河原や渓谷で見つけた石は、すぐには飾ることができません。

自分でながめるにしても、人に鑑賞してもらうにしても、飾る前に石に付いている汚れをよく落とすことが必要です。

水石は古い感じのものが飾って見栄えがします。侘びさびの世界なので古さが重要です。
きれいになった石はすぐには飾らず養石(ようせき)する必要があります。(下記参照)

(長期間の養石(ようせき)を行わずに、「古さ」をおびさせるテクニックが昔から生み出されていますが、せっかちな人は今でもいろいろと試しているようです)

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石に付いている汚れの取り方(一般的な方法)

まず、タワシや歯ブラシなどを使って水洗いし、泥やミズゴケなどの汚れを落とす。
次に、よく乾かしてからワイアブラシを使って、水洗いで落ちなかった汚れや、石表面のもろい部分をこすり落とす。
もう一度タワシや歯ブラシなどを使って水洗いする。

山水景情石のように、飾ったときに風景を楽しむ石は、サンドペーパーなどでピカピカに磨いてはなりません。石の表面(肌)は自然のままにしておきます。


養石の方法

汚れを落とした石を、できれば砂を敷いた水盤の上に置き、屋外のよく日の当たる場所に長期間放置します。
当然雨ざらしにするわけですが、熱心な人は朝晩水を掛けるようです。
これは水石の表面を風化させて、「古さ」をおびさせる処理です。



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