医学は社会科学である


口幅ったい言い方になりますが、私の思想的なバックグラウンドは西洋医学です。かつて左翼運動に参加し、その腐敗に絶望した私を思想的に救ってくれたものは、滝沢克己の著作であり、また欧米の一流医学雑誌に毎号のように掲載される社会医学系の諸論文でした。

左翼的文化人のふわふわした評論に少しも心を動かされることがなくなった私ですが、医学雑誌に掲載される骨太の議論には常に感銘を受けます。それはただ書きとばすだけの評論と、事実と緻密な論理に裏付けられる論文の違いだと思えます。

困ったことにはと言うべきなのか、至極当然にもと言った方がいいのかわかりませんが、こうした左翼的=進歩的文化人が信頼を置かないものの筆頭が、どうも西洋医学のようなのです。

この頁は私が最近読んだ医学文献の中で、社会と医学の関係をあつかったものを紹介し、不当におとしめられている近代医学の実力を認識してもらうことを目的にしています。


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