《 伸茶の自分歳時記・春 》
わたしが俳句を始めたのが、2001年の5月頃。
パソコン音痴でして、艱難辛苦の末、このHPを立ち上げたのが、2002年2月5日。
スタートから3ヶ月間の春の句を、大幅に整理したのが、この「自分歳時記」です。
●毎日作っていれば、1年に一句くらいはマシな句もできるかな〜程度の気持ちでして、
恥ずかしい句ばかりですが、わたしに取っては旅や生活の思いでの記録でもあります。
(2003年2月更新)
●時間を見て、2003年の春の句を追加しました。
意味さえ分からない、ひどい句ばかりで自分でも呆れています。
しかし、ひどい句だと思える事は進歩の後があるということでもあると思い直しています。
それにしても、いずれは大整理が必要でしょう。(2003年9月更新)
●季節・季候●
| 《春》 | 【春風 】 【春風 】 【春風 】 【春の暮】 【春 】 【春 】 【春 】 【春 】 【春 】 【春 】 【春 】 【岸青む】 【春一番】 【二月 】 【はだら雪】 【風光る】 【春の空】 【春の雪】 【かすみ】 【かすみ】 【春愁 】 【のどか】 【春の風】 【日脚伸ぶ】 【水温む】 【冴返る】 【草萌 】 【花冷え】 【春惜む】 【春惜む】 【春惜む】 【四月尽】 【春の雷】 【山笑ふ】 【春の川】 【春の土】 【春の土】 【春の土】 【春の山】 【春の山】 【春の泥】 【春の泥】 【春の山】 【竹の秋】 【竹の秋】 【蜃気楼】 【惜 春】 |
春風やシホンケーキの焼きあがる 春風や銀座でメシでもどうですか 春風や民営だがやセントレア 妻が吾を呼べど呼ばねど春の暮 すうちゃんもおばさんになって春ですね やふやふに襟裳の春が目をさます 春なまぬるく妖怪の声がする POPSが流れる春やタイの宿 牛乳やスノーブランド春遠し 岸青むイムジン川のチマチョゴリ 春一番胸のボタンをひとつ開け 生玉子肌つやよろしき二月かな 六人の十二年目やはだら雪 ごきげんよう女子校門に風光る 豆の木に登ってみたし春の空 山寺や芭蕉も知らぬ春の雪 Baker街221bあたりも朝がすみ 煙草屋てふ霞たなびく山の小屋 胃ぐすりの効能書読む春愁ひ 名画座や昔の恋はのどかだなあ 春の風ぐつと呑み込む生玉子 もうがまだ六時となりて日脚伸ぶ バスの席くすくす笑う子水温む 冴えかへる信楽焼のたぬきかな 草萌えや犬うれしげに匂ひ嗅ぐ 花冷えや返るねずみ男の鼻の下 華やぎてとじる舞台や春惜しむ 春惜むあの娘投げKISSチマチョゴリ 春惜しむねずみ坂下喫茶店 再会の話題は痛風 四月尽 あざやかな背ナの彫物春の雷 出雲路が列車で揺れて山笑ふ 静けさや入れ歯流れる春の川 一坪の農夫とならむ春の土 優駿の影柔らかき春の土 春の土テニスボールのきてとまる 春の山ふりむくそこに君がいる 伸茶ますらおの春の山行く足の裏 砂塵立つ軍靴の裏に春の泥 祝い膳任侠道に春の泥 春の山リボンのあたりに赤い花 竹の秋根をはり力充つおでき 竹の秋人力馬夫の声若し 蜃気楼すなわち大地の大あくび 又おいでませ惜春の先斗町 |
| 《春》 | 【蛇穴を出る】 【春炬燵】 【目借時】 【目借時】 【海 女】 【亀鳴く】 【亀鳴く】 【花 粉】 【朝 寝】 【巣 箱】 【山笑ふ】 【初 物】 【冴え返る】 【冴え返る】 【春の火事】 【春の風邪】 【春の風邪】 【シャボン玉】 【シャボン玉】 【受験 】 【受験生】 【花粉症】 【苗木市】 【木の芽時 】 |
