超個人的・旅コラム特別編
2014.11.01 東北・北海道ドライブ@


【part-2:心を決めて・・・】

 余韻に浸り続けるわけにもいかず、アプローチ部をたどり、国道7号バイパスまで出てきたところで、すぐにUターン。青森ICから黒石ICまで約25km引き返し、弘前市街にある献血ルームCoCoSAを目指す。かつての弘前献血ルームには行ったことがあったが、4月に移転した模様。つまりオープンしてまだ半年しか経っていない、真新しい装いの献血ルーム。ここまでの到達時間によっては献血ルームの開設時間に間に合わない可能性もあったが、なんとかセーフ。残り数人しか残っていない静かな雰囲気の中、今日最後の献血者となった。

 さて、とりあえず当初の目的は達成できたわけだが、ここまできてすぐに東京に引き返すのももったいない。すでに日が落ちた弘前市内を抜け、黒石ICから三度東北道で青森に戻り、青森港へ向かう。実はここまでの道中でも、本当に行こうかどうか迷っていたが、ここまで来たのだから、と、ようやく踏ん切りがついた。

 フェリーで津軽海峡を渡る。

 市街地からは少し離れた青森港フェリーターミナルで、津軽海峡フェリー<えさん2000>に乗り込み、19時10分、出航。青函トンネルを列車で通ったことは何度もあるが、昭和63年に廃止された青函連絡船に乗ることは一度もなく(青森港に係留されている青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」には乗ったが)、実際に青函航路に乗るのは今回が初めてだ。(と言いながら、実は大間と函館を結ぶフェリーには乗ったことがあるが…)とはいっても、すでに周りは闇の中。海からの景色を望むことは全くかなわない。しかもこの<えさん2000>は、他の就航船と比べて小型かつ貨物輸送中心の船舶であり、レストランや売店など船内で楽しむ施設がほとんどない。(ちなみに青森港の売店も、おみやげはたくさん並んでいたが食事に乏しく、まだ晩御飯を食べていない。)函館港到着までの約4時間、仮眠するしかない。ここまでの運転の疲れもあり、すぐに眠りに落ちたのだが。

 23時00分、函館港に入港。この愛車で北海道に上陸するのは初めて。とは言っても、港町・函館を象徴する倉庫群のほかは、道路標識も本土と同じだし、そんなに違和感があるわけではない。ともあれ、今日は近くのセブンイレブンでサッポロクラシックだけは確保して、予約していたホテルへ急行。先ほどの仮眠の続きを確保することにする。

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