
日立オシロの物理破損修理
昔に購入した日立のアナログオシロスコープ、V-1560 (100MHz、2現象)がありました。下の写真はネットで拾った同機種のものです。

写真1.日立オシロスコープ V-1560
それがこの度の引越しで破損してしまいました。ホスファオシロを持っていないとかいうよりも、ともかく操作が単純なので割りと気に入っていたので、捨てるには惜しい気がしてきました。破損箇所はトリガのモードスイッチ、入力/XYモード切り替えスイッチ、外部トリガ端子の3つです。スイッチ2つはツマミ根元からの折損です。

写真2.なくなったスイッチツマミ2個

写真3.なくなったツマミについていた軸部分(下)と軸を抜いたスイッチ(上)

写真4.曲がった外部トリガ入力端子
外部トリガ端子は根元で曲がっていますが、化粧パネルが外せそうにないため、これは当面放置します。
したがって、修理はロータリースイッチ延長シャフトの再生と、ツマミの取り付けになります。
改造手順:
次の写真は下段がロータリースイッチ延長シャフトで、左端はツマミに刺さっておそらく接着されていたローレット部分が欠損しています。中段は延長シャフトの黒色部で乳白色部分が挿入固着されていた部分を切除したものです。黒色部は右端がロータリースイッチの軸のローレットに合う形状となっているので再利用します。切除後も約4mm径の穴が開いているので、そこに4mm径の真鍮棒を挿入して接着剤で固定します。ツマミは適当なものを探してきますが6mm径対応のものが多いので、先の真鍮棒に外径6mm、t=1mmのアルミパイプを被せて接着剤で固定します。また、パネルの穴径が8mm強なので、軸のパネル通過部分用に外径8mm、t=1mmのアルミパイプを嵌めて接着剤で固定します。これらの真鍮棒やアルミパイプが写真の上段になります。

写真5.ロータリースイッチ延長シャフト
なお、修理後は乳白色の部分は不要となります。

再生した延長シャフトで修理したオシロ(側面)
50円のツマミ2個でやや印象の変わった修理後のオシロの正面写真です。

修理したオシロ(正面)
右下端の外部入力端子はまだBNCコネクタを挿すことができませんが、取りあえず普通の操作はできるようになりました。
