仙台市シルバーセンター
 

    シルバーのパソコン事情  その一
   (500kHzクラブ(注)掲載内容)   今から十数年前のお話 2000年頃

500クラブは ここをクリックして下さい(休会中)


 現在、私は73歳を超し「シルバー人材センター」事務局の補助要員として、月に10日間働いておりました。シルバー人材センターとは、健康で働く意欲があり、概ね60歳以上の男女を対象とし、就業のお世話等々を主目的とした公益法人で、現在ここの場合は会員数、約千数百名おります。

  その中ので「ワープロ・パソコン」の出来る方は「テープお越し」も含め60名程おります。その一員として本題のパソコン事情の内、「パソコン通信」と「インターネット」接続設定についての、四方山話です。

  500クラブ会員諸氏(注)はご存じの通り「ワープロ」と「パソコン」を同格(似たもの)に位置づける事に無理があり、ワープロ的感覚でパソコンに挑戦する事は、所謂文章を作成する道具としてのワープロは便利ですが、厳しい時代感覚を乗り切るためには、ワープロ的感覚を忘れてパソコンに挑戦して頂くのが私の持論です。少し云い過ぎですが、感覚的なことが問題です。

  再三挑戦され挫折した方、パソコンが埃りを被っている方、これから挑戦する方、これからはワープロと比較しないで、自分勝手な操作も、ある段階までは慎み、もう一度パソコンに向かって下さい。体感で覚える事は最高です。
 インターネット時代、IT革新に乗り遅れないようお互い頑張りましょう。

高齢者のパソコン挑戦
 最近ですが、高齢の女性の方が短期間に3級の資格を取り2級に挑戦しております。ワープロの素質のあった方ですが、特定のソフトだけの操作が100%で、ワープロをパソコンワープロに置き換えた程度でしたが、これからは幅広く、ワードから一太郎に移行しデータベースに挑戦するそうです。意欲は大したもんです。
 例えば古い話で恐縮ですがロータスは表計算も含む1−2−3だけと思われている方が多く、管理面で直ぐ使えるアプローチ等々は便利な機能を沢山持っております。常用プログラムの内、特にお奨めは管理工学社の「桐」で日本的データベースは今でも重宝しております。このように目的意識に合致したものを選ぶ事も大切な事と思います。当時三種の神器とは「一太郎」「ロータス」「桐」でした。まだ使ってる方は300万人以上おります。

 
パソコンと苦闘(通信設定)
 もう一人の方、60歳台の女性の方、惚け防止にワープロの内職をしてましたが、納期の関係で仕上がると、旦那の車で夜遅く郵便局にFD3.5を持って郵送、大変なご苦労をして来られたそうです。
 そこで、娘さんが置いていった埃の被ったパソコンと言っても、最近のもので、仕様はWIN95、HDD1GB、RAM16、モデム内蔵の立派な機械です。これを利用して、夜の郵便局行きは止めましょうと、早速作業に入りました。
 最初の難関はインストールされている通信ソフト以外の通信ソフトは受け付けない、アンインストール機能。アウトルックや、エクスプローラは何れもバージョンはV.1〜2程度で、今から見たら操作が面倒で使いにくいのですが、パソコンの能力を考えると、全てのバージョンアップは不可能です。使用してるワープロはこれも古いワードでです。更に長い年月でハードに沢山のDATAがあり満杯の状態です。通信設定以前の問題を多く抱えながらの作業となり、途中基本設定の方法も何遍も変更したりして、大先輩にお伺いした結果漸く決断し、ひとまず設定を終えました。
これに要した時間は延べ約9時間です。
  Windows 95 初期の標準以下
 @Explorer 4.0
 AOutlook 以前のもの
 B Word  以前のもの 
 C通信ソフト富士通 96年版
 上記の通り、最初からインストールし全部入れ替え作業、所要時間約4時間でした。 
 ID:パスワードを探して貰い設定は終わりましたが、通じません

