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群馬の蕎麦・東京の蕎麦・信州の蕎麦屋の『おいしい!』『旨い!』店の暖簾を日々探しまわり,看板に十割・手打ち・新そばの文字を見つけると、思わず期待を持って蕎麦を手繰っています
そば屋の家造りから店主のセンスを感じ、客層から店主の方向性を推し量り、値段から材料の質を判断します
蕎麦愛好家の皆さん、貴方が推薦する隠れた素晴らしいSOBA屋の情報をお待ちしております
 
N島おじさん蕎麦ランキングです
   
隠れ家 見つけました 5月8日(日)
   
アンテナを高くして集中していると有るもんですネ 今日行ってきました 場所は一般道から外れているのでまずわかりませんし店の外に看板は一切在りません 山道の途中とでもいいましょうか 注意深く見ていないと見過ごします 外観は和風の装いで内に入れば ただ者ではない趣です お店は完全予約制で和食を専門にしていますが蕎麦を打たれます 電話で予約したら蕎麦のみでもOKとの事 蕎麦は極細で少し平べったく味・香りが感じられる 汁は甘辛 薬味は本山葵(中)・ワケギ 蕎麦と汁の相性は充分 中の中のレベルにある 内緒にしておきたい店です

軽井沢の蕎麦屋へ行って来ました 5月2日(火)

今日の軽井沢は雨模様 蕎麦屋は二度上峠の濃霧を通り過ぎた北軽井沢の『古瀧庵』 古瀧庵は高い天井から吊るされた和紙のランタンが印象的な広い空間を持つ蕎麦屋さん 「もりそば」をお願いする 蕎麦は水切れの良い細打ちで香り・味はこの時期には感じられない 汁はスッキリ辛口 薬味は本山葵(下)と葱 この蕎麦の細さと汁のバランスでは汁が口の中で勝っている 新蕎麦の時期であれば蕎麦の香りや旨味でバランスを取るのであろう ここにはオープンテラスが併設されていて木々が芽吹けば素晴らしいロケーションで蕎麦を手繰れるだろう
住所:群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原1052−1
TEL:0279−84−2887

4月29日(土)元名店のご近所に そば処おおの

2001年11月16日の開店時から脱サラで一茶庵教室出身との本を出版され、今では女性に人気の店に成りつつあります。『おおの』さんの存在を知った時は『せきざわ』の目と鼻の先に出店とは大胆な方と思いましたが、関澤さんの移転を視野に入れての計画だったのでしょう?暖簾を潜りゆとりの空間を過ぎながら猫走りを渡ると大きな引き戸に行き着く。この引き戸を入ると大野さんの上等なセンスが待ち受ける。落ち着き払った店内は一枚板の椅子席と小上がり席が居心地の良いひと時を与えてくれる。屋内の小物や花の配置、ジャズのBGMと東京の今風である。何時もの事だが『セイロ』(もり蕎麦)を注文。蕎麦は少し荒めに挽かれた細打ちで仄かに蕎麦の香りがする。汁は辛口・薬味は本山葵(下)、葱。イマイチと思う理由は蕎麦と汁の調和に少し不協和音がある、蕎麦に旨味が感じられない事が第一でこの組み合わせの場合汁の味が勝っている。蕎麦の仕入先を再考されれば私にとってもっともっと行き易くなる。それでも680円でのセイロの量は充分で、おかみさんの人柄の良さは少しの滞在でも気持ちよく伝わってくる。初めての方は1回は『おおの』の看板を見過ごすでしょう。グッドラック。4月28日(金)昼に行きました。

