深セン便り・単身赴任S氏@中国


その38【2005年6月】 〜深センの高層ビル〜

深センには30階を越える高層ビルが数え切れないほどあり、初めて訪れた日本人は必ずと言って良いほど驚きます。本当にこれが中国なのかと言う感想も度々聞きますが、確かに日本人の中国に対するイメージを一変させる高層ビル群です。

その高層ビルですが、それぞれのデザインがユニークで、街を歩きながら見て回ると結構面白いと思います。今回ご覧戴く写真は、上海賓館付近からメインストリートの深南路に沿って一番賑やかな東門まで歩いて約40〜50分の道沿いにある建物です。

深センのビルは、敷地面積は狭いのにとても高さが高く鉛筆のような感じです。中国ですから土地はいくらでもありそうですが、お隣の香港の影響なのか、細い超高層ビルが多いのが特徴です。
まず高層ビルは大きく分けて2種類あります。ひとつはオフィスや店舗が入った商業ビルで、外見はシンプルですが、全面がガラス貼りで日が当たるとキラキラと輝きます。また、ビル全体が集中空調管理になっていて、窓はほとんど閉まっています。

もうひとつのタイプの高層ビルはマンションで、とても複雑な断面をしています。これは、バスルームを含む全ての部屋に窓を確保するための工夫で、断面が四角い建物が多い日本ではあまり見ない設計だと思います。また、エアコンは部屋毎に取り付けるので、高層マンションの外壁には無数の室外機が並んでいるのが特徴です。
深セン中央公園から見た上海賓館周辺 大きな広告が下がった天虹商場
深セン中央公園から見た上海賓館周辺 大きな広告が下がった天虹商場

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深センに多いツインタワー 華強北路入口の鉛筆のような8角形のビル
深センに多いツインタワー 華強北路入口の鉛筆のような8角形のビル

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ジャスコの隣にある逆三角形の中信ビル 太くて安定感のある万徳ビル
ジャスコの隣にある逆三角形の中信ビル 太くて安定感のある万徳ビル

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階段状の深セン発展銀行ビル 最上部にスロープがついたトリプルタワー
階段状の深セン発展銀行ビル 最上部にスロープがついたトリプルタワー

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深センで一番高い地王ビル 金色のライン状の窓が綺麗な新聞ビル
深センで一番高い地王ビル 金色のライン状の窓が綺麗な新聞ビル

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特に形がユニークなのは商業ビルで、階段状になっていたり、逆三角形になっていたり、一見普通のようでも屋上の形に凝っていたり、それぞれに何か特徴があり、他とは何か違う個性が好きな中国人の気質が現れています。
深センには広大な公園も数多くありますが、その公園のすぐそばにも高いビルが立っていて、とても良い眺めが楽しめます。特に深センで一番高い「地王ビル」は69階の展望ルームから深センの中心部が一望でき、眼下に前回ご紹介したライチ公園も広がっています。

今回は昼の写真ばかりですが、どのビルも夜になると綺麗なイルミネーションが輝き、とても幻想的な雰囲気になります。深センは他の中国の都市と同様に電力不足で、地域毎に毎週決まった曜日に停電したり、一部の機械を停止しなければならない状況ですが、何故か夜の照明やイルミネーションには惜しみなく電気を使っています。
地下鉄「大刷院駅」出口付近の深南路 窓がキラキラ輝く深セン証券交易所ビル
地下鉄「大刷院駅」出口付近の深南路 窓がキラキラ輝く深セン証券交易所ビル

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13階分の長さの大きな広告 スリリングなベランダが突き出たマンション
13階分の長さの大きな広告 スリリングなベランダが突き出たマンション

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羽を広げた蝶のようなビル 東門付近の高層ビル群
羽を広げた蝶のようなビル 東門付近の高層ビル群

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クラシックな雰囲気のマンション 全体が金色に輝くビル
クラシックな雰囲気のマンション 全体が金色に輝くビル

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