屋久島    
2000.5.3〜2000.5.7

 1日目  名古屋から鹿児島まで新幹線。G.W.は駅も電車も混みまくり。友人が新幹線を抑えてくれたけど、鹿児島って名古屋からなら飛行機で行くもんとちゃうん???(ちなみに、高速バスも手かな?と思っていたその日、九州から本州に向う長距離バスジャック事件あり。犯人は17歳の少年。)

  2日目 鹿児島発フェリーで屋久島へ。切符売り場営業時間の2時間以上前の6時半から既に人が並んでいました
  鹿児島から屋久島まで、フェリーで4時間弱。チケットは片道3970円。
  風が強くて少し寒い船の上。

  屋久島到着後、港の前のちょっとした公園でお昼ごはん。公園のすぐ前にスーパーがあります。せっかく島に来たので、お刺身を買いました。飛魚や鰹がたくさん並んでいたのが印象的。  


 その日停まったのは、港からバスで40分くらいのところ、屋久町安房にあるコテージ風ホテル。バス停からの道のりが長い長い。
「のりのりの森の小さな美術館ホテル」という、とても変わった名前のホテルです。あるミュージシャンの恋人をたたえて作られたホテルで、ホテルの従業員もそのミュージシャンのファンで素人ばかり。コテージが13戸あり、1日13組しか泊れません。
 ホテルの敷地内にアヒルもウサギもネコも犬も、馬も牛もいます。
 手作りのプールやジャグジーもありました。
 禁煙・禁酒、テレビもなしで、ちょっと変わったホテルでした。


 3日目 
  いざ、今回のたびのターゲット、縄文杉へ。
  なんと、ホテルの宿泊客、全員が縄文杉到達!を予定していました。
  朝の4時半、みんなで同じおべんと持って、ホテルの車で屋久杉ランド前まで。ここからは、乗合バス。バスの中でお握りの朝ご飯。この時気付いたけど、水持ってくるの忘れた・・・。ついでに登山届も忘れた。
 荒川登山口からは、誰もが歩く。やっと空も明るくなってきたけれど、外は寒い。九州ってもっと暖かいのだと思ってた。長袖のフード付きトレーナーの上に春秋用の上着を羽織っていても、体がぶるぶる震える。余りにも寒いので、フードをかぶって、その上にウールの帽子も被って歩いていた。写真→

 道は昔トロッコが走った線路に沿って続く。木が両端から迫るように繁っている。山の上からはちょろちょろと澄んだ水が流れてくる。美しい水だけれど、足元を暗く濡らして、不安にさせる。
 1時間も歩くと、100年近く前には屋久町の子供達が通っていたという小さな小学校跡に到着する。小さな運動場もある。こんな山の中に子供が通っていたというのが信じられない。子供達はトロッコで通っていたという。
 その近くに共同トイレあり。ここを過ぎると、もう「自然のトイレ」しかない。あと縄文杉まで3時間以上歩かないといけないのに・・・。
 
 いつしかトロッコ線路もなくなって、後は木の根っこが作った自然の階段を上るばかり。よく見ていないと躓きやすい。
 ひいひい3時間ほど歩いたところで、
ウィルソン株に出会う。大正3年にアーネスト・ウィルソン氏が見つけた切り株で、1586年に切り倒されたと言われる。今から400年以上も前の人々が、トロッコもないのにどうやって大木を運んだのか。当時の人々のパワーにも驚くけれど、何人かは山から落ちたりして、かなり乱暴な作業だったのではないかと、すこしぞっとする。
 切り株の中は神棚があり、自然の水が流れている。
 生水は危険だと知りながら、余りの喉の乾きに、つい、その透明な水で喉を潤した。
 縄文杉まであと1時間。   

  急ぎ足で歩いていると、前方で大木が道をふさいでいる。ガイド付きのツアーの人々がそこをそろそろと通りすぎるところで、ガイドが「ここで、今まで3人亡くなっています。」と言うのが聞こえた・・・。

    無事に縄文杉に到着できるのか・・・?