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その07 【2004年5月】 〜深センでの買物の常識(2)値切る〜
| 深センでも日本と同様に、デパートやスーパーのレジでは既にバーコード読取式が普及しており、商品のバーコードを下にしてレジ台の上を通過させると金額が表示されます。 ここで面白いのは、一つ一つの商品を読み込ませる瞬間以外は、レンズの上に常にカバー(厚紙)を掛けていることです。 誤読込防止のためと思いますが、読み込ませる一瞬だけカバーを外す早業は見事です。 |
バーコードが付いていてレジで支払うような場合は値引き交渉は出来ませんが、それ以外の買物は、値引き交渉をするのが常識で、表示価格で買う事はありません。 表示価格の半額以下の30〜40%まで安くなるものも沢山あります。特に、カバン、衣類、靴、時計や土産物(お茶・アクセサリー・置き物)などは、確実に半額以下になります。 以前もご紹介したように、タクシーに乗る際にも値段交渉をしてからタクシーを選ぶのが普通ですから、売り手の言い値で買う人はいません。 |
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| 《No11》 | 《No12》 |
| 香港から深センに入った所にある ショッピングセンター。 カバン、時計、靴、衣類、お茶、蜂蜜、 アクセサリーなどが豊富。 |
商店街の中でもひときわ目立つピザハットの恐竜 |
| 最近は日本人が多く訪れる深セン市内の観光地で売っているお土産も、半額以下には下がります。 日本人にとっては、1〜2割以上の値引きを要求するのは気の毒に思われるかも知れませんが、最初から半額以下になることを前提に価格が表示されているようです。 何度か経験すると要領が分かりますが、値引きのテクニックを簡単にご紹介します。 まず、値段を聞きます。そこで、そんなに高いのかという驚きを表現します。そうすると、いくらなら買ってくれますかと必ず聞いてきます。 そこで、1/4から1/5の価格を言います。(まだ日本人としての遠慮?があるため、1/4から1/5程度に抑えますが、友人の中には、必ず1/10くらいから交渉を始める人もいます。)すると、それでは商売にならないから、もう少し高く買ってくれと言って電卓を差し出してくるので、先程言った安い金額を打ち込みます。 |
そうすると、その2倍から3倍くらい(表示価格の2割引くらい)の価格に打ち直し、これが限界だと言ってきます。 ここからは、店員の表情を良く観察しなければなりません。店員が笑顔でいる間は、まだまだ下がると考えて間違いありません。 表情を伺いながら交渉を続けますが、落しどころ(自分の希望価格付近)になっても決着しない場合は、もう要らないと言って、一旦、店を出ます。すると、ほぼ9割以上の確率で、店員が追いかけて来て、もう少し安くするからと言います。ここで店に戻りますが、まだ希望価格まで下がらない時は、また店を出ます。 するとまた呼び戻しに来ます。これを3回くらい繰り返すと、店員も諦めて、こちらの希望価格で売ってくれます。これ以上の値下げは無理という場合は、笑顔が急に嫌な表情に変わり、呼び戻しに来なくなりますから、そうなったら、こちらから店に戻り、店員が言っていた価格で買います。 これが深センでの買物の常識です。最初は、表示価格の2〜3割の値段まで下がるのは詐欺と同じだと感じましたが、こちらにはこちらの習慣があると思えば、値切る事が楽しくなります。でも前回ご紹介したように、自分が選んだ物から目を離さず、確実に同じ物を受け取る事をお忘れなく。 |
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| 《No13》 | 《No14》 |
| 電化製品から部品まで、何でも揃う電気街。看板広告は日本よりも派手です。 | |
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