深呼吸してやおら蛇穴を出づ 春炬燵けふきつぱりの別れかな アルバムに見知らぬ男目借時 だまされて王様は裸目借時 振り向けり海女は白き歯見せながら なんでやねんうちの亀だけ鳴かへんで 亀鳴くやいざ助六の股くぐり エレベーター花粉の空を突き抜ける 朝寝する我が身のすがたとこしなへ 入り口に少女の名ある巣箱かな 負けないであなた泣いたら山笑ふ 江戸っ子の初物好きや女郎買 冴返る通天閣のビリケンさん 冴え返る足音ひとつ地下の道 春の火事坊主仏を横抱きに 動かざる見合いの予定春の風邪 まず内科耳鼻咽喉科春の風邪 膨らみておんもに出たいとシャボン玉 風に乗り人魚と会えやシャボン玉 お受験やパソコン打つ日重ねつつ 受験生ひたすら眠る夢を見る マスクして弾む会話や花粉症 珍しや大八車もあり苗木市 万物に妖怪宿る木の芽時 |
| 《春》 | 【針供養】 【一の午】 【四月馬鹿】 【啄木忌】 【雛 】 【雛 】 【雛 】 【雛 】 【涅槃会】 【入学式】 |
針供養おんなは恋に生きるべく 西銀座鴉詣でる一の午 もしかして四月馬鹿かも入社式 トルツメル朱字入れる夜啄木忌 ランドセル一目散に雛祭 雛祭りあんた似だよと母の声 何もかも知つてをるなり雛の顔 約束を雛に聞かれてしまいけり 涅槃会も変わらぬ日々よ眠る猫 この年や葉桜にして入学式 |
| 《春》 | 【葱 】 【めばる】 【蜆 】 【桜鯛 】 【白魚 】 【独活 】 【桜鯛 】 |
ふつくらと下仁田葱の炊きあがる めばる煮る諸手に海の匂ひかな 砂あらば包み隠さず吐け蜆 活き〆めて静かなるかな桜鯛 白魚の踊らず廻る寿司屋かな 若き母はじめて作る独活のぬた 大根のつまに寄りそうさくら鯛 |
| 《春》 | 【山椒の芽】 【独 活】 【球 根】 【福寿草】 【三月菜】 【フリージア】 【ふきのとう】 【土 筆】 【梅 】 【梅 】 【梅 】 【梅 】 【梅 】 【鈴懸 】 【花影 】 【花 】 【花 筏】 【花 】 【花 】 【花 】 【花 】 【花 】 【桜 】 【たんぽぽ】 【猫柳】 【雪割草】 【江戸彼岸】 【沈丁花】 【沈丁花】 |
まじまじと山椒の芽を見て叩く 乗せてみる秤の上は独活の山 球根をひっくり返して品定め 福寿草祝うがごとし六合の道祖神(群馬県さわたり温泉) 三月菜真砂女帰らぬ人となり(平成14年) フリージア咲きてドレメ女子学園 いつまでもぽかぽかする湯ふきのたう 雨上がり土筆くたくた炊きあがる 梅寂びぬ千年変わらぬ山の寺 梅真白板橋暮らし早や四年 男坂見あげし空の梅真白 梅の下けん玉世界一周す 男坂見あげし空の梅真白 目の底で鈴懸の影青くなる 花影に消えて戻らぬハンチング(平成14年清水さん死去) 手をふりて桜ふぶきのなかに消ゆ(平成14年清水さん死去) 花びらを背に黄泉の国渡るらん(平成14年清水さん死去) 花筏ウインナワルツの風に乗る 場所とりで眠りこけたる花の下 茶で酔いて長屋の花見酒ばしら ターミナル駅にみずほの花ざかり こつぜんと桜横町になってをり 花の塵つけ卯波の客となり(真砂女永眠15年) 姪っ子に図書券贈る桜どき たんぽぽの絮ながれゆく成層圏 雪割草ちょっと安易ねネーミング 並び立ちASIMOと愛でる江戸彼岸 ベランダの特待席へ沈丁花 鼻面で押せばたわめり沈丁花 |
| 《春》 | 【白魚 】 【初音 】 【初音 】 【揚雲雀】 【蝶 】 【巣立鳥】 【子猫 】 【子猫 】 【子猫 】 【猫の恋】 【猫の恋】 【猫の恋】 【猫の恋】 【春の蚤】 |
平成の御代も白魚ただ一寸 草津の湯あちちと響く初音かな ある朝の鶯谷の初音かな 鳴き声のあすはけふより揚雲雀 DNA活性化見ゆ猫柳 アンニョンと手を振るあの娘巣立鳥 てふてふの最短距離をてふてふと 十秒でかまわれ飽きたる子猫かな 猫の子に名を呼ばれたる春の宵 恋の猫ご飯はちゃんと食べようね 子規庵やそれとは知らで寝る子猫 もうひとりわたしがをりて猫の恋 盗人の行く手さえぎる猫の恋 自主トレも佳境となりて春の蚤 |