仕事が嫌でたまんねぇけど、でもあの人が好きだから、まぁ我慢して働いてる訳でさぁ。
そうすりゃあ、あの人は俺の事を褒めてくれるからねぃ。

めんどぃ

パトロールもつまんねぇ。
テロと戦うのも実はどうでもいい。
マヨ馬鹿でムッツリでストレス塊の土方さんに怒鳴られたってどうも思わないし、なんも感じない。
ミントンばっかの山崎が怒鳴られながら扱き使われても可哀想とも思わない。

でも、あの人は別でぃ。

あの人が笑ってくれれば俺も嬉しい。
あの人が悲しめば俺も悲しい。
あの人が怒れば俺も腹が立つ。

俺にとってあの人が中心だし、唯一の感情を出せる瞬間なんでさぁ。
誰にも理解出来ない俺の心の奥の想い。

「近藤さんがいれば俺はなんにもいらないんでさぁ。」

大昔にそんな事を言った気がしたなぁ。
あの人はなんだか恥ずかしそうに笑って有難うなって言ってたゃ。
んで、デッカイ手で頭を撫でて、やっぱ人の良さそうな笑顔で笑って笑って。

その笑顔が何よりも好きな俺は釣られて笑っちまったぃ。

この人に付いて行こう。
この人の為に剣を振るおう。
他はどうでもいいからこの人だけを見ていきてぇ。

だから仕事もまぁボチボチやって、あの人が困らないよう気を付けながら影でこっそりサボりつつ。
んで、たまに手柄を立てて褒めてもらう。

正直めんどぃけど、その分得るものは大きかったりするんですぜぃ。