深セン便り・単身赴任S氏@中国


その48【2005年12月】 〜日本食のお薦め「万菜屋福田店」〜

深センにもいろいろな日本料理屋があり、ホテル住まいなどで自炊が出来ない単身赴任者や、もともと料理が苦手な者にとっては大変助かります。深センの多くの日本料理屋には定食メニューがあり、昼の日本食弁当を配達してくれる店もありますが、やはり夕食でお世話になることが多くなります。また、単身赴任のお父さんに会いに家族が深センに来た時も、中華料理が数日続いた場合は、やはり日本料理が食べたくなることもあると思います。

深センでの日本料理にも2種類あり、日本人がいる店は日本料理と呼びますが、経営者や料理人も全部中国人で、日本の料理を充分に理解していない人達がやっている店は、日本人の間では日式(にっしき)料理と言って区別します。

やはり味の点で日式料理は日本人の好みに合わないものも少なくなく、料理が出てきた途端に「これ何?」と首を傾げてしまうことも多いので、一部の例外(数店)を除いてあまり行くことはありません。
また、経営者が日本人でも料理人が中国人の場合は、まーなんとか美味しい店もありますが、日本人の料理人がいる店にはかないません。

深センの日本料理屋は、主に2ヶ所に集中しています。ひとつは、香港から電車で入境してくる羅湖から一番の繁華街の東門にかけての一帯、もう一つは香港からフェリーで入境してくる蛇口から南山付近です。小生は福田区に住んでいるので、羅湖と蛇口の中間になりますが、どちらに行く場合もアパートからタクシーで20〜30分を要するため、日本食が食べたくても会社帰りにわざわざ出掛けるのが面倒で、結局夕食を食べないで寝る日も少なくありませんでした。

でも、今年の夏に万菜屋福田店がオープンしてから状況が変わりました。ひとつは、東門や蛇口まで行かなくても済むようになったことですが、なんと言っても日本人店長との会話がとても楽しくて、一人で行っても退屈せず、すっかり気にいってしまいました。
今日のお薦めの一部が書かれた万菜屋福田店の入口 いつもジャズの音楽が流れている店内
今日のお薦めの一部が書かれた万菜屋福田店の入口 いつもジャズの音楽が流れている店内

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店長との会話が弾むカウンター席 毎日変わる「今日のお薦め」
店長との会話が弾むカウンター席 毎日変わる「今日のお薦め」

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定番メニューの料理は100品以上 店長お薦めの素材だけを使った刺身盛合せ
定番メニューの料理は100品以上 店長お薦めの素材だけを使った刺身盛合せ

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時々会える鯵の刺身 1mの巨鯛の刺身
時々会える鯵の刺身 1mの巨鯛の刺身

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この万菜屋は以前、現在の店舗よりも東門に近い場所にあったのですが、とにかく店内が広くカウンターがなかったため、店長とは挨拶程度しか言葉を交わすことはありませんでした。でも新しい店舗では、カウンター越しに店長が料理を作る様子が見え、またいろいろな会話にも付き合ってくれます。

特に、店長の話題は非常に豊富で、ウィットに富んだ話しに思わず引き込まれてしまいます。既に中国在留10年の経験に加え、本も沢山読んでいるようで、中国でのいろいろな事を教えてくれます。また、カウンターに何度か座って馴染みになると、メニューに無いワガママ料理も作ってくれる場合があるようです。

【店長の人柄については「深セン日本商工会会報」05年12月号を御覧下さい。】
この万菜屋福田店は万菜屋蛇口店、羅湖酒菜屋、伊太利庵と同じグループで、特に万菜屋福田店、蛇口店、酒菜屋のメニューは一見同じに見えますが、よく見るとそれぞれ異なっており、各店独自の料理もいろいろ楽しめます。

料理メニューには、深センの普通の日本料理屋で出るものは一通り揃っていますが、特に楽しみなのは毎日のお薦め料理です。店長自身が毎日市場に出掛け、その日に手に入った新鮮な素材を使ったメニューを毎日考えているので、数量限定メニューも多く、早いもの勝ちですが、特に刺身類は深センの日本料理屋の中でもトップクラスの美味しさです。
アオリイカの刺身は耳が絶品 運が良ければ焼きトコブシがあることも
アオリイカの刺身は耳が絶品 運が良ければ焼きトコブシがあることも

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バイ貝の煮付けも特別メニュー ハマグリではありません。大きな焼きアサリ
バイ貝の煮付けも特別メニュー ハマグリではありません。大きな焼きアサリ

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食感がお気に入りのイカ耳焼き 塩で戴く芳ばしい香りの炙りタコブツ
食感がお気に入りのイカ耳焼き 塩で戴く芳ばしい香りの炙りタコブツ

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イカゲソ唐揚げのポン酢掛け 迷った時は鶏の唐揚げ
イカゲソ唐揚げのポン酢掛け 迷った時は鶏の唐揚げ

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また、グループでの食事会や接待などで数日前から予約して行く場合は、店長お任せメニューにすると、非常にコストパフォーマンスの高い料理を提供してくれ感激します。

これから深センもかなり冷える季節なので鍋物も恋しくなりますが、鍋の種類もその日に手に入った新鮮な素材の内容で変わります。

店長は以前、伊太利庵(イタリアンレストラン)でも働いていたので、和食だけでなく洋食もあり、毎日何を食べようかと悩むくらいです。

最後に、深センの日本料理屋では珍しく、可愛い日本人女性の給仕さんがいるのも万菜屋福田店の特徴です。深センで一人寂しく単身生活を送られている方、気が向いたら是非一度訪ねてみて下さい。きっと気にいって戴けると思います。
場所は、地下鉄「華強路」駅西側の深セン市深南中路3027号嘉匯市場の5階です。

具来的には、深南中路を挟んで上海賓館の向かい側で、福田医院と韓国焼肉アリランがあるビルの間のビルです。入口はビルの正面ではなく、ビル東側(アリラン側)の窪んだ場所の奥のエレベーター(夜はチョッと薄暗いです)で5階に上がります。このエレベーターは、入る扉と出る扉の方向が逆なので、お気をつけ下さい。

電話 0755−8329−7929

【続報】ここでご紹介した日本人店長は2006年2月で退職し日本に帰国してしまいました。残念です。
店長お任せ鍋(その1) 店長お任せ鍋(その2)最後は雑炊で満腹に
店長お任せ鍋(その1) 店長お任せ鍋(その2)最後は雑炊で満腹に

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ここでしか食べられない「トマトのおでん」 お酒を飲んだ後のラーメンは最高
ここでしか食べられない「トマトのおでん」 お酒を飲んだ後のラーメンは最高

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明太子ポテトをパンに塗って戴きます。 イタリアンレストラン仕込みのグラタン
明太子ポテトをパンに塗って戴きます。 イタリアンレストラン仕込みのグラタン

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サッパリした納豆のレタス包み ヘルシーメニューの大根サラダ
サッパリした納豆のレタス包み ヘルシーメニューの大根サラダ

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目印の上海賓館 夜の上海賓館も目立ちます。
目印の上海賓館 夜の上海賓館も目立ちます。

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万菜屋があるビルの屋上のネオン 深南路から見える4階付近のこの看板が目印
万菜屋があるビルの屋上のネオン 深南路から見える4階付近のこの看板が目印

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上海賓館の向かいの韓国焼肉アリランの近くです。 1階の薄暗いエレベーターが見つかれば大丈夫です。
上海賓館の向かいの韓国焼肉アリランの近くです。 1階の薄暗いエレベーターが見つかれば大丈夫です。

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