超個人的・旅コラム⑭
’07.3.18
【パート1:開業!仙台空港アクセス鉄道】
昨日に引き続き、「土日きっぷ」で新幹線の旅2日目である。昨日だけで新幹線の乗車距離が既に500kmを越えており、今日もこれと同等の距離に乗る予定。しかもこれが仕事ではなく完全なプライベートなのだから、贅沢なことこの上ない。
今日のトップバッターは、東京7時56分発<はやて5号>。この<はやて5号>、E2系・E3系の併結であり(なお通常はこの列車は盛岡止まりであり、E3系の方も<はやて>を名乗っている)、どちらの車両にしようか迷ったが、今回はより乗っていない方であるE2系を選択。E2系には8年前に<やまびこ>として同じ東京−仙台間に乗ったことがあるものの、<はやて>としては実は今回初乗車。そういえば前回乗車したときも朝方の便で、大宮を出た後の車窓の記憶が全くなかった。今回こそはと意気込んで、前夜は酒も飲まずしっかり寝たはずだが、小山の手前でやはり眠りに入ってしまい、気がつけば新白河を通過するところ。北関東の車窓は、また今回も見れず終いだった。
9時37分、仙台到着。早速本日のメインイベント・仙台空港アクセス線を目指し、在来線ホームに向かう。仙台空港アクセス線(名取−仙台空港間:7.1km)はちょうど今日が開業日(もちろん、開業に合わせて行ったのだが…)。コンコースにも大々的に開業のPRが展開されていた。仙台空港アクセス線のために新たに整備された3番線ホームには、既に9時53分発の仙台空港行きE721系が入っている。列車は既に平日のラッシュ並みに混み合っており、ホームにはあきらめて次の列車を待つ人も。しかし列車は2両編成。開業フィーバーを乗り切れば、それくらいのボリュームで十分、ということだろうが、せめて確実に混雑が予想された今日くらいは増結しないのだろうか(他の空港アクセス線の列車で4両編成を見かけたので、それが多客対応だったのかもしれない)。
混雑のため扉が閉められず、2分遅れで仙台発車。車内は既にラッシュ並みの混雑。さらに途中駅からも乗り込む人が多く、名取発車時点では積み残しが出るほどのスシ詰め状態。子供も泣き出すほどの状況に、アクセス鉄道の開業でこんなに空港に活況を呈するのか、と思いきや、乗客の半分は次の杜みやのせき駅で下車。大規模なショッピングモール「ダイヤモンドシティ」に直結しており、空港よりもこちらの方が賑わっていたらしい。(確かに空港が開港したわけではないし)。
名取から続いた高架橋から一転、トンネルに。トンネルをくぐると右手に仙台空港の滑走路やエプロンが一望できる。途中駅での乗降でさらに遅れながらも、仙台から約30分(通常ならば約25分)で、仙台空港駅に到着。実は、過去にこの仙台空港アクセス線の建設現場を見学したことがあり、あのとき造っていた高架橋やトンネルが、今こうやって開業を迎えていると思うと、感慨深いものがある。空港駅の改札口から空港の出発ロビーまでは、段差なしの通路約100mで結ばれ、近くて便利だ。(なお、一番近いのは神戸空港であろう。)
仙台空港の中は、駅ほどの混雑模様ではないが、空港見学者で大いに賑わっていた。イベントも開催されており、また羽田や大阪ほど発着が頻繁にあるわけではないが、滑走路を一望できるロビー(展望台はどうやらなかった)は絶えず人垣が絶えなかった。そして店の至るところで売っている楽天イーグルスグッズ。マー君フィーバーにあやかっているだけかもしれないが、地域全体で応援している球団があるのは、うらやましく思う。