本沢温泉


長野県、八ヶ岳の麓、通年営業では日本最高所2150m、本沢温泉です。
前回の三条の湯と違い、1時間ほど山登りをしなければ行けませんが、雲上の露天風呂ということでぜひ一度は行きたいところ。

ルートは秩父からR299で上の村経由、県道124ぶどう峠を通り、小海に出ます。
小海から松原湖方面へ向い、そのまま直進し本沢へと向います。


秩父を過ぎ、R299を進むとまずは志賀坂峠。どんどん標高を上げ涼しい空気に包まれます。
今の時期は道端にあじさいがたくさん咲いています。秋には紅葉の名所となるところ。




志賀坂トンネルを抜け、峠を過ぎるとすぐに「さざ波岩」があり、岩壁に恐竜の足跡が化石になっています。




上野村から上野小海線に入り「ぶどう峠で」休憩です。
この日は梅雨の中休みで天気もまずまずで、標高もかなりあり、遠くの山並みが目線の高さでよく見えます。




しばしの休憩後、先を急ぎます。なにしろ1時間の登山が待っています。
小海からR141を左折し、しばらく行くと松原湖右折の標識で右折します。
そのままさらに進むと、本沢左折の案内表示があり、ここを左折し山をどんどん登り標高を上げてゆきます。
遠くには先ほど通ってきたぶどう峠の山並みがきれいに見えます。
しばらく走ると、道はダートとなり、ペースが落ちる。舗装工事が進んでいるようで、そのうち快適な道路になるのでしょう。

そのまま進むと本沢温泉の案内板と駐車場には数台の車が止まっています。
いよいよここからが本沢温泉へのアプローチ。




この先ゲートまでは登りがきつく、道も車1台がやっと通れる荒れた道のため、4WDかバイクでしか進むことができません。
また、ゲート脇の駐車場も数台の駐車スペースしかなく、皆さんここから歩くことになります。
ゲートまで30分もかかり、温泉まで1時間半も歩かなければなりません。
しかし、今日はバイクなのでそのまま進みます。登り坂はそんなにきつくはないのですが、荒れた細い道で、気を使いながらゆっくり進みます。一本道を進むと車両進入禁止のゲートが現れます。車もバイクもここまでで、ここから歩くことになります。
しかし、自転車できている人がけっこう多いのですね。登りはきつそうですが下りは楽そう。



登山道は温泉関係の車両が通行する道で、車1台分の広さがあり、階段や急勾配もないので、ハイキング気分で歩くことができます。
歩き始めてすぐの登りはきついのですが、慣れるに従い自分のペースで歩くことができ、誰でも登ることができる道です。
露天風呂ファンの方はぜひ一度行ってみるのがいいと思います。
途中いのししが出てきたり山深さを感じます。



歩くこと約1時間、硫黄のにおいが漂ってきたら本沢温泉に到着です。



この温泉は内風呂もあり、露天風呂とは泉質も違うようです。




さっそく山小屋で受付を済ませ、入浴料520円を払い露天風呂へ。
風呂は受付よりさらにすこし登ったところにあります。



荒涼とした斜面に湯船があり、硫黄の香りと白濁したお湯とすぐ横を流れる小川が、いかにも秘湯という雰囲気です。
さっそく入ると、湯温もちょうどよく体によさそうです。天気もよく硫黄岳を見ながら入る温泉は格別です。
これで登山客が少ない時期であれば本当に秘湯が味わえるのですが、週末でもあり、貸切というわけには行きませんでした。




入浴後の帰り道はほとんどが下りなので時間も登りより早く駐車場に着くことができました。

帰り道は南牧村から三国峠を通り秩父へ。
夕方の時間帯、峠では鹿やサルが見送ってくれました。
(もう薄暗くなってきているので写真はなし、ひたすら帰り道をを急ぐ。)

今日は峠、ダートの走りと秘湯を十分味わうことができました。

三国峠から中津川を通過すると山の上のほうに新しい道路やトンネルがどんどんできていました。
ダム建設中で現在の道はほとんどが沈んでしまうようです。渓流がなくなってしまうのはさびしいですが、ダム完成後はまたすばらしい景色が広がることでしょう。


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