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その06 【2004年5月】 〜深センでの買物の常識(1)現品を買う〜
| 今回は買物に関する話題です。以前ご紹介したように、深センには多くのデパートやスーパーがありますが、個人商店のような小さな店もとても沢山あり、同じ物を売っている店が僅かな距離に何軒も並んでいるところもあります。ビルの一階はどこも全て店舗と思って間違いありません。 その他に、路上でもいろいろな物を売っています。特に野菜は、農家の人が直接販売する朝市のようなものがあり、新鮮な野菜類が驚くような安さで売られています。 野菜に混じって、鶏やアヒルをはじめカエルまでも生きたまま売られており、多くの買物客で賑わっています。鶏やアヒルは紐で足を縛られて路上に並べられたまま元気に鳴いており、買った人はその紐をぶら下げて生きたまま持って帰ります。 |
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| 《No7》 | 《No8》 |
| 中国に来て面白かったことのひとつに、デパートやスーパーでのお金の支払い方があります。 食料品などの安価な物は日本のスーパーと同様にレジでお金を支払いますが、電化製品や衣類などは、買う物が決まると、その品物の番号や価格を記入した伝票を書いてもらいます。 その伝票を持って支払いカウンターに行き支払いを済ませると伝票に印鑑を押してくれます。 その伝票を持って元の売り場に戻って品物を受け取ります。 つまり、売り場の従業員は現金には一切触れることはありません。従業員を信用していないのだと思います。香港のショッピングセンター等でも同じ方式があります。 |
また、電化製品や時計・カメラ等を買う時には、正常に機能するかどうか、実際に確認してから買います。 例えば、電子レンジを買う時は、コップに水を入れて電子レンジの電源を入れ、本当にお湯になる事を確認します。また、時計を買うときには電池を入れて針が動くかどうかを確認し、DVDプレーヤーは本当に再生できるか実際に何種類かのDVDを入れて試してみます。 これは中国人の経験で始まった習慣だと思いますが、多くの人が機能チェックを要求するので、店員もいやな顔ひとつせず淡々と対応してくれます。 |
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| 《No9》 | 《No10》 |
| こんな中国の人は、日本人と違って、実際に試して正常と確認した物を持って帰ります。 つまり、日本人のように、「箱を開けていない新品は有りませんか?」とは絶対に言いません。全く同じ製品でも、当たり外れがあり、また、油断すると不良品とすり替えられる事を経験で知っているのです。 以前、男性の中国人スタッフを連れて日本に出張した時のことです。奥さんへのお土産にマニキュアを買いたいと言うので、化粧品売場に連れていくと、色々な種類の最前列に並べられた試供用のビンを取り、色などをしばらく選んでいました。 そして、試供品を5本持ってレジに行きました。そこで、日本人である店員さんは、当然の事ながら試供品5本を持って陳列台に戻り、試供品を元の場所に並べて、代わりに新品を5本持ってきました。 |
それを見た彼は、怒って中国語で文句を言い始めました。慌てて何事かと聞いてみると、店員さんが自分の選んだものとは異なる物を持ってきたと怒っていました。 しばらく時間が掛かりましたが、偽物じゃないから心配要らないと説得し、なんとか収まりました。その後、店員さんにも事情を説明しましたが、理解してもらえたかどうか分かりません。 自分が買うか買わないか分からない電化製品の新品を持って来させ、箱から出して正常かどうか試してみろと言うのは、慣れるまでは少し度胸が要るし恥ずかしいと感じます。 でも深センでは買物をする時の常識です。 写真No.7・No.8は 深センの中心地にあるジャスコの外観市政府(市役所)の正面にあるジャスコ。 売り場は地下にあり、地上部分には西部百貨店、世界の有名ブランド直営店、映画館などがある。ジャガーやベンツなどの高級車も売っています。 写真No.9はジャスコの入口。 エスカレーターで降りると地下に売り場がある。内部はとても広く、回転寿司や日本料理レストランもあるが、店内撮影禁止なので、お見せできません。 写真No.10は万佳百貨3号店 。 深セン市内に多数ある「万佳百貨店」。地元の百貨店の中では、売場が比較的きれいで清潔なため人気がある。但し、ポシェットなどの小物を除き、自分の荷物(バッグや他の店のレジ袋など)は入口で店員に預けなければ売場に入れてもらえない。万引き防止対策です。 |
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