漁業無線局   平成5年
 
 最近の報道、その他資料によると千葉県船橋の中央漁業無線局は2月末日で閉鎖が決定されました。ご存じの通り遠距離通信サ−ビスで遠洋漁業無線基地として大活躍をして来ました。北洋サケマス漁船、南極の捕鯨船団、世界中の海で操業する日本漁船に対して通信を行って来ました。
しかし、各国の経済水域200カイリ内規制による減船やインマルサット海事衛星通信の運用が始まると大型船にこの通信設備が設置されるようになり無線離れとなり、経営が成り立たなくなりました。
 地方無線局もも同様で、水産庁は来年度から地方局の統廃合の検討に入ります。
遠距離無線通信のできる漁船数も最盛期の約60%と減って居ります。
(以上は朝日新聞の資料要約)
交信頻度も確実に減少してることも事実ですが、最近の近海漁業や養殖漁業が盛んになり、季節にもよりますが短波による受信活動は今がいいチャンスかもしりません。
交信回数も少なくなりますと、何れワッチする側も我慢の連続となるでしょう。いつでも、どこでも、だれでも簡単に受信できたUtilityの初歩的な漁業海岸局でしたが、これからは難しくなるかもしりません。しかし、無限に広いお空ですから、目的を持って挑戦することに意義があると思います。
 年をとりますと、じっくりリスニングの醍醐味が満喫できます。漁業海岸局USBは聞いてる限りな主な内容は次の通りです。
1気象情報   2航路水路警報  3漁業市況
4水揚げ状況 5漁船位置通報  6通信文
その他、事故防止情報、公衆電報や漁船員の病気手当とか、機関や通信機の故障手当等々広い範囲に及んでいます。
 
全国に約60局以上の海岸局がありますが、条件が良ければ殆ど受信は可能とおもいますが、根気が必要です。
 
平成5年2月28日で千葉県船橋の中央漁業無線局の廃止に伴う最終のSSB放送を下記要領で受信しました。
FRG−100のREMOT機能を使いスケルチ回路が開いたときにONになり留守中に録音したものです。従って時刻は推定です。
2月28日   16時35分頃   8,800kHz
中央漁業無線局
女性アナ、航路警報のあと
各船宛航路警報をお知らせ致しました。ご利用下さった各船にお知らせ致します。当放送をもって中央漁業無線局のSSBの放送を終了させて頂きます。長い間のご利用、本当に有り難う御座いました。
こちらは中央漁業、各局さようなら

音声による最終のSSB放送クリックして下さい

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