みれゐの創作文芸の部屋

私の近頃の短歌 6

このページには2006年5月末からの作品を百首載せています。下に進むほど新しい作品になります。
ごゆっくりお寛ぎ下さい。

三面鏡 百首

    
    (1) 三面鏡に連なる私の顔、顔、顔 「孤独が好き!」と皆(みんな)呟き・・・     

    (2) レモンでもかじってみればそんなこと 案外忘れて笑ひ出すかも・・     

    (3) ブランコはやっぱり乗らずに折角の静寂だから素通りしてゆく      2005.5.28

    (4) 坂道を登って下って、また登る。頂上の蒼き空のみ目差して

    (5) 日蔭無きなだらかな真昼の坂下る 風と語らひ風と戯れ・・

    (6) 「白薔薇も清楚でとても綺麗です」って?
                     それでは月並み、ポエムにゃなれぬ

                                                  2005.5.31 
    
    (7) 愛なのか?恋か?愛か?と悩む中、何だ!その人何処かへ消えた・・
                                                  2006.6.10
    
    (8) 夕暮れの広場で遊ぶ子供達 風といっしょに鬼を追い駆け

                                                  2006.6.7

    (9)  薔薇、薔薇と薔薇いっぱいのバラ園に人はまばらで夏風そよぐ

    (10) バラ園の薔薇に雑じった紅薔薇は退屈そうに空など見上げ・・

                                                  2006.6.8

    (11) 街路樹の緑の葉っぱに手を触れて 今在ることをただ感謝する

                                                  2006.6.10

    (12) 野に白き花群れ咲きて 水無月の風吹くたびに優しさ揺れる

                                                  2006.6.10

    (13) オレンジ色のまん丸お月様笑ってる あの子に逢えずに泣いてゐるのに・・

                                                  2006.6.12

    (14) 月は何処(どこ)?月は何処(いずこ)?と探せども 月無く 仄かな街灯一つ

                                                  2006.6.13

    (15) 山法師の白き花揺れ彼方には高層ビル見ゆ 梅雨晴れの朝

                                                  2006.6.14

    (16) 窓辺には緑滴り 化粧水お顔にピタピタ 水無月の朝

                                                  2006.6.16

    (17) 籠の鳥 蔓バラ 出来れば金色の三日月も欲しい 欲張りだけど・・・

    (18) ショパンなど流せばたちまちシンデレラ お茶碗拭き拭き 日暮れのキッチン

    (19) 所在無く一人ぼっちでいるのなら・・お喋りしましょう!アタシも一人・・
                              
                                                  2006.6.17

    (20)≪夾竹桃 紅く咲く候 ご自愛のほどを・・≫とメールを送るか?止そうか?

                                                  2006.6.20

    (21)広場にてシャボン玉吹く男の子 夢を貰えて サンキュウ!グッドバイ!

                                                  2006.6.23

    (22)シンデレラみたいな自分と思ふのは貴女がさうなら私とてさう・・・

    (23)目を閉じて黙って風に吹かれてる 若き頃なら それも又良い・・・

                                                  2006.6.25

    (24)いつ来ても賑わふ街の夕景色 彩り添える若葉の緑

                                                  2006.6.26

    (25)とんがり橋を夏の夕風 自転車の少年達に続いて渡る

                                                   2005.6.27

    
    (26)曇り日の夕闇迫る道の辺の梔子の花の白さ目に沁む

                                                  2006.6.30

    (27) 紅の夾竹桃の花盛り 鶯「ホケキョ!」と幾たびも鳴き

                                                  2006.7.2

    (28)雨の日もやっぱり素敵!まだ若き楓の葉っぱが跳ねて踊って・・

                                                  2006.7.2

    (29) 山鳩のしきりに鳴きて 文月の12日の朝 静かに明けゆく

    (30) 風無くて どんより曇った空の下 鶯鳴いて どんな日になる・・

                                                  2006.7.12

    (31) 風が好き 空好き雲好き 海も好き 昔少女で今はオバサン・・

                                                  2007.7.13
    
    (32) 長雨の合間を縫って ひらひらと 飛びゆく黄蝶 夢幻の如し 

                                                  2007.7.22

    (33) 青空の戻った夏の真昼時 虹色に輝く 蜥蜴過ぎりぬ

                                                  2007.7.27

    (34) 木蔭にて涼しき風に吹かれつゝ初蝉を聞く盛夏となりぬ

    (35) むくむくと積乱雲の湧き上がる頂上目差して登るしかない

                                                  2006.7.28

    (36) レモンスカッシュ飲んで眺めて他愛なきお喋り続く日曜の午後

    (37) 半円のレモンのやうな朧月 今夜の私も何故か泣いてる

                                                  2006.8.1

    (38) ひたひたと夜道を急ぐ影法師左弦の月に照らされ追ひゆく

                                                  2006.8.3

    (39) 炎天をクチナ這ひおり 同じ今生きる貴方と私だもの・・・

    (40) 今は亡き母にそっくりの立ち姿声を掛けたき衝動抑える

                                                  2006.8.5

    (41) 音立てゝ流るゝ夏の夜の河 月星も無き橋渡りゆく          

                                                  2006.8.6

    (42)  ぎらぎらと夏の太陽浴びて咲く向日葵の君見上げて挨拶
  
                                                  2006.8.10

    (43) ミンミンと蝉喧しき傍をトラック走り嗚呼!熱き夏!