設定の見直し、チェック、本当に困りました。パソコン初心者の情けなさをしみじみ感じました。一つの簡単な手段として、このパソコンを一番最後まで使用してた方、

「東京の娘さん」に早速電話をしました。

 問、「どうも電話回線に問題があるような気がしますが、特殊な回線、又は付加装置でもありますか?」

答、「何もない、一番安い回線・・・・」

 これで判明しました。一番安い何もない回線とは、ダイヤル回線である事、見掛けはプッシュホンやFAXであっても中身はダイヤル電話と同じ。設定した「トーン信号」を今では珍しい「パルス信号」に設定変更しましたら一発で接続しました。

以上慌て者、未熟者の通信設定の顛末記でした。
  当時のアウトルックも初めて使いましたが、使いにくい代物で、懐かしい「WTERM」の方が、慣れで使い易いと感じました。
 その後、NIFTY V.5をインストールし、より使い易い方法を説明し、申し込みをしました。多分、NIFTYから、ID:パスワードも来たと思いますが、益々快適なパソコン通信を楽しまれますよう祈ります。

 
NTT電話領収書・・拝見
 この方もシルバーの一員ですが、前例もあり、領収書を見せて貰う事から出発しました。やっぱりダイヤル回線でした。このように、何でもない簡単な基本的な設定の誤りで接続出来ない事が多々ありますので注意したいものです。見掛けだけでの判断で貴重な時間を浪費する事は勿体ない事です。
 

インターネットと電子メール
 現在は殆どのプロパイダから設定事項の詳細が来ますので問題ありません。又、NIFTYその他でも自動設定のCDが無償で配布されますので楽になりました。私の嫌いなアウトルックも今では本当に使い易くなりました。Explorer V.5も使って見ました。かなりの機能が追加されました。現在はV.6です。
 今までの事を思えば、これから始める方々は苦労ありません。宣伝通り本当に一発接続が常識になりました。後は如何に有効に活用すかは、その方々の手腕と根性、そして持ち前の趣味や業務のなかで生かす事です。

 
シルバーでパソコンのできる方
 特技事項、に「パソコン」と記入している方が多数おりますが、殆どの方は業務用の財務管理・販売管理・給与計算等の特定のソフトに打ち込める方が多いようです。従って2〜3日で業務用のものであれば何でも直ぐ慣れると思いますが、パソコンの管理面、所謂パソコン管理者は、見かけません。更に表計算は曲がりなりにも出来ても、個々の企業で要求するソフトの作成となると殆どおりません。

 例えば、私の拙い経験から・・・・
ある不動産会社ですが「不動産管理」のソフトが約百万円、ハードを入れますと可成りの金額になります。ある一例ですが、マンションの水道料金の請求書が印刷されて発行されます。よくよくみるとワープロで打ったものと解りました。それは良いとして手書き計算をわざわざワープロに打ち直しております。格好を付けるだけのワープロで、事務処理上は不合理な方法です。字の下手な私のような者には良いのですが、手動計算ですから間違いも多くあります。折角、手書き表計算が出来ているのですから、それを生かさなければ能率化・合理化の意味がありません。
 当月の水道メータの指針を入れるだけで、全て自動計算し入居者の詳細な個々の請求書や一覧表が自動的に毎月更新発行される方法。これは水道に限らず、電気・ガス、更に「入居者管理」から「敷金計算」そして物件の場所、部屋図面に至るまで「桐」を使いながらMS−DOSノートパソコンで自作した事がありました。時間と根性があれば問題はないのですが、最大の苦労はトップ(経営者)と管理職の意識改革でした。特に伝票とか内部の財務体制は現状のままで進めたので多少無理はありましが、それ以上に社員が追いついて来ない事でした。「契約書」もデータベース化し一太郎をフルに使いました。残念ですが時間切れで「桐」と「一太郎」の両建ては無理で、「契約書」の一太郎がはみ出てしまいました。一貫性、共通ソフト「桐」で契約書も作成したなら自他共に完璧なソフトであったと思っております。
 このような末端の事務処理機能の改善能率化は小企業からの要望が増えると予想されますが、インターネットに隠されて見えません。
 この様なお手伝いの出来るのも、シルバーの生き甲斐と思っております。

