2001年夏、北海道バイクツーリング
今回は東北を回って北海道へ渡ります。
8月11日
午前2時すぎに東京を出発です。遠くへ行くときは時間稼ぎで出発はいつも金曜の夜中です。
入間インターから関越自動車道に入りしばしのナイトラン。
早朝ということもあり、月夜野からR17に降り、のんびりと一般道を行くことにします。

本日の目的地は山形と秋田の県境の三崎公園キャンプ場。翌日、鳥海ブルーラインを走るのが目的です。
午前中雨に降られたりしたが、秋田県まではさすがに遠く、途中何度も休憩を挟みながらひたすら走ります。
途中、道の駅で食べたイカ焼きが最高にうまかった。さすが海岸沿いの道の駅。
夕刻、やっと目的地に到着。早速受付を済ませ、テントを張り、温泉と買出しです。

キャンプ場から5キロくらいのところに鳥海温泉「あぽん西浜」があります。
温泉につかり疲れを癒し食材とビールをゲット。
キャンプ場に戻り、ビールを飲みながら食事の用意。
キャンプ場は海岸線の高台にあり芝生のきれいなキャンプ場でした。
前日ほとんど睡眠をとらず夜通し走ってきたのでこの日は疲れてすぐに寝てしまいました。
8月12日
翌朝5時ころ起き、コーヒーブレイク後早速鳥海ブルーラインを山形側からアタック。
さすがにすばらしい景色に感動した。
頂上からは日本海の海岸線がずっと遠くまで見渡せ、すばらしい景色だ。
景色を堪能した後、キャンプ場へ戻り撤収。

荷物をまとめてもう一度ブルーラインを通り秋田へ抜けようという計画だったが残念なことに出発の時間には山は雲の中。
あきらめて海岸線を北上することにする。
秋田に入り男鹿半島をぐるりと回る。やはり高台から見る海岸線の景色はすばらしい。高台のレストハウスで刺身定食を食べる。
青森まではまだ遠いが八森温泉「八森湯っこランド」に入り疲れを癒す。
海岸線を眺めながらの温泉はまたいいものだ。
温泉の後、名水「お殿水」を発見し、ペットボトルに詰める。
下北半島を回ろうと思っていたが、今日は青森から10時のフェリーに乗らなければならない。
時間切れでそのまま青森港へ直行する。
途中、夕日がとてもきれいだった。

余裕のはずだったが青森までは予想していたより遠かった。
無事フェリーに間に合って四時間の船旅。その間短い睡眠を取る。
8月13日
函館に着いたのは朝の2時過ぎ。そこらへんでしばらく仮眠し、明るくなっったところで函館朝市へ行く。
朝早いのに多くの食堂が営業しているのはさすが市場だ。食べるのはもちろん「イカそうめん」と「いくら丼」。
やっぱり函館のイカはうまい。
子供のころ夏休みには函館の親戚の家で過ごし、毎朝イカ売りのおじさんのイカを買って「イカ刺し」を食べていたのでうまいイカはすぐわかる。
最初の店を出た後、次は「かにやさん」へ行く。タラバガニを値切って1パイ3500円。
その場で裁いてもらいながらペロリと平らげる。やっぱりカニも北海道がいいですね。
食べた後は朝6時から営業しているという温泉「谷地頭温泉」に行き、温泉につかりながらしばしの休憩。
「さあこれから北海道を走るぞ」という気持ち。
次の目的地は恵山町「水無海浜温泉」。この温泉は石造りの湯船が段階状に海の中に沈んでゆくというもの。


潮の満ち引きによって海水の入り具合が変わり入れる湯船が違い、湯の温度も違う。
この日は波も穏やかでちょうどいい温度で入浴できた。
入浴後、函館市内にに戻り、昼はラーメンを食べる。北海道は何を食べても旨いですね。
次の目的地は熊石町の平田内温泉「熊の湯」。ここは渓流沿いに岩肌をくりぬいた湯船の露天風呂がある。

夏休みで海も近いので海水浴帰りの家族連れが水着で入っている。湯船も狭いの出るのを待つことにする。
先客に「セロー君」が居り一緒に入る。本日3湯目。風呂は快適だったが、アブが多くゆっくりできなかった。
北海道のアブはでかく、指されたらすごく腫れます。セロー君は刺されてしまいました。
今日は「セロー君」と一緒にキャンプすることになり、キャンプ地を探し近くのキャンプ場に行くが、混雑が激しくあきらめる。
海岸線を北上し、「道の駅てっくいランド大成」の海岸で野宿することに決定。さっそくテントを張り買出しに行く。