   (44) 目の前に聳ゆるクレーン車 どうしゃうも無き私を吊り下げ捨てて!

                                                  2006.8.12

   (45)  ミンミンと蝉鳴く真昼 ひりひりと喉の炎症、頭痛、夏風邪?

                                                  2006.8.14


   (46) 逃げ水は追へば追ふほど逃げてゆく まるで遠き日の片思ひの恋・・・

                                                  2006.8.15

   (47) 電柱に止まった蝉をデジカメで写さんとして逃げられドジね!!


   (48) 悪戯小僧に捕まえられた蝉達は玩具にされて可哀想です・・・

                                                  2006.8.16

  (49) 通り雨激しき音立て過ぎゆきて再び聴こえる蝉時雨かな

                              2006.8.19

  (50) 暑くってやり切れないので カキ氷食べてその儘解散となる

  (51) 「もう私、疲れたのよ!」なんて言いながら大きなスイカをかじって笑ふ

                                                  2006.8.21

  (52) 黒アゲハ漂ひ来たる青空と緑の葉っぱの窓の真ん中

                                                  2006.8.24

  (53) 青空に紅燃ゆる百日紅夏の終わりの彩りとなる

                                                  2006.8.25

  (54) 夕映えをまともになんか見られない だから、目を閉じその言葉聞く

                                                  2006.9.1

  (55) ユミちゃんとの国語も今日でお終いね!夕茜雲滲んで見える・・

                                                  2006.9.2

  (56) ツクツクボウシ夏の終わりの夕まぐれ 声限り鳴き命切なし

                                                  2006.9.4

  (57) 黒猫がこっちを見ながら佇ち止まる青空涼しき道の真ん中

                                                  2006.9.4

  (58) 煌々と白き半月浮かぶ夜 追ひ掛けたくなる面影一つ

                                                  2006.9.5

  (59) ツクツクボウシと鳴く声今なお聞こえ来る 過ぎゆきし夏懐かしむごと・・
                              
                                                  2006.9.8

  (60) 長月の雨止む真昼鳩鳴きて用事もせずに空ぼぅ・・と見る

                                                  2006.6.12

  (61) 優しさを分かち合ひたき秋の雨 猫のゴローをそっと抱き寄せ・・

                                                  2006.9.13

  (62) 赤信号で停まった四つ辻秋の風 花のコーラスコスモス音楽隊

                                                  2006.9.14

  (63) 焦げた鍋ゴシゴシこするこんな母、主婦でごめんよ!my cat ゴロー!

                                                  2006.9.15

  (64) 「遊びましょ!」って誘ひ合ってた遠き日の幼き笑顔浮かぶ秋空


  (65) チクタクと刻み続ける壁時計 何を求める旅の心か・・

                                                  2006.9.17

  (66) 野分立ち草靡く朝 白き椅子に座れる女(ひと)の髪も靡きて・・

                                                  2006.9.19

  (67) 小さな蛾を助けてあげた・・アリ達には悪いけれども見ていられずに・・

                                                  2006.9.20

  (68) イエスタディってこの曲済めば明日のこと考えるわ・・と真昼のうたた寝

  (69) その写真少女の頃のわたしです。未来の自分をそっと覗いて・・

  (70) 指し示す人差し指の爪の先、君とわたしの腰掛ける雲

                                                  2006.9.21

  (71)すいすいと赤とんぼ飛ぶ組体操ピラミッドの頂上の青き空間

                                                  2006.9.23

  (72)曼珠沙華の朱色の点在モノクロの写真のような夕闇の中

                                                  2006.9.25

  (73)再びは逢ふこともなき君なればそっと見送る萩の花かげ

                                                  2006.9.27

  (74) 君がため萩の一枝折り取りて鳩に変って空へと翔び発つ

                                                  2006.9.28

  (75)偶然は即ち必然?それならば野うさぎに出遭った昨日のことも?

  (76)原っぱの青く小さき花々と夜空にきらめく星屑似てゐる

  (77)もしかして星は優しさの落し物?だから夜空ってあんなにきれい・・


                                                 2006.9.30

  (78)裁判官みたいな顔した猫のゴローの見ている前で喧嘩は止めよう

  (79)街灯を月に、毎日お祭りに錯覚するなんて人間失格!

  (80)誰も居ない公園にブランコ揺れてゐる 映画ならきっと此処から始まる

                                                 2006.10.3

  (81)仲秋の名月やっと見つけたわ!屋根と屋根との入り組む隙間に

  (82)仲秋の名月頭上に輝きて雲脚早く犬の遠吠え

                                                 2006.10.6

  (83)限りなく小さき虫飛ぶ木蔭過ぎ鰯雲の夕空夕焼け

  (84)夕焼けとよく似たピンクのシャツを着て白き子犬と広場を横切る

                                                 2006.10.9

  (85)クロッカスの花白く咲く雨の道 電波乱れて会話も途切れる。。

                                                 2006.10.11

  (86)真っ黒なサングラスかけて顔なんか隠してハンサムよけいに目立つ

                                                 2006.10.12

  (87)さらさらと小さな木の葉の渦を巻く十字路に立ちさて、どちらゆく?

                                                 2006.10.13


                                 










 










                                                                                                       



                                                  
 


                                                  











                                                      

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