京都
2006.2.12-2.13
懐かし京都
「錦」
 久々に京都へ出かけた。

 写真は錦天満宮。京都の台所「錦市場」のどん突きにある。
 錦市場は、豊臣秀吉天下統一後、御所への食材納入のため、ここに自然と
魚鳥の市場が生まれたことに始まるそう。

 宇治拾遺物語第19話の説は、より興味深い。
 清徳聖が餓鬼や餓えた鳥獣を連れ歩き、糞尿が撒き散らされ、汚らしいのを
人々が「くその小路」と呼んだという。時の帝がこれを聞き、
 「その名前ではあまりにも汚いね。」
とのことで、四条通を挟んで対になる「綾小路」と等しく雅な「錦小路」と名付けたと言う。

 実際は「具足」を売る店が多かったので「具足(ぐそく)小路」と呼ばれていたのだとか。


←錦には目利きの主婦や料理人、
味にうるさいサラリーマンが訪れる。
 おのずから、新鮮な食材が集まるわけだ。
上・右上:市場は細分化されている。
 ただの魚屋でなく、「生がき」屋、
「淡水魚」屋。
 そのほか卵屋、漬物屋、佃煮屋、
駄菓子屋、湯葉屋に豆腐屋・・・。
 昔はどこでもこれでバランスが取れて
いたのだろうなあ、と


右:真っ赤な金時人参。このほか
聖護院かぶら、九条ねぎ、鹿ケ谷
かぼちゃなど、京都の野菜は面白い。
 ぴんぴんの太刀魚、ふっくら鴨肉、
ほこほこ湯気の立つ鰻巻き、色とりどり
の豆など、視覚と嗅覚でお腹いっぱいに
なりそうだった。


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