| スバル360とは | |
| 1958年3月3日、はじめて人々の前に姿を現したスバル360は、排気量わずか356cc、強制空冷2サイクル、2気筒エンジン、駆動方式は後輪駆動、そして車両重量385kg。 大学卒の初任給が2万円の時代に、41万円の値段でした。 当時通産省が提示した乗用車の普及促進政策(国民車構想)に呼応する形で、富士重工業により開発された、手頃な価格で買える小型で高性能なクルマでした。 随所に創意工夫をこらし、4人乗りで最高速度83km/hを発揮したのです。 そのかわいい姿から「てんとう虫」という愛称が与えられ、登場後12年にわたりモデルチェンジせず、 長く人々に親しまれ続けられたのです。 (参考文献「てんとう虫が走った日」桂木洋二氏著、グランプリ出版) |
| 手元にくるまで | |
| 子どもの頃から一度は乗ってみたいという強い思いがありました。 免許をとるとすぐ中古車屋を探してみたのですが、値段的な問題もあり、とうとう手に入れることができませんでした。 社会人となった頃には、自分の住む町からスバル360は姿を消していたのです。 ところが、2002年オークションで売りに出ているのを偶然見つけ、落札したのが現在の愛車です。 1968年式のグレードはデラックス、ボディ色は赤、ルーフは黒のものです。 |
| 最近の状況 | |
| 最高時速70KM+αでは流れに乗るのが厳しい状況です。 なのでほとんど近所へのお散歩車として使用しています。 いままで最高でも、60km程度の連続走行しかしたことがありません。 毎週末ぐらいしか動かしていませんが、車高が低いこともあり結構スピード感はあります。 エンジンオイル(混合エンジンなので)のおかげ?で煙もくもく、後続の車は迷惑でしょうね。 停車していると、結構話しかけられます。 年配の方が多く、昔乗っていたんだと懐かしそうに語られ、なんだかこちらまで郷愁にかられます。 |
| メンテナンスについて | |
| どうどうと?野ざらし状態です。 せめてブルーシートでも掛けようかと悩んでいますが・・・ おかげで、ボディの塗装はやり直さないと人様にみせられる状態ではなくなりました。 下回りのサビも怖いです。 車検は、近所の整備工場では部品が手に入らないとのことで断られました。 なので、これまで二回は、東京・清瀬にある某有名旧車ショップにて対応してもらいました。 値段は普通?の軽と、かわらないみたいです。 これからがんばって自分でできるよう勉強したいと思っています。 税金は、8ナンバーなので税金は普通の軽よりちょっと高いです。 手にいれてから自分でやったことといえば、バッテリーの交換(もともとバッテリーはあがっていた)、ボディのサビおとし・パテ埋め程度です。 機関は、手元に来たときから調子が良く快調に走っています。 あとは、エンジンオイルの追加(スズキのCCISを使っています)ぐらいです。 フルレストアとか欲を言えばきりが無いので、走って・曲がって・止まるという基本機能に注意してメンテナンスしていきたいと思っています。 |
| 部品について | |
| 古い車の最大の悩みは、交換部品が入手できないということです。 部品取り車を持っているとか、クラブの仲間で相互交換したり、作ったり?別の車のもので代用したり、みなさん自衛努力をされているみたいです。 インターネットで検索すると、横浜や滋賀の某ショップではオリジナル部品の製作や中古部品販売もやっているみたいです。 某局の番組でも取り上げられたこともあってか、オークションで部品が出品されているのも見かけます。 私もFRP製のルーフ(きれいな塗装でした)・ゴム付を安く手に入れました。 後部ウィンドを交換する際に、入手したルーフに付け替えました。 純正のタイヤは、今は製造されていない4.80−10サイズのバイアスタイアです。 今で言うと135/80R10相当なのですが、電気自動車用のラジアルタイアがジャストサイズです。 昨年の車検時に交換しましたが、バイアスの弱々しい感じを損ねることなく?いい感じです。 また、ホイールはあわせホイールなので、チューブが必要です。 やはりインターネットに書いてあった情報ですが、部品の型番がわかればメーカーに在庫がある場合もあったりするそうです。 (ただそのためには、パーツ表がないとだめですね) |
| 特徴 | |
| 年式(形式)によって、それぞれ違ったりしますので所有車の感想のみです。 衝撃緩手装置はトーションバー(ねじり棒)を使用しています。 プロジェクトXをごらんになった方は記憶にあるかと思いますが、簡単に言うと鉄の棒を少しねじった 状態でセットし、元に戻ろうとする力をバネとして利用したものだそうです。 これとコイルスプリングの併用で、なんと四輪独立懸架となっているそうです。すごい! ハンドル周りのレバーは向かって左にひとつあるだけです。 主な役目は方向指示機ですが、なんとハンドル中心部に向けて押すと、クラクションが鳴ります。 逆に、ハンドル中央部を押してもクラクションは鳴らないです。 ぷっ、といったような、自転車にも負けるなんだか間抜けな音がします。 ライトのスイッチとワイパーのスイッチは、ダッシュボードにあります。 ウィンドウオッシャーは、あります。 明すればよいか難しいですが、ダッシュボードにゴム製の??がついていまして、 これを握ると、その圧力で液がでる仕掛けみたいです。 ハザードランプはオプションで、所有車にはついてません。 インパネは、スイッチ2つ、スピードメーターと灰皿、ラジオがあるだけのシンプルなつくりです。 エアコンなんてついてませんでしたので、暑さ対策としてボンネット上に空気取込窓(ベンチレータ)があります。 ダッシュボード下から手を伸ばして、この窓を押し上げるグリップを押すと窓が開く仕組みです。 この窓のゴムの劣化が原因で雨漏りするため、パテで埋めているという人もよく聞きますが、 私はなにも対策してません。 したがって、雨上がりはダッシュボード下の物置がいつも濡れています。 屋根は軽量化のため、当時としては珍しくまた値段も高かったFRP製でとても軽いです。 グラスファイバーの特性を生かして、ラジオのアンテナ代わりにもなっています。 ついでに言うと、リアウィンドはアクリル製です。 日差しの強いところに置いておくと、熱により透明度は薄れ、ボコッとへこみます。 (購入当時はまさにその状態でした) シートベルトはついていませんが、やはり安全確保のためどこからか手に入れたいと考えてます。 (年式的にはなくてもお咎めはないと聞きましたが・・・オプションであったみたい) |
トップページへ