4月27日(木)名店・箕郷町『せきざわ』について
今日は長野の小布施に移転された店主、関澤さんについてお話ししたいと思います。群馬県箕郷町に「値段の高い蕎麦屋」が在ると聞き期待を持って初めて行ったのが『せきざわ』が開店した約15年前でした。その時座ったカウンターは左から二つ目で以後私のお気に入りの席となり、関沢さんの所作の一部始終が観て取れました。その当時から関沢さんに余分な力みはなく奥さんの注文を全て把握してメモを見ることもなく蕎麦と向き合っていました。その時私が注文したのは「生粉打ちそば」でその時に初めて蕎麦の香りを実感し、蕎麦自体は「つゆ」をつけずとも味が有ることに感嘆しました。それにも増して「つゆ」は辛口のスッキリした味で私好みのこの上もなく素晴らしい味で、蕎麦との相性は抜群でした。その当時の薬味には「本山葵と葱」とが有ったのですが蕎麦を手繰るのに私は薬味の必要はなく、せいぜいそば湯を飲むときの変化を楽しむ程度で諸般の事情で無くなったは何時だったのか気にも止めませんでした
その日から私は『せきざわ』の虜となり自分のカウンターへ週に一度は出掛けました。『せきざわ』を知れば知る程、凄さが伝わってきました。先ず長野栄村で蕎麦の自家栽培。畑作り・種蒔き・管理・刈り取り・天日干し・脱穀・保存の全てを行っている(これが後の長野移転となる)。箕郷『せきざわ』の移転前は蕎麦の実を一粒々選り分け、駄目な実をはじいていた(今では日本で三台目の機械を購入された)。蕎麦の打ち場は冷房を入れ極力熱を蕎麦粉に移らないよう、尚かつご自分の手の温度を下げ短時間で蕎麦を打つよう心掛けておられました。等々実際、私の知らない事はもっと沢山あったのでしょう。
私は常に「三昧そば」を注文していました。一つの種類を食べ続けると変化が感じられます。「生粉打ちそば」「変わりそば」「田舎そば」と三種類のそばが一つずつ、客のタイミングを計って茹でてくれます。そうです、その時は私だけの料理人となってくれるのです。他のお客さんが何人いようと関係ありませんでした。嬉しい一時です。その客の食べる速度を観察し最も良いタイミングで次を茹でるのです。「生粉打ちそば」は十秒程度で茹で上がりますが関澤さんは、私好みのそばの喉越しを一秒単位で調整してくれたことも有りました。夏場は氷水で、冬場はお湯で蕎麦の締め具合を調整していました。そして「変わりそばの柚子切り」は絶品でした。そばを手繰った後の鼻から抜ける柚子の香り、何とも形容しがたい物がありました。最後が『田舎そば』です。私はかつてご主人に言った事があります『この田舎は熊谷辺りですね、もっと田舎に行きたいですね』と。しかしながら関澤さんは極力蕎麦に触れないをモットーにしていたので犬の遠吼えでした。とても洗練された田舎で、野趣を好む私は唯一つ残念でした。そして絶妙な味を出されていたのが奥さんで、店での気配りは客に安らぎをもたらしてくれました。一人の客にお茶・注文・三昧・片付けと計六回の行き来でとうとう膝を悪くされ小布施では店の造りは床となりました。またご主人は酒がお好きで「群馬泉」「真澄」「女鳥羽の泉」等、蕎麦に合う酒を用意されて随分愉しむ機会を持てました。今後は大晦日に予約を入れることも出来なくなり、蕎麦会席も懐かしく小布施を遠く感じる今日この頃です。関澤さんには今後また登場していただきます。
4月26日(水)発信・蔦屋(つたや)へ行って来ました
4月22日(土)またまた蕎麦を手繰りに蔦屋へ行って来ました。蔦屋のご主人は箕郷『せきざわ』が移転する前の数ヶ月『せきざわ』にて修行された経験の持ち主です。そば粉は勿論、長野県栄村で関沢さんが自家栽培した蕎麦を譲り受け、店主は独自な蕎麦を打っていられます。まだまだ関沢さんの呪縛から脱していませんが、「十割蕎麦」は香り、味申し分なく東京の蕎麦屋に十分太刀打ち出来ます。「つゆ」は私好みの辛口で切れ良くスッキリしている。「薬味」は中レベルの本山葵が付き、葱も吟味されている。
「かけそば」も同じ十割蕎麦が使われているが出汁の取り方が素晴らしく全ての汁を飲み干せる。今後の期待は「田舎蕎麦」の追加と変わり蕎麦の豊富さであり、今のところ蕎麦を締める温度が少し低く過ぎる。
ただ一つだけ残念な事は、店の場所だ。完全に選定を誤った。有名店になるのが早いか?閉店に追い込まれるか?前記を期待。

           
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