2008年12月
彦根へ行こうね、の巻 1
 毎年、秋には紅葉を見に出かけていた。

 去年は聖宝寺、その前は永源寺、その前の
前は香嵐渓

 今年は、少し乗り遅れ。

 でも、
彦根城ならぎりぎり間に合うらしい。

 お連れ様に連れて行ってもらう。

 二、三年前の春先、仕事で滋賀へ行った。
 彦根城まで歩いていけるほど近くで会議が
あったのだ。
 
 彦根城では、遠目にも、桜が吹雪いていた。

 
境内で、味噌こんにゃくでも食みながら、
花見ができればなあ・・・・、いっそのこと、会場、
彦根城に変更したらどうでしょう??と発言して
みたりして、、
などと妄想に耽りつつ、会議を
こなしたものである。

 さらにその年の11月、同じ場所で会議があった。
 
 車で赴いたので、道中越える山の紅葉が
大変、美しかった。

 会議さえなければなあ・・・・。

 しかし、あの彦根城についに来た!

 ところが、彦根城に着いてみて、びっくり。

 その昔は47株あったという
「いろは松」(いろはにほへと・・・は47文字ですね)を過ぎ、
重要文化財の「佐和口多聞櫓」(写真左上と左)
を眺めつつ、お堀を越えてしばらく歩いたので、
もうお城だろうと思ったら、車がびゅんびゅん
走る道路越しのまだ遠いところに本丸がちょこっ
と見えるだけなのだ(←写真)。
 先は遠いぞ。さすが、彦根城。
 じらしてくれるわい。

 じらされついでに厩に入ってみる。
 シーズン中は公開するらしい。

 建立は元禄(1688〜1703)の頃だそう。

 「こけら葺きの美しい稜線をもつ屋根と、白壁に簓子(さざらこ)下見板張りの外周との調和が素晴らしく、常時10数頭の馬が藩主の出陣、野掛け、狩様として用意されていました。」

とは、彦根市教育委員会のHPの説明文。

 掃除しやすいようにか、トイレ?(写真左上)みたいなものが、仕切りごとに設えられている。
 
 厩とはいえ、立派な造り。

 しかし、今となっては馬が居るわけでもなく(↑写真の馬はダミー馬)、馬糞のにおいもしなければ、干草の香りもしない。馬のぶるる、という息遣いが聞こえることもない、ただの厩跡だった。 
 

 さて、さらに上る。
 歩くのは嫌いではないが、これがショッピング
センターの階段だったりしたら、むっとする程度に
階段が多い。

 昔の人々は、遠くから籠に殿様を乗っけて歩い
てきて、さらにこんな一段一段傾斜が付いて、滑
りそうな階段を草鞋で上って行ったのだから、敬
服する以外当たらない。
 
 転んで籠を落っことしたりしたら、斬り捨てられ
んだからな。
 現代人で良かった。

 階段の途中、薄茶とお菓子のいただける
聴鐘庵の傍らに、紅葉があった。
 もう、紅が落ちて、黄色くなっちゃって・・・。

 やっぱり、ちょっと遅かったみたい。

 とりあえず、上を目指そう。

 

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