豆オシロのプローブコネクタ小改造
2011年12月23日、秋葉原の千石電商でお手軽なオシロ、DSO QUADを入手しました。アナログ2ch、ロジック2chを同時に測定、表示するというものです。お手軽というか、超小型なのが良いと思いました。1chのnanoの方が使い勝手が良いとの評もありますが、オシロは普段から2chは使っており、時々3〜4ch表示させているのでQUADにしました。
DSO QUAD画像1
写真1.DSO QUADとロジックプローブ

まだこれといって使用していませんが、ロジックの方のコネクタを抜くのが大変なので加工しました。
写真1は白い枠のある長方形のカード型のがオシロスコープ本体で、ロジック用プローブ3本などが一緒に写っています。1kΩ1/4W型抵抗の上にあるのが元々のコネクタ、その下が加工中のもの、右側に見える緑色のカバーが掛かっているものが加工後のコネクタです。また、青いのは収縮させる前の熱収縮チューブ、オシロの下敷きになっているのが薄いリン青銅板です。
元々のコネクタは圧着式で75Ωの短いケーブルにつながっており、圧着部周りが黒い熱収縮チューブで保護されています。コネクタをオシロから外すときは、コネクタの金属部を持って引っこ抜くことになりますが、金属部が小さくて大変です。圧着部を引っ張ると熱収縮チューブがズルッと移動しかねず、良くありません。

改造手順:
  1. コネクタの持てる部分を銅板で延長します。自分の場合は手持ちの薄いリン青銅板を切り、丸めながら黒い熱収縮チューブに1周足らず巻きつけました。試していませんが、銅箔テープでは強度不足ではないかと思います。
  2. コネクタの太い部分でケーブル寄りのところに少し太いすずメッキ線を1周弱巻きつけてコネクタと半田付けします。すずメッキ線には3Wの酸化金属皮膜抵抗のリード線を用いました。この出っ張りのおかげで上から被せた熱収縮チューブは引っ張ってもズルッと移動することがありません。
  3. 銅板とコネクタを少し細いすずメッキ線を半田付けすることで繋ぎます。このすずメッキ線には1/4W型抵抗のリード線を用いました。円周の向こう側とこちら側の2ヶ所で繋ぎます。
  4. 熱収縮チューブを被せてヘアドライヤー等で加熱し、ピッチリとさせて完成です。
DSO QUAD画像2
写真2.銅板を巻きつけたコネクタを別アングルから撮影

次はコネクタ改造済みのロジックプローブを挿入したオシロの写真です。オシロ右上がCH(C)、その下がCH(D)、左上が波形出力のコネクタです。熱収縮チューブの長さはまちまちですし、すずメッキ線や半田付けがチューブから浮き出て見えて恰好悪いかもしれませんが、自分にとっては十分です。
DSO QUAD画像3
写真3.コネクタ改造の完了したプローブを取り付けたDSO QUAD

なお、本体を購入するとアナログ入力用(オシロプローブ型)プローブ(1×)が2個、ICクリップのついたプローブが2個付属しています。このオシロはアナログ入力2ch、ロジック入力2ch、波形出力1chを持っていますから、全部の入出力を同時に使う可能性を考えるとICクリップのついたプローブを追加購入しておくと良いと思います。(そうでなくてもプローブの壊れる可能性は考えられますから…。)
自分は改造の際に壊す可能性も考えてICクリップのついたプローブを2個追加購入しました。どうせアナログ入力用プローブも1×ならば、ICクリップの方が便利な場合もあると思います。
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