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日を追うにつれ食品のみではなく、人に対する風評被害が増えていると聞き、
心を痛めている人も多いのではないでしょうか。
福島県から避難されている方々を遠ざけるような差別的言動がある、その根底には
【放射化】という恐怖があるのだと思います。
【放射化】とは、放射線を浴びた物質が放射能を帯びる事です。
簡単に言えば、放射線がたくさん当たった物が
放射線を出す物に変化しちゃった…という感じ。
「福島で被爆した被災者が近くに来ると、私や家族まで被爆しちゃうんじゃないの?」
「放射能が感染するって聞いたから、怖いので近寄らないで欲しい。」
確かに放射化という現象があるのは事実ですが、万が一被爆した人が近くに来ても
近くに居る人までがその影響を受けることはありません。
こちらの資料をお読みください。
医療従事者が、非常に強い放射線に曝露された患者さんの治療に当たる場合、
どのように対処すべきかを聞いているものです。
今日の解説:LD50(半数致死量)を超える放射線被曝後の人体の放射化と救急治療
ものすごく簡単に要約してしまうと、
- 人体が放射化するほどの放射線に曝露されたら即死していると思われる。
- 100グレイ以上の被爆でけいれんを起こすなど中枢神経症状を起こし1日で死亡する。
- そこで100グレイ浴びても生きているという状況と仮定する。
- α線・β線はエネルギーが低く、放射化を起こさない。γ線も無視して良いレベル。
- 放射化を起こすのは中性子線を浴びたとき。エネルギーは低くとも原子核に吸収され、放射性核に変えるから。
- 人体で放射化しやすいのは大量の水分と、髪・骨などのイオウ。
- 放射化した人体から出てくる放射線の中でγ線が一番出やすいので、これで考える。
- その場合に出てくるγ線の量は3×10の12乗。とても強くて危険。
- しかしγ線の半減期はたった7秒。3分で1億分の1の量まで減る。数分まてば治療可能。
人体がここまで強い放射線を浴びたと仮定しても、
たった数分で近づいても問題の無いレベルまで
放射線量が下がるという事がわかります。
今後もしも【放射能 感染】【放射化 うつる】【被爆 感染】
などの検索でこちらに来られた方、
死ぬほどの被爆をした人が近くに居たとしても、
他の人が健康被害を受けることはありません。
そもそも福島県の方が被爆しているのかどうかも不明なのです。
これこそが人間に対する風評被害です。
あなたの近所に福島県から避難してきた方々が引っ越してきたら、暖かく迎えてください。
学校に転校してきたら、ここに書いてある事をお子さんに教えてあげてください。
近所の人が不安がって、心ない言葉を福島の方に向けることがあったら、
その人にも教えてあげてください。
放射能は感染しません!!!
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