《 伸茶の自分歳時記・冬 》
一年目の記録です。二年目、頑張らなきゃ!
(2003年3月更新)
●季節・季候●
| 《冬》 | 【冬三日月】 【冬始め】 【冬日 】 【立冬 】 【冬日和】 【冬うらら】 【暖冬 】 【小春 】 【小春日】 【小 春】 【冬の山】 【冬の山】 【冬の虹】 【冬の空】 【冬の月】 【雪つぶて】 【冬三日月】 【風花 】 【小雪 】 【細雪 】 【牡丹雪】 【牡丹雪】 【地吹雪】 【夕みぞれ】 【冬灯 】 【山眠る】 【薄氷 】 【時雨 】 【時雨 】 【冬ざれ】 【悴 む】 【冬の日】 【凍 て】 【冷 え】 【寒 濤】 |
育つらむ羊水のなか冬三日月 大江戸線汐留停車冬はじめ 陽は巡り33階の冬日かな 立冬と告げて朝餉の生卵 冬日和鉛筆光りて試験待つ 目の下は冬のうららの浜離宮 たこ焼の針でつつかれ冬ぬくし 婆は寝て猫店番の小春かな 小春日や同行二人と思いつつ 婆は寝て猫店番の小春かな どっか〜んとダイナマイトや冬の山 置き去りし携帯の鳴る冬の山 ステーキにバター溶かせば冬の虹 サーカスの少年ゆや〜んと冬の空 冬の月凛とし将軍の庭を刺す 今離る雪のつぶてのミサイルに 育つらむ羊水のなか冬三日月 風花の舞ひひんがしに貴の花 伊賀上野小雪まじるも術ならん 細雪おこそ頭巾の影も見ゆ 待つという美しきこと牡丹雪 足縮め寝るアメリカ人よ牡丹雪 地吹雪にシベリア鉄道地響けり こんにゃくの粗熱をとり夕みぞれ 冬ともし廊下の長き湯治宿 三山を眠るにまかせ光悦寺 玉ちゃんが首を出したり薄氷 時雨かな半刻あまり墨をする 鞍馬から生れし時雨でございます 冬ざれや婆くしゃくしゃと子念仏 ランタンにかじみし指の火を灯す 冬の日や少年の尻に蒙古斑 凍てし夜の運河の窓の少女かな 自販機のたつぷり冷えしおつりかな 寒濤を聞きつ少女は母となる |
| 《冬》 | 【日記買】 【日記買】 【寒稽古】 【寒稽古】 【柚子風呂】 【冬障子】 【寒稽古】 【雪合戦】 【ラッセル車】 【スケート】 【風邪 】 【 咳 】 【ちゃんちゃんこ】 【サンタクロース】 【息白し】 【息白し】 【葛根湯】 【どてら】 【マフラー】 【コート】 【冬帽子】 【雪だるま】 【日向ぼこ】 【絨毯】 【冬服 】 【冬灯 】 |
職を辞す日も記されたる日記買ふ なまけもの自認し自由日記買う 寒稽古賽の河原の鬼たちと 異形なるもののふの声寒稽古 柚子風呂でけふがその日と知りにけり 冬障子今夜も星が降るようだ 寒稽古賽の河原の鬼たちと せかせかと生まれて溶けて雪合戦 勝は女子と信じて進めラッセル車 町医者のスケートで来る屈斜路湖 お母さんうたたねすると風邪ひくよ 両脇に咳する男や終電車 ど忘れを笑みでごまかすちゃんちゃんこ ぜったいにサンタクロースはパパじゃない 子も親も同じ大きさ息白し 大仏や歩きだすとき息白し 葛根湯飲んで治らぬ江戸やまひ どてら着て一言二言小言かな マフラーを外し上野で粟ぜんざい コート脱ぎモンローウオークの女かな 口の形ジャクリーンに似し冬帽子 雪だるま偶像崇拝かも知れぬ 新橋や広場に百の日向ぼこ 思うまま絨毯空に飛ばしたし 旅人は冬の衣服を脱いだとさ チャルメラの冬ともしゆく演舞場 |
| 《冬》 | 【降誕祭】 【聖誕祭】 【煤払 】 【煤払 】 【神楽 】 |
名古屋には紙幣舞ふなり降誕祭 マリアてふ素敵な娘とクリスマス 煤払ひ少年ほうきをギターにす 煤払ひ口開けはたく財布かな 里神楽一期一会を重ねつつ |
| 《冬》 | 【べったら漬】 【林檎 】 【猪鍋 】 【寄せ鍋】 【焼 芋】 【焼 芋】 【焼 芋】 |
昼の膳べったら漬の指匂ふ 寒玉子こつんと割れし重き音 林檎もぐ我もアダムの子ならば 猪鍋や膝がくずれて乗り出しぬ 寄せ鍋も単身赴任の独りかな 焼芋に縄文土器のぬくさかな ぺけぺけと鳴るティントーイ冬りんご |
| 《冬》 | 【紅葉山】 【落ち葉】 【落ち葉】 【落ち葉】 【落葉 】 【木の葉】 【冬紅葉 】 【葉牡丹 】 【蓮の骨 】 |
じゃんけんは日本の国技紅葉山 考える人に落葉の上野かな 美しく散ることかたし濡れ落葉 風に舞い落ち葉の旅が始まりぬ ごみの日と知ってか落葉しきりなり 忍術や木の葉どこから舞うならん 美術館出て目の休まる冬紅葉 下鴨の葉牡丹の白うち好やわあ 凛とせしまま別れゆく蓮の骨 |
| 《冬》 | 【冬の蠅】 【白 鳥】 【海 鼠】 【 熊 】 【 熊 】 |
冬の蠅言いたい事があるのかい 白鳥や天才少女のサンサーンス 浜辺には群雄割拠の海鼠かな 旅の宿熊の親子はもう寝たか ひとつ穴熊の尻尾も見えてらあ |
| 正月 | 【初 空】 【御 慶】 【年賀状】 【新 年】 【 餅 】 【七草粥】 |
初空やモンゴロイドの少女佇つ 福助のご内儀お多福てふ御慶 燃えさかる瓦礫の下の年賀状 新年を旅に遊びて京の庭 見つめられ餅もぞもぞと網の上 胃腸薬なんぞ飲まずに七草かゆ |