 
シルバーとインターネット
 遊び心、と開く(覗く)心、この気持ちがあればモット好きになるのですが、覗くのはニュース・天気情報・経済情報、位で私は専ら500クラブのホームページ、無線関係とシルバー人材センター関連・自治体単位のあらゆる情報(仕事上もあり)と、その時に必要な事項の閲覧程度に留まっています。特に開いて見なければならないものはありません。但し無料の情報(パソコン・無線)は配信するよう登録してあります。有料は使いません。電話料が気になります。そこで考えたのが、第一歩としてシルバーの楽しめるホームページから出発しようと発想に終わりそうですが?、シルバー専門のホームページです。

 実現はほど遠い空想ですが、少なくともパソコン通信でシルバーとの交流に期待しております。70歳以上になりますと自我意識が強くなり、折角買ったパソコンも遂に物置に入る事になります。この掘り起こしも生き甲斐かと、仲間の増えるのが楽しみです。現在はCATVケーブルの固定料金の使い放題で奮闘中です。

 
パソコンとFAX
 普通の電話FAXはどちらのご家庭にもあり日常生活の必需品になりました。最近は多くの機能を備えたFAXが縦横に活躍しております。私はパソコンから直接送り込む方法の他、パソコン通信からも送っております。書いたり印字したものをFAXにかけて送る事は殆どありません。理由は印字しなくとも良いこと、鮮明であり、モデムの関係でスピードが早く手間が掛かりません。
 ここでお話するのは無線FAXの事です。インターネットの時代に「ひまわり衛星」とか「天気図」を無線で受像するのは遅れてると思いますが、パソコンで受像する事は無線の醍醐味にあります。中国の北京・上海・も受像出来ます。3年程前に詳細な資料DATAは会報で公開されましたが、今でも時間があれば受像を楽しんでおります。
 
無線FAXに興味のある方はここをクリックして下さい。

最後に・・・・・世論調査「最新情報」(新聞)
 新聞に全国世論調査、詳しくは新聞に載ってますが、これから使いたいが、使いたくないを大きく上回たことは、益々インターネット使用者が大幅に増える傾向とありました。シルバーも同様にテンポは遅くとも増加すること確実です。そのためには、シルバーネットの事前準備と態勢の強化を計り、あらゆる機会に体験できる場を作り充実、拡大が必要と思います
 
注)  500kHzクラブ?
 Five Hundred Clubってどんなクラブ?
 Five Hundred Club は、中波500kHzを中心に中波帯のマリンバンドを受信する、 ユーティリティ受信クラブとして1994年8月に発足した受信専門のクラブです。 500kHzということで会の名前が「Five Hundred Club」 と決まりました。会の役員とか難しい決まりはないそうです。
 最近では500kHzでのCWの運用の激減やGMDSSの導入によってマリンバンドの通信状況も変わってきましたので、短波帯のユーティリティ局や一般放送局の受信、そしてハードウェアの方にも領域を拡大して、30名の会員が楽しく運営しています。
 事務局をつとめているのが大先輩の人格者です。中年ぶとりと老眼に悩まされながらも、 受信と半田鏝を振り回しているのが一番好きなそうです。

1年に4回発行したら会費が終了する システムになっています。
入会に際して、難しい条件などはありません。
以上500クラブ、ホームページから引用しました
 
「このクラブのメンバーは日本を代表する方々(執筆)、優秀な技能を持っている方、若い方から私(素人)のような高齢者も含め、意欲的に運営されている全国規模組織で、かなり高度な内容の会報(60ページカラー)が発行されております」
 
 tamaoki1@jcom.home.ne.jp       ご感想を、お寄せ下さい。    

TOP