2キロほどでスーパーと魚屋を発見。魚屋では「イカ」と「ホタテ」を刺身にしてもらい、ホッケを買う。
早速キャンプ地に戻り、流木を集め焚き火をしながら刺身を食う。これがまた絶品。いうことなしです。
焚き火が程よい於き火になったところで網を出し「ホッケ」を焼く。
夏でホッケの季節ではなかったが、北海道のホッケはうまい。
酒も回り幸せな気分で眠りにつく。
8月14日
今日は日本海側を北上し、稚内方面まで行く予定です。
テントをたたみ「セロー君」と無事を祈りあい別れた後、「賀老の滝」へ向かう。
高さ70mの滝は圧巻。駐車場から山道を20分ほど歩かなくてはならない。
行きは下りでいいが、帰りは昇り道なのでかなり疲れる。途中、蛇が出てきたりして山の中ということを感じる。

滝を見た後は小樽へ向います。目的は「すし屋通り」。ここは何件ものすし屋がしのぎを削るうまいところ。
昼前の早い時間帯だったが、うまいすしを食い大満足。
今日の目的地は小平町「望洋台キャンプ場」。ここはわが町東京の小平市と姉妹都市だ。
キャンプ場は高台のきれいな芝生サイトで夕日がきれいだ。夏休み期間中でファミリーキャンパーでいっぱいだ。
北海道でも「夕日のきれいなキャンプ場」で人気があるらしい。
早速テントを張り、海岸線に下り「ゆったり館」で入浴。海水浴シーズンで込んでいる。
入浴後、買出し。キャンプ場へ戻るり、夕日を見ながらの夕食。ファミリーキャンパーの夜は早い。
皆さん食事後、花火などをし、9時過ぎには静かになってしまった。
隣に横浜の「SRXくん」がキャンプをしていて酒を飲みながら情報交換する。
8月15日
今日は最北の地、宗谷岬へ行く。
R232を「天売・焼尻」「利尻・礼文」を左手に見ながら北上する。巨大な風力発電機が何基も建造されている。
東北も風車が多かったが北海道はいたるところで見ることができる。

北海道の何もない原野にあるのは強い風だけだ。風力発電には最も適している地だ。

昼前に稚内に到着。まずは稚内温泉「童夢」で一休み。海を見ながらの露天風呂は特別いい。
施設は新しくきれいで満足。
入浴後稚内港へ。

稚内港では運良くイベントがあり、防波堤の下にテーブルと炭火が用意されている。
聞けば好きなものを買って自分で焼いて食うという。
早速「ニシンの開」きと「姫ダラ」と「おにぎり」を買い焼いて食う。
ニシンのうまいことうまいこと。最近はなかなかニシンなんて食べられないよね。
昔の北海道はニシンがよく採れ、海がニシンで青くなったそうだ。
日本海側にはいろいろなところにニシン御殿もある。乱獲でいまはほとんど取れない。

北海道の食にはここでも大満足。ニシンが最高でした。ご馳走様。
その後、野寒布岬を回り宗谷岬へ。

宗谷岬でしばし休憩した後、本日のキャンプ地音威子府村、天塩川温泉「リバーサイドパークキャンプ場」へ向かう。昨日のSRX君に聞いた場所だ。きれいでいいところだという。
途中、利尻富士がきれいだった。

このキャンプ場も芝生のきれいなキャンプ場だ。北海道のキャンプ場は広くきれいなところが多い。料金も安い。
もちろん人も少ないので快適キャンプができる。
テントを張り買出しを済ませすぐ隣の「天塩川温泉」に入り今日の疲れを癒す。
温泉から上がり冷えたビールを飲む。この瞬間が最高なのです。
8月16日
本日の目的地は札幌。少し時間に余裕があるのでゆっくり走る。

