
楽しみ その1
まずは探す楽しみ、「探石(たんせき)」です。河原、渓谷、海岸など、石がごろごろしている所に宝物があります。どんな石が水石として価値があるのか知っておくと、思わぬ掘り出し物に出会えますよ。何万円、何十万円などの値打ちがある石が眠っているかもしれません。
次の、楽しみ その2、その3はさておいて、ぜひ「探石」を楽しんでください。ストレス解消、健康増進の効果もありますよ。
楽しみ その2
次は石をきれいにする楽しみです。見つけた石をよく掃除すると、ただの石が見違えるように立派になります。掃除といっても、つるつるに磨くのではなく、石に付いてる汚れをじっくり落として、その石が持っている本当の姿を出してあげる作業です。時間をかけて掃除をしているうちに予想もしなかった素晴らしい石に変身してきます。
楽しみ その3
最後は飾る楽しみ・眺める楽しみです。石の良さを最もよく表現できる飾り方を考えて、掃除の終わった石を飾ります。また、飾られた石を眺めて、その石がかもし出す自然の情景を楽しみます。
昔から、多くの人はこの楽しみだけで十分に「水石」を楽しんでいたようですが、やはり自分で探した石を掃除して、それを飾って他の多くの人に見ていただくというのが最高の楽しみ方です。
楽しみ オプション
平成に入ってから水石を始めた方にはちょっとぴんと来ないものがありますが、石に名前をつける楽しみもあります。
いわゆる「銘」です。
「銘」で有名なのは(と言うより石そのものが有名なのですが)、西本願寺の寺宝「末の松山」、徳川美術館蔵・後醍醐天皇の愛石「夢の浮橋」で、いずれも山水景状石です。
近年は、姿石や紋様石には「銘」が付いた物が多く見かけられますが、自採(展示者が自分で採石した石)と思われる岩潟石などにはほとんど「銘」が付いていないようです。