鬼ノ城 


所 在 地 岡山県総社市奥坂

築  城 7世紀ころ吉備高原南端にある標高397メートルの鬼城山に築かれた古代の山城跡です。桃太郎説話などの舞台として古くから親しまれてきた鬼ノ城(きのじょう)ですが、「日本書紀」などには一切登場せず、築かれた時期についても様々な説があり、未だに多くの謎に包まれた古代山城の遺跡です。

 大化の改新を進めた天智天皇の治世(670年)、朝鮮半島の白村江で行われた戦いで大敗しました。このため時の政権は唐・新羅の連合軍の侵攻に備えて西日本の各地に山城を築きましたが、その中の一つとも推測されています。

 すり鉢を伏せたような鬼城山の周囲2.8キロに渡って土塁や一部石垣などにより補強された城壁が築かれており、東西南北4ヵ所に通用門、6ヶ所に排水用の水門があったことが発掘により確認されています。

 伝説ではこの城に鬼(温羅=うら)がこもり、周囲の住民に被害をもたらしたので、吉備津彦という英雄が朝廷から派遣され鬼を退治したといいます。吉備津神社など、鬼にまつわる歴史スポットが周辺に点在しています。

 古代の山城を目の前にするような壮大な城壁に西門(写真)と角楼が復元されており、南門跡では発掘された門柱群がそのまま展示されていました。

  詳細な解説とその他いろいろな写真は近日中に掲載します。

写真は2013年12月8日撮影。
2014年1月11日記す。