朱鞠内湖を回り幌加内町へ行く。幌加内は北海道のそばの里。
昔の水田の跡に見渡す限り一面に白いそばの花が咲いている。

道の駅「森と湖の里ほろかない」に立ち寄る。
ここでは道の駅に隣接して「成和温泉」があり、打ち立てのそばが食べられる。
早速温泉に入り、風呂上りに冷たいそばをすする。うまい。
次にR275を南下し、北竜町「ひまわりの里」に立ち寄る。ここは日本一のひまわり畑で、丘一面がひまわりだ。

ひまわりの風景をを堪能しつつ休憩。その後札幌へ。
8月17日
札幌で1泊したら東京へ帰る日だ。昼ころ札幌を出発。
今日は函館まで走り函館で1泊し翌朝フェリーで青森の大間へ渡る予定だ。
函館までは約5時間の旅。途中雨に降られるが無事函館に到着。
時間も6時過ぎていたので函館市内の回転寿司で夕食。北海道は回転寿司も新鮮なネタで驚くほど旨いのです。
今日の宿泊は健康ランド。翌朝のフェリーの時間が早いのでキャンプはパス。
夕食後、ガソリンスタンドのお兄ちゃんに健康ランドの場所を尋ねるとすぐ近くにあるという。
道を教えてもらい直行する。
残念ながら天然温泉ではなっかったが、広い施設で早速風呂に入り館内をブラブラし、映画を見ながらねてしまった。
8月18日
いよいよ今年の北海道もお別れだ。函館から大間へ約2時間の船旅。
フェリー出向のとき、デッキで港や見送りの人をを見ていると旅をしているんだなとつくづく感じる瞬間です。
大間到着後、まずは本州最北端「大間崎」へ向かう。対岸には水無海浜公園のあった恵山が目の前に見える。ここから見ると北海道はずいぶん近いんですね。
ここ大間は言わずと知れたマグロの名産地。津軽海峡では大きなマグロが採れるらしい。

ほかに何もないので次の目的地、奥薬研温泉「かっぱの湯」へ向かう。
ここも山の中の無料の露天風呂。ほんと北海道や東北は露天風呂天国です。

割と広い湯船に無色透明のお湯。石造りの湯船の底にはコケが茂っている。
脱衣場もきれいで手入れが行き届いている。
入浴後、恐山を経由しむつ市へ向かう。
途中、釜臥山展望台へ向かうが、なんと警備上の理由でバイクは進入禁止ということでゲートで追い返される。
車はOKでどうしてバイクはだめなのだと思った。

ここの山頂は自衛隊のレーダー基地があるところ。
バイクも車も変わらないだろうと思ったが、たしかにバイクのほうが機動力に富んでおり、テロの道具としては最高かも?
途中の駐車スペースからの陸奥湾と太平洋の眺めがすばらしかっただけに、頂上からの景色が見られないのは残念。
今度は車で来よう。山を降り、R279むつはまなすラインを延々と走る。
途中昼食をとり向かうは十和田湖。途中霧と寒さのあまり八甲田山の麓の「谷内温泉」に入る。
この日は真夏なのにとても寒い1日でした。
十和田湖をぐるりと回ったところですでに夕刻。
どこかにキャンプの予定だったが帰ってから少し休みたいので十和田湖ICから強行し、徹夜で帰途につくことにする。
東北自動車道でしばらく走るとまだ8時前なのに気温は10度前後。
真夏にこの寒さはないよなあ。と思い震えながらひたすらバイクを走らせる。
10時ころまでがんばって走ったが、とうとう寒さと眠気に耐え切れずSAでラーメンを食べ、外のベンチで寝袋に包まり寝てしまった。
8月19日
翌朝、まだ暗いうちに起きだし、出発するがとにかく寒い。東京の真冬並みの寒さだ。寒さ対策に寝袋を体に巻いてジャケットを着る(もこもこ)。
しばらく走るがそれでも寒い。上はいいけど下から寒さが襲ってくるようだ。夏の装備しかないので考えた挙句、銀マットを切って足に巻きガムテープで止める。
まるでロボットのような動きになったが、これがなかなかいける。とてもあたたかい(感激)。これで何とか走れるぞ。
しかし遠い。いくら走っても先はまだまだ長い。
気を取り直して休憩しながら延々と走り昼過ぎにやっと浦和に到着。お疲れ様でした。家まであと1時間。
ということでどうにか帰り着きました。
事故や大きなトラブルもなく無事今回の旅は終了です。
管理人:ロンリーライダー
メール:hinata@post.email.ne.jp