレベーターの中などにも沢山殻が散乱しています。

また、ヒマワリの種だけとってみてもいろいろな種類があり、スーパーなどでも各種ブランドのヒマワリの種が袋詰めで売られています。ヒマワリの種の味は、少し甘味があり、とても芳ばしい香りがしますが、実がとても小さいので慣れないと時間が掛かる割りには食べた気がしません。
おやつとして食べられるいろいろな種 一番人気のヒマワリの種
おやつとして食べられるいろいろな種 一番人気のヒマワリの種

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ペットの餌よりチョッと長めのヒマワリの種 殻を外すと小さな実が現れます。
ペットの餌よりチョッと長めのヒマワリの種 殻を外すと小さな実が現れます。

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ヒマワリ以外にも沢山の種が日頃から食べられており、松の実も人気があります。松の実はヒマワリの種と同じように炒って食べる他に、ミックスベジタブルの中の一つの素材といった感じでいろいろな料理にも使われます。

味は少し油分の少ないピーナッツのような感じで、柔らかくサクサクしています。料理に入っている松の実は殻がきれいにむかれていますが、炒ったものは割れ目から殻を割って食べます。松の実も中国の人はヒマワリの実と同じように口の中で上手に実だけを取り出すことができ感心します。

その他には、小さな栗のような榛(はしばみ)という実があり、マカダミアナッツと同じ味、同じ食感で、ビールのつまみにもなります。榛の実も炒ったものは割れ目ができていて、殻を割ると渋皮がありますが、渋皮のまま食べても問題ありません。
これまで味わった種の中で最も食べるのが難しいのはカボチャの種です。皆さんご存知のようにカボチャの種は平べったく厚みがほとんどありません。ですから口の中で割ろうとしても、すぐに粉々に崩れてしまい、実と殻を分けるのが至難の技です。味はヒマワリよりもっと淡白な感じです。

中国に来たらいろいろな実を是非一度食べてみて下さい。意外に美味しいものですよ。また、日本では滅多に見られないので、安くて珍しいお土産としても使えると思います。
比較的食べ易い松の種 松の種の殻を割ると光沢のあるクリーム色
比較的食べ易い松の種 松の種の殻を割ると光沢のあるクリーム色

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2cmくらいの榛(はしばみ) 榛の形は栗にそっくり
2cmくらいの榛(はしばみ) 榛の形は栗にそっくり

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榛の実はマカダミアナッツみたい ヒマワリの次に人気があるカボチャの種
榛の実はマカダミアナッツみたい ヒマワリの次に人気があるカボチャの種

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カボチャの種は薄くてかなり食べ難い カボチャの種の中の小さな実
カボチャの種は薄くてかなり食べ難い カボチャの種の中の小さな実

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